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木野雅之&平沢匡朗デュオコンサート

「木野雅之(Vn)&平沢匡朗(Pf)デュオコンサート」でチェンバーオーケストラMASAが共演、私はビオラを弾いた。
今年はメンデルスゾーンの生誕200周年にあたる年なので「メンデルスゾーンの夕」と題し、メンデルスゾーンの曲だけのプログラムだった。

◎演奏会ちらし。曲目は
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ヘ短調 作品4
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ヘ長調
無言歌「五月のそよ風」(F.クライスラー編曲) 作品62の1
ヴァイオリン、ピアノとオーケストラのための協奏曲 ニ短調
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◎会場の王子ホール。
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◎ホールは、王子製紙の高層ビルの中にあり、とても上品な雰囲気。楽屋はホテルの一室のよう。
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◎前半のソナタは、客席から聴いた。メンデルスゾーン14歳のときに書かれたソナタと、29歳円熟期のソナタ。どちらもほとんど演奏される機会がない曲だが、生き生きと軽やかに駆け巡る疾走感やのびやかなメロディーなど、まさにメンデルスゾーンの音楽だ。
木野雅之さんのヴァイオリンは、つややかですがすがしい音色、心を洗われるような演奏だった。
使用楽器は恩師ルッジェーロ・リッチから譲り受けた1776年製のロレンツォ・ストリオーニで、元はシゲッティが弾いていた楽器だそうだ。
後半の協奏曲も14歳のときの作品。ピアノトリオやヴァイオリン協奏曲などを思い出させるようなモチーフが随所に出てきた。
素晴らしいソリストと共演できて、幸せな時間だった。
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◎ロビーに並べられていたお二人のCDの中から、今日演奏したソナタが収められているCDを買って、サインをしていただいた。
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by pataponm | 2009-07-10 10:20 | 音楽  

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