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今日のタビィ <いい子ちゃんとこまったちゃん>

本人は自由気ままに振舞っているのかも知れないが、タビィのすることは人間にとって、「いい子ちゃん」のときと「こまったちゃん」のときがある。

◎いい子ちゃんのタビィ
オモチャで遊ぶときはキバをむき、爪を立てて猛獣のようになるタビィだが、相手が人間だと爪を出さずに襲って来る。お尻ふりふり狙いを定めて飛び掛り、後足で立ち上がって往復猫パンチ! ・・・、でも爪のない手で木魚みたいに「ぽくぽく」とたたくのだ。気持ちいい。「タビィ、ぽくぽくやって」と追い回したくなる。

食卓の椅子の背は縦の柵しかないので登りにくい。登ると降りにくい。食卓の上に降りてしまえばどんなにか楽だろうに、食卓にはけして降りない。いつも「だめ」と言われているから分かっているのだ。不安定にぐらぐらしながら逆さまになって床まで滑り降り、ときどきどでん、と落下する。

自分の名前が分かるようになって来たのか、姿が見えないときに「タビィ、タビィ」と呼ぶと「ミャー」と隅っこから出て来る。
抱っこして目をじっと見て優しく「タビィ」と呼ぶと、安心したように瞳孔が一瞬開く。ゆっくりまばたきすることもある。

◎こまったちゃん
人の手にはぽくぽく木魚たたきをしてくれるタビィだが、足にはときどき本気でかみつくことがある。足は人じゃないのか。

テレビやエアコンのリモコンの上を歩き、スイッチを入れてしまう。枕元の電灯のリモコンを押して、まだ寝ていたいのにパッと明かりをつけてしまう。扇風機を回したり止めたりする。
人がいるときならいいが、留守番しているときにやられると困る。
前飼っていたネオは、電話の上を歩いて短縮ダイヤルを押し、友人に無言電話を掛けてしまった。買い物から帰って来たら、オンフックの電話から「もしもし・・・もしもし・・・イヤだわ」という聞き覚えのある声。あわててプツッと切った。翌日会ったら「昨日、変な電話が3回も掛かって来たの。怖かった。」と話していた。私が留守の間にネオは3回も掛けてしまったらしい。「いやねぇ。」と、私は知らないふりをした・・・。

タビィの行動は、横に広がると同時に、上へ上へと広がっている。ボランティアさんが「今に、カーテンよじのぼってカーテンレール歩いたりエアコンの上歩いたり、何でもするようになりますよ」とおっしゃっていた。今のところは丸テーブルの上のリモコンを押す程度で済んでいるが・・・。

◎「ねむいよ~。お姫様だっこして寝たい~。」
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◎「う~ん、いい気持ち。」ちょっと流し目・・・?
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ぱたぱた部屋中を駆け回って夢中で遊んでいたかと思うと、ひざに来てふわん、と寝てしまう。これを1日に何度も繰り返す。ぜんまい仕掛けの玩具みたい。

by pataponm | 2009-08-10 17:21 | ペット  

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