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ホテルオークラ風フレンチトースト

雑誌に「ホテルオークラ風フレンチトースト」というのが載っていたので作ってみた。

①4枚切り(暑さ3㎝)の食パン2枚の耳を切り落として半分に切り、ジッパー付き保存袋に並べ入れる。
②卵液(卵2個、牛乳1カップ、砂糖大サジ2を混ぜたもの)を袋に注ぎ入れる。
③冷蔵庫に2時間以上置く。途中1回、袋ごと上下を返す。
④フライパンに油を薄くひいてパンを並べ入れ、ふたを少しずらしてかけ、ごく弱火で7~8分焼く。焼き色がついたら返して7~8分。
⑤皿に盛り、バターをのせメープルシロップをかけて食べる。

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ホテルオークラのフレンチトーストは、ホテル内のレストラン「オーキッドルーム」で食べられる。朝食とティータイムのみ、限定20食、要予約。2ピース(上の写真と同じ分量)1785円。

ホテルオークラ「風」も、充分おいしかった。時間をかけて卵液にじっくりひたすので外はカリッ、中はふわっ、厚みがあるのも高級感がある。
しかし、これが1785円か。何が違うんだろう。きっと何かが違うのだろう。

ホテルのフレンチトーストは、サンドイッチ用に作った自家製パンを使い、まる1日卵液にひたすそうだ。それを低温のオープンでふっくらと焼き上げる。
食パンに卵液をひたす時間は、2時間でも24時間でも結果に違いはないように思える。
でもきっと、何かが違うんだ。それを確かめるために1785円を払う勇気はないけれど・・・。

◎「フレンチトーストって、なぜにフレンチ?」というコメントをいただいて、私の母は「ジャーマントースト」と呼んでいたことを思い出した。だから私も長い間これをジャーマントーストだと思っていたのだが、大人になって世の中ではフレンチトーストと呼ばれていることを知って訂正した。
ネットを調べたら、何万ものレシピが載っている cook pad を見ても「ジャーマントースト」の検索結果はゼロ。母はなぜにジャーマンと?
さらに調べると誰かのブログに「うちの母はフレンチトーストのことをジャーマントーストというズレた人です」という記述があった。
別のサイトには、昔アメリカではジャーマントーストと呼ばれていたのだが、第二次世界大戦の際に敵国となるドイツの名前が付いた料理を嫌い、フレンチの名前に変えたらしいと書かれていた。
戦前に料理を覚える年頃だった母の世代はジャーマントーストと呼んでいたのだろうか。
しかし・・・、「なぜにジャーマン?」

by pataponm | 2010-08-21 11:04 | 料理  

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