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もしかして値打ちもの?

何年か前に、夫の実家の納屋から見つけ出して持ち帰ったガラスの器がある。戦前、菓子屋をやっていたことがあり、そのときに使っていたものだろうということだった。

少し前にテレビで骨董品に関する番組を見ていたらこの器が出て来て、なんだか珍重されているらしかった。
「氷コップ」といって、外国から氷水やアイスクリームなどの食文化が入ってきた明治中期から戦前にかけて製造されたものらしい。戦後はほとんど製造されることはなくなり、駄菓子屋などでも使われる雑器だったにも拘わらず今では貴重な骨董品として扱われているようだ。氷コップ専門の研究書や氷コップに魅せられたという人のブログまであった。

◎実家から持って来た氷コップ。赤いふちに白っぽいぼかしの入ったこの器と全く同じものがヤフオクであと4日を残して1万円の入札価格になっていた・・・!?
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◎上は椀型、これはなつめ型と分類されるらしい。
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上のデザインのものが2~3個ずつあるのだが、どれもいびつで形がそろっていない。
ヤフオクに出ているものを見ると、下は4000円から上は10万円まで(!)千差万別。
これがどれだけの骨董的価値のあるものかは不明だが、大正ロマンを感じながらデザートのゼリーやアイスクリームを食べるのに使っている。

by pataponm | 2012-01-18 10:42 | 羊毛ドッグ・クラフト  

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