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はないちもんめ は、重さの単位

軽井沢から戻って翌日は私の実家へ。
兄の愛犬ボンが熱中症で足が立たなくなったので兄は来れず、S子さんが一人で島根から夜行バスで来た。
独立して各地に散っている子どもたちも、それぞれに来る。
我が家は子供たちは仕事で来れず、私と夫だけ。それでも賑やかな集いになり、父は久しぶりにたくさんの家族に囲まれて嬉しそう。

◎兄の長男の子、Aちゃん。父にとってはひ孫だ。
半年ぶりの再会に「おぉ、かわいい。なんてかわいいんだろう」と繰り返す。人見知りで親以外にはなかなか抱かれない。お父さんに抱っこされたAちゃんが、カメラの横であやすお母さんに気を取られているすきにそーっと手をにぎるひいおじいちゃん。
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父は、孫が生まれたとき、私や兄に使ったベビーパウダーを持ち出してお尻にはたいた。
「きっと、ひ孫のときにも持ちだして来るね」と言っていたのだが、さすがにそれはしなかった。
でも、引き出しを探したらまだありました!
「あせも たゞれ」という文字にも時代を感じる。

◎半世紀以上前の!ベビーパウダーです。大正製薬の「エデス」。エデスという商品は今はもうないらしい。
4才くらいまではあせも予防にはたかれていたのだろうか、缶の文字が、縦からよんでも横から読んでも「エデス」なのが不思議だったのを覚えている。
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◎中味はまだ残っていた。このパフも懐かしい~。首すじに「ぱふぱふ」とやられた感じや、さらさらした感じを思い出す。
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「まだ使えるだろ」と父。
「やめた方がいいよ~。ケサランパサランがいるかもよ~」

Aちゃんのお母さんが缶を見て、「この字、何て読むんですか?」と聞く。「匁(もんめ)。昔の重さの単位よ(内容量の表示が g じゃなかった!)」と言うと「はぁ・・・」と怪訝そうな顔。「はないちもんめ(花一匁)っていう遊びがあるでしょう」と言ったら、「あーーっ!」と驚き、隣りにいた甥に「ねーねー、知ってた!? はないちもんめ の もんめ って、単位だったって」と興奮して言っていた。

そのあと、「匁の上の単位は貫よ。百貫デブ、って言うでしょ」と付け加えたらもっと驚いたかも。
いや、この言葉、もう死語かな? ていうか、差別用語で使用禁止かな?

by pataponm | 2013-08-14 16:34 | 実家  

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