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カテゴリ:未分類

  • 娘の結婚式
    [ 2012-03-17 11:01 ]
  • 台風一過
    [ 2011-09-23 13:38 ]
  • 表示単位0.1g のキッチンスケール
    [ 2011-06-21 09:44 ]
  • ソメイヨシノはクローン?
    [ 2011-04-19 11:51 ]
  • 奏楽堂おまけ <お便所>
    [ 2011-02-20 11:09 ]
  • 結婚記念日
    [ 2011-02-02 11:01 ]
  • 2011年 あけましておめでとうございます
    [ 2011-01-01 14:43 ]
  • 続・クレームがつけられない
    [ 2010-06-16 11:27 ]
  • クレームがつけられない
    [ 2010-06-15 13:44 ]
  • かえるの合唱
    [ 2010-06-09 16:34 ]

 

娘の結婚式

昨年秋に入籍して「結婚式はしなくていい」と言っていた娘が、形だけは残しておこうと思ったらしく、式を挙げた。披露宴は両親と兄弟を招待するだけの会食形式。
メイク、ヘア、衣装、挙式、披露宴、記念写真等々すべてがパッキングされていて、「その日行けばいい」という簡易結婚式だ。

◎会場は目黒雅叙園。一歩入ると見事に作り上げられた「非日常」の世界に目を見張る。水の流れに満開の桜、輿入れの篭あり、絢爛豪華な壁画あり・・・。


◎しかし、なぜに花魁たちの壁画・・・?


◎エスカレーターの上から。今日1日で何十組もの結婚披露宴があるらしく、ロビーを花嫁さんたちが行き交っていたが、あまりに広くて気にならない。右下の「シンデレラの階段」みたいなところでは新郎新婦が記念撮影のためのポーズをとっていた。


階上からガラス越しに萱葺きで廻り廊下のある平安調の屋敷のような離れが見えた。座敷で宴会式の披露宴に使うのだろうか。
もっと上の階には、神前挙式を執り行う神社風式場や、教会風式場があるのだ。
なんでもあり、なんです。

◎ウェディングドレスや打ち掛け姿の花嫁さんが乗っても違和感がないように、エレベーターも豪華絢爛。付き添いさんが「1億円のエレベーター、1億円のトイレ」と言っていた。そう聞いて入ってみたトイレには、お太鼓橋がかかり小川が流れ、トイレの個室の上には屋根がせり出し、ドアは漆塗り風、貝の装飾が施されていた。
下の写真はエレベーターのドアで、貝細工で孔雀の姿が描かれている。広げた孔雀の羽の続きが隣りのエレベーターのドアにも描かれていて、その翼に守られるように雌の孔雀が描かれている。エレベーターに乗ると中は輿入れの篭の内部をイメージした装飾だった。


◎[左]「式はしない」と言っていた娘だが、心から楽しそうに花嫁さんに成りきっていた。
[右]「シンデレラ城の階段」では付き添いさんの言うままこんなポーズもとらされて。(皆が写真を撮る間動けないので、夢見るポーズをとりながら、口では『まだっ?!』と言っている。)




演出された世界と思いながら、神式の式場に二人が入場して来たのを見たときは胸に迫るものがあって涙が出そうになった。あとで夫に聞いたら、厳かに三三九度が交わされたときにちょっと「うるっ」となったそうだ。
「儀式」って、やっぱり大事ですね。
入籍した日に実家へ行って、行きがけにケーキ屋で買ってきたケーキに台所の包丁で「ケーキ入刀」をして祝ったのもよかったけれど、やはり、こういう形で娘とT君の晴れ姿を見て、幸せそうな様子を心に残すことができたのはよかったと思いました。
なにより、あとで子供に聞かれたときに「駆け落ちじゃなかったんだよ」って言えるしね(笑)。

当の娘は、うるうるどころか、嬉しくて楽しくてたまらなかったらしく、ウェディングドレスのまま臨んだ披露宴のフランス料理のコースも「完食した!」。
「かなり(腰を)きつく締めてありますから、ふつう食べられないんですけどね」と、付き添いさんに言われていた。

by pataponm | 2012-03-17 11:01 | Trackback | Comments(12) 

台風一過

大型の台風15号が首都圏を直撃した。珍しく日本列島をなぞるように北上して、22日は関東地方を直撃、都心で街路樹が倒れて車を押し潰したり、埼玉でも強風で3台の車が舞い上がり横転して重なり合うなどの被害が出た。
暴風雨のピークは午後4時から1時間程度だったが、豪雨と強風の凄さは近年記憶にないくらい。
夫は早々と4時ごろ帰宅してセーフ。その後次々と電車が運転見合わせとなり、息子は新宿で足止め、家に着いたのは10時過ぎだった。

◎家が揺れるほどの強風、無駄に育って大きくなった庭木が折れるか電線を切断するのではないかと心配になったがなんとか無事だった。
夕方からテレビの台風報道をつけっ放しにしていたが、その最中にピロロロと地震速報が鳴り、地震まで発生する騒ぎ。


◎一夜明ければ昨日の大荒れがウソのようなのどかな天気。玄関前や道路には風で落ちた木の葉が散乱していた。


◎近所の農家の柿の木が折れて、実をつけたまま落ちていた。


◎駅前の街路樹が折れた。すぐ片づけられたらしいが残骸が残っていた。


◎ついでに町の中の不思議なもの。
「ネコに注意」の私設看板。その下に「通学路 飛び出し注意」の古い看板が杭にひもで縛ってあるが、この裏にも「ネコに注意」と書いてあった。誰かの飼い猫か野良猫が、夜な夜なこの道路に飛び出すのだろうか。
でも、車からは気づかれにくい看板だと思います。


◎汚れたブロック塀に子どもの絵と「交通安全やってる?」の文字。20年前にこの町に越して来たときから交差点の角にある。見るたびにこの絵が、水子霊か、交通安全やらなかったために天国に行っちゃった子どもたちの絵に見えてくる。
どうしてかと言うと、このブロック塀の向こうに、何本かの卒塔婆が立っているのが見えるからです。


◎狭い三角形の土地を目隠しのようにブロック塀で囲んであるが、中は墓地なのだ。カメラを高く持ち上げてシャッターを押して、初めて中を見てしまいました・・・。
周りは交通量も多いバス道路、酒の量販店やスーパーが立ち並んでいる。
昔は私有地にも墓地があり、実家でも近所の人の庭にいきなり墓石が建ったりしたものだが、これはその名残か。供養する人はいるのでしょうか・・・。

by pataponm | 2011-09-23 13:38 | Trackback | Comments(5) 

表示単位0.1g のキッチンスケール

キッチンスケールを買い直した。今までのが壊れたわけではないけれど、最近息子が制作のために使うらしく、しょっちゅう台所から持ち出す。いちいち二階の部屋に返してもらいに行くのも面倒だし、だんだん粘土のカスがついて戻って来るようになったし、あれはもう息子にやってしまって新しいのを買おう、それなら・・・

◎この機会に、と思って買ったのが、前から欲しかった0.1g単位で量れるスケール。何故かというと、羊毛を量るのに必要だからです。(もちろん料理用に使うのがメイン)


たとえば、アクセサリーやストラップに使う羊毛ボールを作るとき、正確に1つ1gのボールを作りたい。1g単位の量りだと、1と表示されても実際には1.2gだったり1.4gだったり・・・。それで出来上がりに大きな差ができてしまう。
これさえあれば・・・、と思ったのだが、説明書を読んで大きな思惑違いがあったことに気づいた。この量りの計量範囲は、2g~2㎏ だという。o.1gから1.9gまでは量れないので「0」と表示されてしまうのだ。1gの羊毛を正確に量るために買ったのに。0.1g単位で量れる量りって、0.1g「から」量れるんじゃなかったんですか?
仕方がないので私は、小学校4年生程度?の算数力を駆使し、次のような計量方法を考え出した。
まず羊毛を正確に4g量る。それを二つに割って2gずつにする。片方を2つに割って、もう片方と一緒に量り3gにする。組み合わせを変えながら同じようにすれば、0.1gの誤差もない正確な1gの羊毛が4つできる。
それにしてもわずらわしい。

もう一つ、この量りを買ってびっくり仰天したことがあった。

◎日本の各地方の重力に合わせた調節スイッチがあったのだ。


算数能力小学校4年の私は、地球上の地域によって重力(引力?)が違うということすら知らなかった!(いや、これは理科か)
しかも、世界どころか、日本の国内で違うなんて。日本の東側と西側で電力の周波数が違うというのは知っていたが(それにしたって知ったのは実は、原発事故後なんです・・・)。
試しに関東の基準で100gのものを、各地域に切り替えて量ってみたら、北から順に、o.1gずつ重くなるということが分かった。沖縄で体重量って、その体重計を北海道に持って行って量ると、何十?g か、体重が減っているということです。だがしかしそれは、重力が違うだけであって私自身が軽くなったわけではないということです。北欧の人たちが背が高いのは、重力が軽いところに住んでいるせいでしょうか?
理科能力小4の頭は混乱して、だんだんファンタジックな発想をし始める。

by pataponm | 2011-06-21 09:44 | Trackback | Comments(14) 

ソメイヨシノはクローン?

ソメイヨシノは江戸時代に誕生した1本の木をもとに増やしたクローン 

って、知ってました?
今朝の朝日新聞の「しつもん!ドラえもん」のコーナーに載っていた。
「ソメイヨシノは種がほとんどできない。どうやって増やしたのかな」という質問に対する答えだ。
クローンだから「どの木も同じ遺伝情報を持っている。アメリカのワシントンの木もそうだよ。」ということだそうだ。
あの、4月の空を覆いつくす、日本人の心象風景、ソメイヨシノが、元はたった1本の木だったなんて・・・。しかも江戸時代とは近い。「枕草子」や「徒然草」にはソメイヨシノを愛でる文は出て来ないのか??

競馬用のサラブレッドも、元はたった1頭の馬だという。血統書のついた純血種の犬や猫も、たった1匹の突然変異から生まれていたりする。

日本人の元をたどっていくと、たった一人の縄文人に行きつく・・・って話、なかったっけ?

◎北本自然観察公園の桜堤。ぜんぶクローン桜?

by pataponm | 2011-04-19 11:51 | Trackback | Comments(6) 

奏楽堂おまけ <お便所>

奏楽堂のトイレには「便所」と書かれた札が下がっていた。「べんじょ」というレトロな響きになんとなく感動。私が子供のころはトイレとは言わず、「お便所」か、ちょっと上品に「ご不浄」と言っていた。アニメ映画「となりのトトロ」でも、さつきがメイに「夜中にお便所いっしょに行ってやんない!」と言う場面があった。
ところで、「便所」のドアには簡潔に「女」と書かれている。昔は「婦人」「女性」などとは書かれなかったのだろうか。絵柄のマークが使われるようになったのは東京オリンピック以降か?

by pataponm | 2011-02-20 11:09 | Trackback | Comments(10) 

結婚記念日

2月2日は私たち夫婦の結婚記念日です。

今朝、夫は「また朝だ。」と言いながら起きてきた。「毎日毎日朝が来るね。何も変わらない。なんか、飽きない?」
私が「何も変わらないのは有難いことだね。」と言ったら「そうだね。有難いことだ。」と言って会社に出かけて行った。

夫は、今日が結婚記念日だということは思い出さなかったようだ。

◎最近夫が作った飾り棚。上に掛かっているのは父が描いた絵。

by pataponm | 2011-02-02 11:01 | Trackback | Comments(27) 

2011年 あけましておめでとうございます

2011年 明けましておめでとうございます。
暮の12月26日から29日まで、娘と二人で北京へ旅行に行って来ました。
いつも遅れ気味のブログ更新ですが、12月には北京旅行の他にも軽井沢のクリスマスなどまだ書ききれないことが残っています。
新年になったのにクリスマスの話題も変ですが、正月気分が抜けたらぼちぼち去年の話題に立ち返ろうかと思っています。

いつもブログを見て下さる方々、ありがとうございます。
本年もよろしくお願いします。

◎北京郊外の頤和園(いわえん)で見た朝日。

by pataponm | 2011-01-01 14:43 | Trackback | Comments(4) 

続・クレームがつけられない

そもそも日本人は、クレームをつける人が少ないのではないかと思う。
何年か前、コンサート後のレセプションで、料理はあっという間になくなったのにデザートのケーキがほとんど残っていたことがあった。喜んで近づいていったら、何十個かあるケーキの半分は一口かじったあとがある。おかしいなと思いつつ、一つ手にとって食べたら「むっ!」生クリームがしょっぱい。どうやら砂糖と塩を間違ったらしい。塩が砂糖と同じ分量入っているのだから、食べられたものではない。私も、一口食べたケーキをそっとその場に置いた。
周りを見回すと、塩ケーキを食べた人は何人もいるはずなのに、誰もそのことで騒いでいないし主催者側にクレームをつけている人も見当たらない。隣にいた人に「このケーキ、塩入りですね」と話しかけたら「そうですね」と苦笑いが返ってきただけ。レセプションは何事もなかったかのように終わってしまった。
主催者側がこのことを知っていたのか、ケータリングの業者が謝罪したのか、その後のことは不明。
「生クリームって、大量の塩を入れても泡立てられるんだ」ということだけは分かった。

そんな私もたまには小さなことでクレームをつけることはある。先日、スーパーで1袋98円のじゃがいもが特売で88円になっていたので2袋買い、レジを済ませたら98円で打たれていることに気付いた。10円安いから少し古くなったじゃがいもを2袋も買ったのに定価で買わされるとは、と思い、店員に言ったら、支払った196円を返してくれて、じゃがいもは「そのままお持ちください」と言う。「お店の方針でレジのミスがあったときはそうしている」そうだ。20円返してもらうつもりが、じゃがいも2袋ただでもらってしまった。
クレームをつけると得をする。でも、人に謝らせて品物もらって、なんとなく後味はよくないのだ。

by pataponm | 2010-06-16 11:27 | Trackback | Comments(2) 

クレームがつけられない

私は、クレームというものをつけられない人間らしい。相当「ひどい目」に会っても「反論されて余計嫌な気持ちになるのではないか」「論破するだけの証拠もないし」などとくよくよ考えて、黙って引き下がってしまうのだ。

10年以上前に親知らずを抜いたときに「ひどい目」に会った。近所の歯医者ではできないため、大学病院を紹介されたのだが、そのときの担当医が乱暴な人で、ものすごい怪力で無理矢理親知らずを抜こうとしたのだ。あごがはずれそうになり、私は両手であごを支えなければならなかった。悲鳴を上げているのに医者は「(あごが)はずれたか」と言っただけ。
ようやく抜けたはいいが、力余って手がすべり、上あごの奥を傷つけてしまった。1針縫うことになったが、喉に近い、肉が柔らかくなっている部分だったので、ちょっと触れられただけで吐き気がきて「おえっ、おえっ」となってなかなか縫うことができない。医者は「困るんだよなぁ、(そのおえっとなるの)がまんできない?」と不機嫌そうに言った。
吐き気をこらえたために涙がぽろぽろ、どうにか縫えたが、あんなに苦しかったことはない。
治療が終わったとき、私は「今日の診療費は払えません。喉を傷つけたのはそちらの医療ミスですから」と言おうと思ったが、事務的に次の患者の準備を始めている医者や看護師に立ち向かう勇気が出ず、そのまま会計の窓口に行った。会計は5000円だったか6000円だったか、明らかに親知らず1本抜いた金額より多かった。
でも、治療直後に何も言えなかった私だから、歯科に戻って行って文句を言うことなどできるわけがない。そのまま言われた額を払い「ひどい目にあった」と思いながら家に帰ったのだ。
このことで私は歯医者恐怖症になり、反対側の親知らずをその後何年も抜くことができなくなってしまった。とうとう隣の歯が虫歯になって痛み出し、仕方なく別の歯医者に行った。以前の経験を話したら、穏やかで優しそうな先生が「ゆっくりやりましょう」と言い、時間をかけて少しずつ抜いてくれた。信じられないくらい痛みもなく、もちろんあごがはずれることもなく、親知らずを抜くことができた。抜けたときに静かに「取れました」と言い、(抜けた)という言葉さえ使わないようにする心遣い。
でも、虫歯になってしまった隣の歯の治療に随分時間とお金がかかってしまった。それも最初の乱暴な治療のために怖くて歯医者に行けなくなってしまった・・・つまりあの医者のせいだと思っている。


もっと若いころ、初めて家を離れて独り暮らしを始めたときのことだ。引っ越しが終わって数日後、狙っていたかのように新聞の勧誘が来た。新聞をとってくれれば時計をくれると言う。とてもしつこいし、時計というのは豪勢だな、とつい思ってしまって契約した。
ところが、翌日から来るはずの新聞が全く配達されない。手配するのを忘れたのかな、でも、もともととる気はあまりなかったのだからまあいいか、でも時計だけもらっちゃって悪いな~、などと思いながらそのままにしておいた。
そうしたらなんと、1ケ月後のある朝部屋のドアを開けたら、目の前にひもでくくられた新聞の山が二つ、1ケ月分の新聞がどんと置かれているではないか。既に発行された1ケ月分の新聞、つまりそれはもう「新聞」ではなく「新聞紙」、「古新聞」と呼ばれるものだ。ひもでくくられてしまえば「ごみ」だ。
クレームをつけようにも仕事が忙しくて電話をかける暇もなく、だいたい契約時の受け取りを捨ててしまったため販売店の電話番号も分からなかったので、「ひどいな」と思いながらまたそのままにしておいた。
すると翌週の休日、なんと新聞代金を集金に来たのだ。そして私はなんとそれを支払ったのだ。理由は、新聞を契約した勧誘員と集金に来た販売店の人が別人だったから。話しても信じてもらえないのではないか、ひもでくくったのを見せても「あなたがくくった」と言われればそれまでだし・・・。
私にできたせめてもの抵抗は、「来月から新聞いりません」と言うことだけだった。
景品でもらった時計は、電池は使えずコードをコンセントに差し込むもので、「ブ~~~~ン」とすごい音がひっきりなしに鳴るしろものだった。夜も眠れないほどの音、かといって夜だけコードを抜いたら時計の用をなさないし、ほどなく捨ててしまった。

◎地元のメンバーで音楽の練習をするときによく利用する隣の市の市民会館。会館前の広場にこんなオブジェがある。ひもでくくられた巨大な新聞紙のブロンズ。ひもも作品の一部でブロンズだが、そこに「これは芸術作品ですので、登ったりして遊ばないでください」という札がかかっているのは会館の人の手によるものだ。


◎高さは3メートルはあるだろうか。新聞の文字も克明に刻まれている。
こんなものを玄関先に置かれたら、さすがの私もクレームをつけるかしら。

by pataponm | 2010-06-15 13:44 | Trackback | Comments(3) 

かえるの合唱

夫が夜、2階のサッシを開けて網戸にしてパソコンをしていたらどこからかカエルの声が聞こえてきたというので、ちょうど帰宅していた娘も誘って外に出てみた。

夜道を歩いていると、「しゃんしゃんしゃんしゃん・・・」というアマガエルの大合唱が聞こえる。懐かしい。実家にいたころ、今ごろの季節になると谷の下を流れる川から途切れることなくカエルの声が聞こえてきたものだ。

見当をつけて近所の田んぼに行くと、耳が痛くなるほどのカエルの鳴き声。実家では遠くの川から聞こえてきていたので、近くで聞くとこんなに大きな音なのかと驚いた。
わが家はここから数百メートル離れている。そこまで届くのだからうるさいはずだ。
隣接して民家が数軒あるが、夜も眠れないのではないか。

「懐中電灯を持ってくればよかったね」と娘が言った。でも、闇を透かしても何匹かのカエルが見える。夫が1匹つかまえたが街灯の下で見る前に逃げられた。
この音量、いったい何百匹のカエルがいるのか・・・。

◎翌日、明るくなってから「現地」へ行ってみた。静まり返っている。カエルは夜鳴くものなのか。探したがカエルの姿は見えない。3ミリほどの小さな小さなオタマジャクシがちらほらと泳いでいた。昨夜の喧騒からカエル千匹、オタマジャクシ1万匹を想像していたので、少し拍子抜け。


カエルは最近数が減っているらしい。
先日実家に帰ったとき、自然保護のための調査をしている団体が持って来たというちらしが置いてあった。
「下の動物を目撃したら連絡してください」とあり、下にいくつもの動物の写真が並んでいる。
トウキョウサンショウウオなどの希少動物は当然と思うが、カエルの種類がほとんど全部並んでいて、アマガエルまでが載っていたのには驚いた。
実家の池にイボガエルが来ていたので父が電話したら、早速調査の人が飛んで来たそうだ。カエルの姿が見えなかったので「いなくなっちゃって済みませんね」と言ったら周りを丁寧に調査して見つけたそうだ。その後も長い時間調査していたという。

昔は実家の池にカエルがよく来ていた。池に面した部屋で寝ていた母は不眠症になった。アマガエルは途切れ目なく鳴くからまだいいのだが、来ていたのはガマガエルで、ときたま「ゲゲ」と低い声で鳴くのだ。静かになっても「また鳴くか、次は鳴くか」と思って眠れず、忘れたころ「ゲゲ」と来るのでせっかくうとうとしていたのに「ドキーッとして目が覚めちゃう」のだそうだ・・・

近い将来、不眠症になるほどのガマガエルの声や、耳が痛いほどのカエルの合唱は聞くことができなくなるのだろうか。
ダイオキシン発生のため一般の人のたき火が禁止になって「かきねのかきねの まがりかど たきびだたきびだ・・・」の歌が歌われなくなり、カエルがいなくなって「かえるのうたが きこえてくるよ・・・」の歌が歌われなくなる・・・。さびしい。

by pataponm | 2010-06-09 16:34 | Trackback | Comments(2)