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JAN2 練習+蕎麦打ち、宴会

「ジャンジャンカルテット」という仲良しカルテットがある。集まれば練習2時間、宴会6時間という仲間たちで、一緒にいるととても楽しい。「ジャンジャン」という名前は、いかにもこのグループの宴会(+練習)の様子を表しているようだが、メンバーの J さん ご夫妻と A さん、N さんの頭文字を集めれば「JAN」になるのだ。しかも、乱痴気騒ぎのジャンジャンではなく、Gコード→Cコードで解決する音楽的な「ジャンジャン」らしい。
Jan2主動で1年か2年に一度、「DAMON 企画」の自主コンサートをやる。DAMON というのは、「だってやりたいんダモン」に由来するそうだ。
それに私たち夫婦を誘って下さって、一昨年、2大クラリネット五重奏曲(モーツアルト、ブラームス)の演奏会を開催した。
今年もまた同様の企画が持ち上がり、9月にウェーバーのクラリネット五重奏曲と、モーツアルトの弦楽五重奏曲を演奏することになった。
今年に入っていよいよ練習始動、たにつちげんさん(Aさん)のお宅で、2度目の練習があった。
アフターの宴会では、げんさんが蕎麦を打ってくれることになっていて、楽しみにして行った。

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◎練習が終わり、宴会の準備をしている間、げんさんの蕎麦打ちが始まる。趣味とはいえ本格的で、蕎麦打ち専用の台まで作ってしまった。左の壁には、用途別に3本の棒がかけてある。

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◎そば粉に2割の小麦粉を混ぜ、水を少しずつ加えながら練り始める。この水加減は、その日の気候、湿度などで微妙に変わるので、たいへん難しいらしい。

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◎専用の金属製のこね皿で力強くこね始める。

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◎たたんではこね、丸めて菊の花びらを作るようにこね・・・を繰り返し、「菊練り」の仕上げはこのように美しい。

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◎長い麺棒を使って伸ばす。丸いたねを最初は丸く伸ばし・・・

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◎「角出し」で四角くする。

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◎手前に置いた巻き取り専用の棒に巻き取りながら、さらに薄く薄くしていく。手つきは正に職人技。

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◎驚くほど大きくなったたねをきれいにたたむ。

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◎端から2ミリくらいの幅に切っていく。左手に取っ手のついた木の定規のようなものを持っていて、包丁で一筋切るたびに少しずつずらしていく。切った包丁を微妙に左に傾けて定規をずらすのだ。それをげんさんは実にリズミカルにやっている。見ていると簡単そうなのに、やらせてもらったら、太さは揃わないしうまく切れないし、とても難しかった。

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◎まるで機械で切ったように均一な太さの蕎麦。

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◎一束ずつ茹で始める。熱湯で50秒でさっとあげ、水に取る。時間はタイマーで計っていた。

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◎次々と運ばれて来る蕎麦。おいしいおいしいと、私たちはどんどん食べる。宴会はとっくに始まっていて、げんさんのビールの泡が消えかけている。

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◎800gも打った蕎麦が、6人であっという間になくなった。練りたて、茹でたての蕎麦は、今まで食べたことがないくらい美味しかった。げんさんお勧めの店でテイクアウトしたモツ煮込みや、Kさん(Nさん)手作りの大根と鶏の昆布茶煮込みも美味しかった。

げんさん、蕎麦打ちお見事でした。ご馳走さま。
音楽の練習だったのに、今日のカテゴリーはどう考えても「料理」ですね。
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by pataponm | 2009-03-31 10:36 | 料理  

セレブ猫

のら猫のあとは、図鑑を見て純血種のセレブ猫を2匹作った。
図鑑で見るせいか、セレブ猫はいつもお行儀良くお座りしていてキラキラお目々で遠くを見つめているようなイメージがある。けしてだらしなく寝そべらない。のら猫ウォークなどしない。獲物を追って走ったりしないし、よそ者見つけてフーッとけんかを売ったりもしないのだ。

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◎ラグドール。「お人形」という意味があるらしい。図鑑の写真は、心を奪われるような美しさ。白目の部分がコバルトブルーで、本当にこんなに綺麗な色なのか、実物を見てみたくなる。そばにいたら、お姫様と暮らしているような気分になるのではないかしら。

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◎スコテッィシュフォールド。突然変異で耳が折れた猫を繁殖させてできた種で、たまに血統書付きでも成猫になると耳が立ってしまうこともあるらしい。友人が飼っていた。大型でおっとりしていてまん丸な顔と目がかわいい猫だった。「大型」「まん丸」を表現しようとして、どんどん羊毛を継ぎ足したら、骨組みはラグドールと同じなのに、1.5倍くらい大きくなってしまった。
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by pataponm | 2009-03-28 11:21 | 羊毛ドッグ・クラフト  

3日がかりのママレード作り

音楽仲間のRさんの庭に実った蜜柑をいただいて、今年もママレードを作った。Rさんの庭には立派な蜜柑の木があって、毎年たわわに実がなる。今年は特に豊作でそのまま食べても甘く香り高く、とてもおいしい。ママレードは、皮を使うので、「無農薬保証付き」のRさんの蜜柑はありがたい。Rさんは「多分はっさく」と言うが、私は甘夏ではないかと思う。

レシピは、何十年も前に母が叔母から聞いたものを私が引き継いで作っている。

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材料 : オレンジ(柑橘類なら何でも) 1.5㎏   砂糖 1㎏   ペクチン   重曹

①蜜柑の皮を千切りにして、重曹少々を入れたたっぷりの湯で15分ゆでる。ザブザブ洗って水に1時間以上さらす。
②蜜柑の身をすべてほぐし、固くしぼった皮、ペクチンと砂糖を混ぜたものを一緒にして強火で15分かき混ぜながら煮る。
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手順は簡単だが、手間は大変。このレシピの倍量を作るので、3日かかる。

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◎蜜柑3㎏分。自然のまま育った蜜柑なので、傷や汚れがあるが、多少のものは気にせず、大きなものだけ取り除いて千切りにする。

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◎千切りにした皮と、むかれて丸裸になった蜜柑の身。皮の千切りが一番大変。食事の支度の前とか、台所にちょっと用のあるときなど、2つか3つ分ずつ千切りにして、乾かないようにビニール袋に入れて冷蔵庫に保存しておく。

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◎まず皮だけを重曹を入れたたっぷりの湯で15分ゆで、何度か水を替えて洗い、最後に水に漬けたままさらす。1時間でいいらしいが、夜やって、うっかりして1晩さらしてしまった。1晩は長いだろうが、えぐみを抜くため、2~3時間以上はさらした方がいいような気がする。

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◎皮は固くしぼり、むいた身は全部袋から出して使う。皮と身を両方鍋に入れたところ。

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◎ペクチンと重曹。ペクチンは、メーカーによって指定の分量が違う。私の買ったのは、「砂糖150gに対して小さじ1」とあった。ペクチンだけを鍋に投入すると「だま」になってしまうので、必ず砂糖と混ぜて使う。

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◎分量の砂糖とペクチンを鍋に入れて全体を混ぜ、1時間ほどおくと水分が上がってくる。水は1滴も加えず、この水分だけで煮る。

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◎強火で、常にかき混ぜながら15分煮て出来上がり。かなりとろとろだが、冷めればママレードらしくねっとりしてくるので大丈夫。

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◎熱いうちに瓶詰めすると消毒にもなって長く保存できる。こんなにたくさんできた。パンにつけるほか、パウンドケーキのトッピングにしてもよし、ヨーグルトに入れるのもいい。

b0134988_10512567.jpg◎3日がかりでママレードを作ったあと、ふけて食べられなくなったりんごを煮た。こちらは超簡単。カルダモンを入れたらなかなかおいしいリンゴジャムになった。

出来上がったママレードを、R さんや J さんに分けたら、「市販品とは違う」「これぞ正しいママレード」と、とても喜んでもらえた。
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by pataponm | 2009-03-27 11:33 | 料理  

羊毛フェルト合同作品展 作品集

3月20日から、羊毛フェルト合同作品展が始まった。
素晴らしい作品の数々が、こじんまりしたログハウスのギャラリーにセンスよく展示されている。
「写真撮ってブログに載せていいものでしょうか」と、ぷー先生に伺うと、傍にいたフラワーアレンジメントの先生共々、いいと思います、とのお返事。出品者一人一人に了解を得たわけではないが、先生方の了解を得た、ということで、作品を紹介させていただきます。

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◎入口を入ると、お客様をお迎えするかのようにお茶の用意が。ぷー先生の作品。

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◎食べたくなるようなプチケーキ。テーブルの奥にはウェット法で作ったティーコゼも。

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◎足元にはふかふかのマットに室内履きが用意されている。

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◎テーブルの隣りにも黒ラブのシルエットの付いたクッションと室内履き。私もウェット法で作品を作ってみたくなる。

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◎他のコーナーにあるぷー先生作の和菓子。思わずよだれが出そう・・・。

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◎ぷー先生作 おひな様。羊毛のお内裏さまも、温かみがあっていい。

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◎日当たりのいい窓辺には、大きな犬や猫たちが戯れていた。ここに展示されている作品は全部一人の方の作。犬は体長1メートルほど、猫も実物大だ。昨年12月から羊毛クラフトを始めたそうだが、次々と大作を作られているという。すごい。

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◎作者の方は、こんなにたくさんのワンちゃんを飼っているそうだ。全部の犬たちの人形を実物大で作ってあげていたら、おうちの中がいっぱいになってしまいそう・・・。でも癒されるだろうなぁ・・・。

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◎壁には、フラワーアレンジメントの先生作によるリースが何点か飾られていた。右の方に少し隠れている羊さんは、ぷー先生が昨年羊毛作品のコンテストで部門賞を獲得された作品。真ん中のデコレーションケーキは、一昨年同じコンテストでグランプリを獲得された作品だ。その他、フェルトボールのネックレスや携帯ストラップなどの小物が展示されていた。

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◎奥のテーブルには羊毛カフェで何度かご一緒したこのあるBethママさんの作品が。いきなり黒ラブのBethちゃんの実物大人形が目に入って来てびっくり。本物が座っているのかと思うほどリアルで迫力がある。合計2000グラムくらいの羊毛を使ったらしい。他にも、ビー玉を利用して作ったらしいふわふわの羊毛玉の付いたショールなど、素晴らしい作品が何点か。

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◎Beth人形のアップ。感動的。人間用のつけまつ毛を付けている・・・? チョーカーもBethママさんの作品。

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◎いたいた。私の羊毛ドッグたち。気のせいか、となりのBethちゃんに怖気づいて後ずさりしている・・・。赤いチェックの布を敷いてディスプレイして下さったのがきいている。
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by pataponm | 2009-03-21 17:50 | 羊毛ドッグ・クラフト  

オペラ塾

指揮者のY先生の提唱で、オペラを勉強する会「オペラ塾」の第1回が開講した。
もともと、3月に予定していたオペラ公演が昨年の段階で中止になって、練習場として予約してあった文化会館のリハーサル室が宙に浮いた形になり、もったいないので何かに使えないかと、Y先生に相談しているうちにオペラ塾の構想が具体化して行ったのだ。

今回のオペラはプッチーニの「トスカ」全曲。1時から5時まではオーケストラのみ、6時からは歌の人が加わって9時まで。かなりハードだが、Y先生がストーリーや場面の説明、曲の解説などを交えながら的確な指導をしてくださるので長いとは感じなかった。歌とやってみたいオケと、オケと歌ってみたい歌手との幸せな勉強の時間だった。

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◎東京文化会館の正面。今日はここからではなく・・・・

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◎楽屋口から楽器を持って守衛さんに挨拶して入る。リハーサル室のある地下には大ホールで演奏されているコンサートの音が流れていて、出演者のプロオーケストラの人が行き交ったりしている。

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◎休憩時間、食事をするため外に出たら、ふとんをたたんで積み重ねたような分厚い真っ白な雲が空の低いところに見えた。日中20度にもなる異常な暖かさで今晩急激に冷え込むという予報だったがその影響か。

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◎Aリハーサル室。指揮台の両脇に歌い手たちが並んでいる。ほとんど初見に近い状態で、弾けないところもいっぱいあったが、楽しかった。
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by pataponm | 2009-03-20 08:47 | 音楽  

羊毛フェルト合同作品展 搬入

羊毛カフェの講師ぷーさんとその生徒たちによる「羊毛フェルト合同作品展」が、穂高企画併設のギャラリー「風」で催されることになった。会期は3月20日(金・祭)から4月5日(日)まで、時間は午前10時~日没。
私も、ビーグルとワイヤーフォックステリアを出品することにして、搬入した。
自転車で25分。のどかないい天気で5月並みの暖かさ、平年よりかなり早く東京でも桜が開花した。ふだん、買い物などで駅前の繁華街方向に自転車を走らせることが多いので、ギャラリーまでの田舎道を走るのはとても気持ちが良く、プチサイクリングを楽しんだ。

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◎今どき珍しい火の見やぐらの傍には、こぶしの花が満開だった。目立たないが右下に小さな道祖神がある。古くから残っている街道には道祖神が多い。

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◎火の見やぐらの横に「自警消防団 〇〇第3分団」と書かれた倉庫がある。中に消防用具(ホースとかポンプとか ? )が入っているのだろう。地元に消防団があって、いざというときには駆けつけて消火にあたるのだろうか。

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◎東京からそう遠くないこの辺りの風景は、東京西多摩の私の実家にとても良く似ている。畑の真ん中に墓地があるのもよく見る風景だ。実家では40年前までは土葬で、30年くらい前まで自分の土地に墓を建ててもよかった。個人の土地に墓石が一基だけ建っているという家が今でも見られる。

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◎道祖神か。江戸時代からここにあるのではないかと思う。「馬」という文字がかすかに読み取れる。夫は馬頭観音ではないかと言っていた。遠くまで詣でられない人がお参りしたのだろうか。

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◎小さな鳥居と祠だけの神社。「氷川神社」と書かれているので、やはり本尊まで行けない人が地元に作られた小さな神社にお参りしていたのだろう。

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◎音楽仲間のO邸の横を通り過ぎる。Oさんは、最近ここにホール付きの邸宅を建てた。ご自身が打ち込んでいる大太鼓のサークルやヨガの活動、知り合いの音楽家や落語家を招いてのイベントなど、地域の文化の発展に貢献している。

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◎O邸のすぐ隣りにも道祖神があった。

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◎O邸から道を隔てた隣りは目を引く満開の桃の花。ここまで濃いピンク色は、自然界にあまりないのではないかと思うほど強い印象を与える。

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◎町の公民館。「〇〇(市や町より小さい地域名)だんらんの家」という看板が掛かっていた。市が地区ごとに作った公民館の他に、各地域の自治体が「自治会費」などで建てたこのような集会所がある。私の住む地域にもあり、自治会長を中心に順番制で回って来た役員たちが会議などに使うほか、カラオケや民謡の練習などにも使われているようだ。

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◎「自警団」「だんらんの家」畑の中の墓地など、田舎らしい風景があるかと思えば、大規模な区画整理で林を伐採し、ほとんど車の通らない広い道路がどんどん作られている。遠くに見えるのは、最近次々と建設されている巨大ショッピングモールだろうか。東電の鉄塔が連なるところがあったり、これもまた現代の「田舎らしい風景」といえるのかも知れない。

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◎一説には室町時代からの歴史があるという由緒ある「明星院」。地元の手作り絵本の会「たんぽぽ会」で何年か活動を共にしたMさんが、この寺の歴史を調べて絵本にまとめ、読売新聞の手作り絵本コンクール(現在は中止)で文部大臣賞を受賞した。

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◎明星院の先をしばらく行くともう一つ大きな寺があり、それを目印に左折すると・・・

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◎穂高企画のドッグランのかわいい看板が見える。

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◎ギャラリー「風」
自転車の荷台でカタコト揺られて来た羊毛ドッグたちを、お店の方に預けた。どんな作品が集まるのか、楽しみだ。
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by pataponm | 2009-03-19 10:12 | 羊毛ドッグ・クラフト  

捨てられない 

羊毛クラフトを始めて1年ほどたち、必要に応じて買い求めた羊毛や布やひもなどの材料、ペンチやはさみなどの道具がかなりの量になった。ニューヨークのメイシーズで買った特大買い物バッグに詰め込んでそこらの床に置いて間に合わせていたのが、少しずつ溢れてきた。
片付けられない私も重い腰をあげて、戸棚を整理し、すぐには使わないものなどをしまうことにしたら、戸棚の奥から古いものがいろいろと出て来た。片付けられない私は、捨てられない私でもあったのだ。

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◎これは、小学校2年生のときに、学校の帰りに道ばたで拾ったもの。母に聞いたら「パンツのゴム通し」だという。子供のころから手作りが好きだった私は、袋のひも通しや人形のスカートのゴム通しなどに愛用した。今はゴムひもを通したパンツなんてないから、使うこともなくなったが、二人の子供の幼稚園時代~小学校時代には、上履き入れ、おけいこバッグ、体操服のゴムやジャージのひも通しなどに大いに活躍したものである。今でも必要とあれば使うだろう、立派な「現役」ゴムひも通しなのだ。

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◎これも小学校のころに叔母か誰かからもらったビーズのネックレス。宝物だった。20代になっても使っていたが、ある日糸が切れてしまった。直せばいいのにそのまま裁縫箱へ。捨てればいいのに捨てられない。

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◎チェコのビーズ。小学生のころから「わたしのたからもの箱」に入っていた。驚くほど色数が多い。ネックレスなどを作るでもなく、色の美しさにうっとりとしていつも眺めていたのを思い出す。

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◎おもちゃ屋などに売っている子供用プラスチックのビーズとは違う。ガラス製で色も中間色あり、今見ても素晴らしい。

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◎水晶の玉。母が子供のころ、母の祖母が、訪ねて来るたびにこの水晶玉を一粒ずつ、おみやげに母にくれたそうだ(!どれだけ昔の話?)。全部集めると、長い立派な水晶のネックレスが出来上がるだけの水晶玉がそろった。それを、母は長い間大事に持っていて、私が小学生のときくれた。
狂喜した私は、クラスの友達にみせびらかしたい気持ちを抑えられず、バラバラの水晶玉をじゃらじゃらと箱に入れて学校へ持って行った(当時は、私物を学校に持って行っても怒られなかったのだ)。そして、仲良しの友達数人に一粒ずつあげた。
それがパニックの引きがねになった。それほど親しくない、というか一度も一緒に遊んだことのないクラスメートのAちゃんが私のところに駆け寄って来て、「わたしにもちょうだい!」と手を差し出した。私がダメ、と言うと、怒りもあらわに「どうして?〇ちゃんたちにはあげてなんでわたしにはくれないの?ちょうだいよ!ちょうだいよ!!」と、何度も何度も要求してくるので、面倒になった私はその子にも一粒あげた。
それを知って、あっという間にクラス中の女の子たちが私の周りに群がって来た。「〇ちゃんたちだけにずるい。私にもちょうだい。」と、私の前に手を差し出したのだ。私は、泣く泣く目の前に突き出されたいくつものてのひらの上に一粒ずつ水晶の玉を置いた。
私の手元に残ったのは、たった17粒の水晶だった。もうけして人には見せないと、宝箱にしまって、以来数十年間持ち続けている。今、糸に通してみたら不思議と大小の粒がバランス良く、ネックレスのような形にまとまった。でも分量はブレスレットにも足りないくらい。
光に当てると、ガラスとは違う屈折率で美しくきらめく。科学少年だった兄が、「これが本当の水晶だったらガラスより硬いから、ガラスをこすると傷ができるはずだよ。」と言ったので、こっそり窓ガラスをこすり、ガラスに細い筋ができたのを見て感動したのを覚えている。
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by pataponm | 2009-03-18 17:44 | 羊毛ドッグ・クラフト  

今のうん、は、どっちのうん?

夫の言う「うん」は、あるときは「Yes」の意味になり、またあるときは「No」の意味になる。
そう言うと、夫は、断じて「No」のときには「うん」なんて言っていない、と言い張る。確かに、よく聞くと「Yes」のときは低いトーンで短く「うん」と言い、「No」のときにはやや高めから急降下するように強く「うん!」と言っているようだ。どうやら違う言葉らしい。でも、私の耳には両方とも同じ「うん」に聞こえるのだ。

たとえば・・・
WBCの話題のとき、「中国の野球って、強いの?」「うん!」強いのか、と思ったら「全然強くない。」

夜半から雪になるという予報のとき、夜帰宅した夫に、「雪、降り始めた?」
「うん!」とうとう降り出したか、と思ったら「雨になった。」

この「うん!」は、多分標準語(と言っていいのかどうか)の「ううん」に当たるのだと思う。
「うん」が四分音符1つ分の長さとすれば、「ううん」は2つ分くらいの長さでトーンも上がったり下がったりするから否定の意味だということが分かる。
夫の「うん!」は、四分音符1つ分の長さに凝縮しているうえ、トーンも1回、上から下に下がるだけだ。
中国語の四声より聞き分けが難しい。つい、「今のうん、は、どっちのうん?」と、聞きたくなってしまう。

母も生前、よく父に「今のうん、は、どっちのうん?」と聞いていた。でもこれは、上の話とは意味が全く違う。
母はせっかちだったので、「〇〇食べる?」などと聞いたあと、返事を待ちきれずに「食べない?」と聞くのだ。待ちきれない時間は歳と共にだんだん短くなっていって、しまいには続けて「〇〇食べる、食べない?」と聞くようになった。
父が「うん」と返事をしたときには、母が既に「食べない?」と聞いたあとだったりして、父は「食べない」と答えたことになってしまう。
それで母はしょっちゅう「今の、どっちのうん、なの?」はっきりしてよ、と言わんばかりにいらいらと聞き返していた。
父に落ち度はないと思うのだけれど・・・。
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       ◎返事が遅れるとありつけない。
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by pataponm | 2009-03-15 15:22 | 言葉  

卒業式

息子が高校を卒業した。小学校まではのびのびと元気だった息子は、中学に入るといろいろな壁にぶつかって、親の私は、胃がちぎれそうなほど心配した。
高校は私立に入学、そこで出会った美術部の顧問の先生や担任の先生のご指導のおかげで、時間はかかったが、息子本来の可能性が引き出されてきたのではないかと思う。

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◎どこにでもある格式ある卒業式の式典だったが、さまざまな思いが心を巡って、息子の姿を目で追いながら胸が熱くなった。

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◎同じブレザー、同じ黒髪短髪の生徒を見分けるのは難しい。でも、にょきっと背の高い息子はどこにいてもすぐみつかる。

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◎自動車科もある学校ロビーには、生徒の実習用の車が置かれている。校舎はきれいで設備もよく、修学旅行はオーストラリア、卒業記念にホテルオークラでのフルコースと、苦しい家計なのに、贅沢な高校生活だった。

b0134988_1548327.jpg◎制服のブレザーの見納め。卒業アルバムに書いてもらった友人たちの寄せ書きを見たら「いつも思ってたんだけど、背高すぎだよね」というのがあった。188.5センチ。肩のあたりに見えるのは玄関に通じるドア、頭につきそうなのは天井です。中1のころ、月に1センチずつ伸びていたときにはしょっちゅう鴨居に頭をぶつけていたが、それより遥かに背が高くなったのに、今ではすいすいくぐって歩いている。

4月から、N大学芸術学部美術科で彫刻を勉強することになった。おばあちゃんが、道しるべをつけてくれたかな?
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by pataponm | 2009-03-08 15:42  

冬枯れの公園

そろそろ梅が見ごろかなと、夫とM公園へ行った。市内では最も大きな公園で、釣りのできる池、6月にはアヤメの美しい沼地、運動広場、子供の遊具場、小動物園などがある。広さはディズニーシーくらいはあるのではないかと思う。公園の中を歩いて、ここへ来るのがずいぶん久しぶりだということに気づいた。子供が小さいときはよく来たが、もう10年以上来ていないかも知れない。息子の幼稚園では、「遠足」が3年連続M公園だったなぁ・・・。

期待していた梅は、梅の木自体が見当たらず、やっと数本の木に控え目に咲く花が見られただけだった。桜は、公園、学校とくれば必ず植えるのに、梅は「梅林」として梅の実を栽培している所の他は、個人の家の庭などに見るだけのような気がする。どちらも日本を代表するような花なのに、なぜだろう。

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◎春を探しに行ったのに、公園はむしろ冬枯れの景色。このあたりの木には「〇〇スギ」と名札が掛かっていたが、葉が一枚も残っていなかった。落葉する杉があるのだろうか。

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◎枯れ枝越しに見える空は青く、寒さも緩んで春の訪れを感じさせる。

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◎池には白鳥がいて、人間を恐れず、近づいて首を伸ばしてきた。

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◎おじさんが、ちょっとらかうと・・・、

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◎くいついた!足を振ってもなかなか離さず、おじさんは面白がって何回も挑発してはくいつかせていた。

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◎別の池にはカモがいた。オスのカモは見たところ一羽だけ、何羽ものメスのカモがまるでオスを取り囲むようにして泳いでいた。

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◎モテモテのオスガモ。岸からパンくずを投げる子供たちも、「カラフルちゃん」と呼びかけては、オスガモにばかりパンくずを与えていた。

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◎集団から離れて少し小ぶりのカモが寂し気に一羽だけで孤立していた。種が違うのか、変わった羽色だが美しい。
投げられたパンくずの方に泳いで行こうとするが、メスガモたちにつつかれて追い払われていた。可哀想に。

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◎水中には無数のコイが。カモより大きい。下からすうーっと上がって来てパンくずを吸い取って行く。さすがのカモもこれを追い払うことはできないようだ。

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◎動物園には、ミーアキャットやアライグマなどがいる。うさぎなどの小動物を触れるコーナーも。以前はワラビーがいて、赤ちゃんがうまれたときには、よく子供たちを連れておなかの袋に赤ちゃんを入れているワラビーを見に来た。ワラビーがいた檻には、ヤクシマヤギがいた。カメラを向けたら、きっちりポーズ? してくれた。
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by pataponm | 2009-03-07 15:37 | 近場のおでかけ・旅行