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今日のタビィ <ワクチン 2回目>

先週、2回目のワクチン接種のためタビィを動物病院に連れて行った。1回目のときの様子を聞かれたので、3日間ほどだるそうにしていてエサもあまり食べなかった、と話したら、「そういうことがあったときは、すぐ連絡してください」と注意されてしまった。そして、急に体調の変化があったときに対処できないから、午前中に来てください、ということで、午後遅くに行ったその日はそのまま帰って来た。アレルギー反応が起こったのではないかということだった。
1週間後、改めて接種に行く。私は用事があったので夫に行ってもらった。ワクチンは、メーカーを変えて使用したそうだ。前回は、背中に注射針を刺されたときだけ「ニャー」と鳴いたが、今回は「フギャー」と鳴いて大暴れ、注射器を跳ね飛ばしそうになったそうだ。先生は、「ちゃんとおさえて」と助手さんに注意してやり直そうとしたがやはり暴れるので、とうとう首に円盤をはめてタビィを動けないようにしてしまった。前回の経験が記憶に残っていたのだろうか。

今回は、副反応も起こらず、いつもと変わらず走り回って元気、「激しい運動はさせないでください」の注意は全く守れない状態になった。副反応でじっとうずくまっているのと、どっちがいいのかな?

◎明るいところにいると、目がこんなに小さくなる。
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◎窓から外を見る。自転車やカラスなど、動くものがあると「ひゅっ、ひゅっ」と首を動かして真剣に見ている。
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◎不安定なところに安定して座っている。このままぐっすり眠ってしまったりする。
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by pataponm | 2009-09-27 21:25 | ペット  

再生マロン

家族で実家に行く。
お盆の丸刈り大騒動から1ケ月、電話するといつも「まだ全然毛が生えて来ないよ。丸坊主のまんまだね」と父は言っていたのだが、会ってみたら全体に柔らかいウェーブした毛が生えてきていて、なんだか子犬の時代のあどけなさを感じさせる可愛い犬になっていた。

◎足や体はアメリカンコッカースパニエルらしいふさふさの毛におおわれていないので、まだラブ的体つきだが、顔は可愛くなっていた。いがぐり頭の坊やという感じ。
でも、4時間にわたる強制的毛刈りのあと、マロンは夜鳴きをしたり、トイレの中にこもってしまったり、行動が少しおかしくなったそうだ。
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◎これだけきれいで可愛ければ、車に乗せて軽井沢にも行けるかな?
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◎でも、跳ねっ返りの超ハイテンションは変わらない。この「ばふんばふん興奮状態」が治らなきゃ、軽井沢のセレブ犬たちとお友達になるのは無理だね。
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by pataponm | 2009-09-26 20:49 | ペット  

今日のタビィ <4ケ月の誕生日>

タビィは、生後4ケ月になった。体重は1.7kg。なかなか増えない。食べることに執着がない上に弾丸のように家中駆け回っているから太るヒマがないのだろう。

◎体は太くならないが、しっぽが太く長くなってきた。長~いしっぽをマフラーのように首に巻いて寝るのが今の私の夢だ。
体全体を覆うようにほわほわと生えていた産毛がいつの間にかなくなり、つやつやのいかにも若者らしい毛並みになった。
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◎大きさくらべ。
くまちゃん「あれ?ず、ずいぶん背が伸びたねぇ・・・(なんとなく逃げ腰のくまちゃん)」
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◎「重そうだね。ちょ、ちょっと、だっこはもう無理だからね。」
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by pataponm | 2009-09-25 11:33 | ペット  

埼玉室内楽コンサート

埼玉の仲間たちと年に2回行っている室内楽コンサートがさいたま芸術劇場小ホールで開かれた。今回は25名のメンバーが、それぞれ2、3曲ずつ演奏し、全部で13曲が披露された。

◎1曲目のヴィードル作曲 フルートとピアノのための組曲 0p.34 のリハーサル風景。
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◎さいたま芸術劇場は、蜷川幸雄が芸術監督になってから演劇やバレーなどの企画が中心となり、音楽関係のコンサートより比重が大きくなっているように思う。
この小ホールも、演劇用のホールで天井が高くステージ後ろの反響板もないので、弦楽器の音などは拡散して演奏中互いの音が聞き取りにくい。客席にもいい響きで届かないように思う。
でも、雰囲気はいい。
写真は、夫の演奏したブラームス作曲 クラリネット五重奏曲 op.115 のリハ。夫は他に、ハルトマン作曲 セレナーデ イ長調(クラリネット、チェロ、ピアノの曲)を演奏した。
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私は、ショーソン作曲 ピアノ四重奏曲 2、4楽章をビオラで、
ドヴォルザーク 弦楽五重奏曲 op.97 1、2楽章を1st バイオリンで演奏した。

ドヴォルザークにこんな曲があるのを知らなかった。超有名曲の「アメリカ(弦楽四重奏曲)」「新世界(交響曲)」のすぐ後に作曲されたそうだ。名前がつかなかったお陰で有名になれなかったのか?
どこを切り取ってもドヴォルザークの「臭さ」ぷんぷんの曲。どっぷりその世界に浸りこんで弾けば、これほど楽しい曲はない。
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by pataponm | 2009-09-24 11:25 | 音楽  

モンク

4月に愛猫ホセを亡くした友人のKさんが、子猫を飼い始めた。
タビィがうちに来たとき、Kさんももらったら、と勧めたのだが、「まだ喪に服している」と言って気が向かないらしかった。でも「いつかまた飼いたい」とも言っていた。「残りの人生考えると、あと1回」と。(そんなことない、2匹飼っておつり?が来るでしょう)

9月になって、「うちの新入りで~す」とKさんから写メが来た。妹さんが捨てられている猫を保護したので、その子をもらうことにしたという。

◎キジトラの男の子。生後1ケ月くらい。タビィによく似ている。何か月か前のタビィを見るようだ。名前はモンク。ジャズピアニストのセロニアス・モンクからとったそうだ。ピアニストのKさんらしい命名。
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◎ふわふわの産毛。そうだった。ついこのあいだのことなのに懐かしい。
自分が猫を飼っていると、友達から猫を飼いました、と聞くのも嬉しいものだ。「うちにも赤ちゃんができました」というニュースを聞くような・・・。
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◎同じキジトラでも、肉球は黒。「とんでもない問題児で、ホセを上回る噛みつき猫。ホセは人の食べ物興味なかったけどモンクは何でも食べたいみたい。」と、ホセとの違いをメールに書いてきた。「何と言っても一番変なのは、おっぱい吸う動作しながらゴロゴロ言って自分のおちんちんをチュクチュク吸うんです。」というのには笑った。やっぱり男の子だからね。タビィをお世話してくれた方の家に見に行ったときも、(多分タビィが)兄弟のその部分に吸いついて刺激で出て来たおしっこを飲んでたのを思い出した。吸いつきやすい形をしているんだろう。
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◎テレビのバイオリンの演奏を一心に聞くモンク。タビィは、ライオンが映っていてもテレビには関心を示さない。モンクは天才猫か?しかも、クラシック音楽だ。
バイオリンの弓や野球のバットの動くのに興味があるらしい。
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by pataponm | 2009-09-23 15:23 | ペット  

まいう~の店

休日の夜、家族で外食しようということになって、大宮市場の「ジャンボ海老フライ」の店に行く。
海鮮亭 高はし」と「花いち」という、外見が同じような店が並んでいて、どちらもジャンボ海老フライが売りらしかった。花いちの方は店の前に行列ができていたので、隣の高はしに入った。
どちらの店もテレビの取材がよくあるらしく、高はしの店の前にも「元祖でぶや」の石塚英彦がジャンボ海老フライを前に「まいう~」と吹き出しを付けられている大きな写真看板があった。
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◎35センチのジャンボ海老フライって、そんな海老、いるんだろうか。確かにショーウィンドウの見本はジャンボだが・・・。
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◎店内に入ると、メニューやら写真やらが壁にべたべた貼ってあって、満艦飾の雰囲気。
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◎派手というかなんというか・・・。「上品」の反対語を言ったら失礼なので、活気あふれるバイタリティに満ちた店内ディスプレイ。
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◎噂のジャンボ海老フライは2000円以上するので、海鮮丼とアジフライのセット1200円というのを頼んだ。海老フライが中までびっしり海老なのか、確認するチャンスを失ったが、これだけ繁盛しているのだから、間違いないだろう。
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◎海鮮丼も充分にジャンボだ。まぐろ、鮭、甘エビ、いか、うに、いくら、が乗り、見えないところにもまぐろのすきみが敷いてある。器の大きさは、上の写真のアジフライの大きさや割りばしの長さを比べれば分かると思う。
私はとても食べきれず、満腹だからいらないと言う息子に無理に食べてもらった。
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by pataponm | 2009-09-22 23:40 |  

今日のタビィ <ゴキブリハンター>

男の子二人、または女の子二人を持っている人に話を聞くと、「同じ性なのに性格が全然違う」と言う人が多い。猫も同じらしい。
15年飼って3年前に死んだネオとタビィを比べると、いろいろと違うところがある。まず食い気が違う。
ネオはエサの用意をすると待ちかねて飛んで来たが、タビィは目の前でエサを皿に入れても、ちょっと匂いを嗅ぐだけでどこかへ行ってしまい、気の向いたときに少し食べている。
ネオは海苔が大好物で、缶を開ける音、クシャクシャという海苔を割る音で首を伸ばしたまま「とととと」と爪先立って寄って来た。タビィは鼻先に持って行っても匂いを嗅ぐだけ、なめもしない。

しかし、何といってもネオとの決定的な違いは、タビィはゴキブリを捕まえる猫だということだ。
ネオは、目の前をゴキブリが通っても全く無関心だった。「猫なら捕まえろ!」とけしかけても、気付きもしない様子。ゴキブリ嫌いの息子は、「次の猫は絶対ゴキブリハンターに仕込む」と意気込んでいた。
タビィは、仕込むまでもなく、ゴキブリハンターだった。
ある夜、台所の隅でタビィが低い構えで何かを狙っていた。見事に自分の気配を消して辛抱強く座り続け、ときどきヒュッ、ヒュッと、首だけ低く動かして隙間を覗く。あれだけ活動的なタビィが、何十分も静かな緊張感を漲らせて目を光らせ、じっと何かを待っているのだ。
いきなりバタッという激しい音がしてタビィの方を見たら、なんと、爪でゴキブリを引っ掻きだして今や口にくわえるところだった。
「キャ~!」息子と同じくゴキブリ嫌いの私は、タビィからゴキブリを取り上げる・・・ことはできず、ゴキブリからタビィを引き離そうとした。
タビィは、傷ついてうごめくゴキブリをときどき口から落して前足でつついたりして、いたぶっている。とどめをさしたり食べてしまったりしないで、「遊んで」いるのだ。
私がタビィを引き離そうとすると、獲物を取り上げられると思ってあわてて口にくわえる。私はキャー、と言って手を引く。その様子は、さぞ滑稽な眺めだったろう。へっぴり腰で後ろからタビィがゴキブリを口から離す瞬間を待ちうける私、何度かの繰り返しの末、ゴキブリを口から落としたタビィをかすめ取るように抱き上げることに成功した。
ゴキブリを処理したあとも、タビィは名残惜しそうに同じ隅っこを嗅ぎまわっていた。その晩その場所にゴキブリホイホイを仕掛けたら、翌朝3匹もかかっていた。

それにしても、気配を消す、狙う、待つ、瞬発的に捕まえる・・・、ライオンのミニチュアみたいなタビィの狩猟本能を垣間見た思いだ。

タビィの狩猟本能は、ピアノや家具の下から爪切りやボールペンを掻き出すといったことで発揮されている。爪切りは一番使いやすいものだったが何年か前に見えなくなり、同じものを買おうとずいぶん探したがどうしても見つからず、新しく買った使いにくい爪切りを家族みんながいやいや使っていた。それをタビィが、何気ない顔でピアノの下からひょいと引っ掻き出したのだ。
刺身の一切れも、ほうびにやりたい気分だ。

◎激しく駆けずり回ったかと思うと丸くなってくーくー眠る。タビィの一日はこの繰り返しで過ぎていく。
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◎歩いているといきなり、寝技で襲ってくるのでびっくりする。階段の途中の段に潜んで足首にタックルしてることも。人も危ないが、タビィもいつか踏まれる。
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by pataponm | 2009-09-21 11:22 | ペット  

銀座でランチ

大学のときオーケストラで一緒だった友人二人と、銀座でランチをした。
Mちゃんは学生時代とてもユニークな発想の子で、面白いことばかり言って人気者だった。今もその雰囲気は変わらず、ちょっとつらい話でもひょうきんにケロッとした調子で話すので場が暗くならなくてすむ。
Kさんは、エレガントな美人で男子学生にもてたが、今もそのまま、優雅な奥様になっていた。
学生オケ時代、ファーストバイオリンをストバイ、セカンドバイオリンをセコバイと省略して呼んだものだが、MちゃんとKさんは「わたしたちはペケバイ」と言って、いつも二人セカンドバイオリンの最後部に並んで座ってにこにこと弾いていた。(ペケバイの命名は、もちろんMちゃんだ)
Mちゃんは卒業以来バイオリンを弾くことはなく、今はコントラクトブリッヂに熱中している。Kさんは、地元の市民オケで今も弾いているそうだ。
音楽の話はさっぱり出なかったが、三人とも二人の子持ち、親を見送ったり介護していたりと、同い年ならではの共通点がいろいろあって話はつきない。

◎有楽町から徒歩1分、銀座インズ1 の地下1階にある黒豚しゃぶの店「いちにいさん
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◎黒豚しゃぶのランチ。おいしい黒豚肉にたっぷりの煮野菜がつき、肉の下にはくずきりが敷いてあってこれがまたおいしい。それに豚汁の大きな椀と、蒸し寿司。果物のデザートも付く。
夜はしゃぶしゃぶやステーキなどのコース料理一人4000円~6000円という値段だが、ランチはこの内容で1000円。大満足だった。
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by pataponm | 2009-09-20 20:10 | ランチ・ディナー  

今日のタビィ <にんげんだっこ>

◎「にんげんだっこ」が好き。人の子を抱くようにだっこするとすっかりリラックスして抱かれている。犬は服従のしるしに腹を見せるというが、タビィは「みんなに愛されている自信」みたいなものを表情に漂わせてゆったりしている。
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◎抱かれながら、周りにいる人を見回したりしている。「タビィ」と呼びかけると、黙ったまましっぽの先をぐりんぐりんと動かす。
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◎抱いている夫の視線から見るとこうなる。タビィはぜったい、自分を猫と思ってないね。
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◎今日は夕方、家の前の空がきれいな夕焼けだった。
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by pataponm | 2009-09-19 11:48 | ペット  

歌舞伎

b0134988_16572957.jpg購読している新聞のチケットプレゼントに応募したら歌舞伎の券が当たったので歌舞伎座へ見に行った。
私は20代のころ歌舞伎に熱中して、毎月のように歌舞伎座に通い、雑誌「演劇界」を愛読していた。
最初の勤め先が八丁堀だったので、歌舞伎座のある東銀座までは日比谷線で2駅、気に入った演目のときは、会社が引けてから毎晩のように一幕見で見たものだ。
その後、杉並の教材会社に転職して激務となり、それから退職して子育てに忙殺され・・・と、いつのまにか歌舞伎からは遠ざかってしまっていた。
娘が大学で日本文学を専攻し、一度歌舞伎を見たいというので行ったのが20年ぶり、今回がそれ以来なのでまた数年ぶりだ。

券は2枚当たったが、平日なので勤めのある娘は行けない。誰か誘おうか、それとも1枚無駄にして一人で行こうかと迷っていたら、なんと息子が「ヒマだし前から興味あったから行く」と言うではないか。
「行くって、お母さんと二人で町歩いたり電車乗ったりするんだよ、いいの?」と、思わず念を押したくなった。
中学に入学したとたんに、家族と行動を共にすることを極端に嫌うようになり、ついこの間まで、外食しようと言っても一人残って家で残飯食べていた息子だ。
中学3年の高校入試のときに、小学校以来3年ぶりで息子と二人で外を歩いた。志望校を何校か訪問したのだ。 そのときは、電車の中では口をきかず、駅のホームや道では3メートル以上離れて行動した。
あれからまた3年たち、大学生になった息子がいきなり私と一緒に歌舞伎を見に行くというのである。驚くではないか。

◎懐かしの歌舞伎座。老朽化のため、今年いっぱいで取り壊しになる。新橋演舞場や明治座などにも見に行ったが、歌舞伎という日本の伝統芸能の世界にどっぷり浸れるのは、やはりなんといっても歌舞伎座なのだ。
老朽化は仕方がないことなので、せめて現状維持で再建して欲しいと思うのだが、石原都知事は、「銭湯みたい。ウィーンのオペラハウスのような物を作りたい。」と言ったそうだ。なんとか歌舞伎座の姿を留めるデザインにはなったらしいが、総ガラス張りとか、超高層ビルとか、なんだかがっかりする情報が入って来る。いったいどんな歌舞伎座に生まれ変わるのだろうか。
写真右に、取り壊しまでのカウントダウンの数字が掲示されている。
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◎歌舞伎座向いの日之出寿司に昼食を買いに行き、道路の対岸から全体像を撮る。
日之出寿司はカラフルな押し寿司や巻き寿司などを売っている。歌舞伎見物にはもってこいの店だ。「飲み物は、あっちにコンビニがあったから買って来るよ」と息子。家の中ではずいぶん喋るようになったが、家の外でも愛想がいい。なんとなくくすぐったい気分。
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◎3階の通路。何十回となく歌舞伎座に通った私だが、いつも3階かもっと上の一幕見だった。桟敷席は18000円、1等席16000円、2等席12000円、3階A席4200円、B席2500円という料金になっていた。一幕見は700円程度。思ったより上がっていない。
壁に故人となった幹部俳優たちの写真が並んでいる。左上のひときわ若い俳優は初代尾上辰之助。大好きで、辰之助の出るものは必ず見に行っていたのに、40歳という若さで病気のため亡くなってしまった。歌舞伎から遠のいたのは、辰之助が亡くなってしまったこともあるかもしれない。没後、10年以上たって息子が松緑を襲名するときになって三代目松緑を追贈されたが、私にとってはいつまでも辰之助だ。
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◎当たり券は、3階B席の中でも一番前の席だった。ひざのすぐ前に階段の壁があって足が伸ばせず、イスが固くてお尻が痛くなる。長身の息子は、ごそごそ座りにくそうにしていた。
安い券ばかり買って、こんな眺めの席から身を乗り出して見ていたな・・・と感慨深い。花道での見得は、いつも想像で補っていた。
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演目は
一、竜馬がゆく 最後の一日
二、時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)
三、お祭り
四、河内山

11時開演で4時まで見続けるのは、初めての息子にはつらいのではと思い、古典ではない一番目はパスして12時半からお弁当を食べながら見た。
二番目の演目は、明智光秀が織田信長に反旗をひるがえした、「本能寺の変」を歌舞伎に仕立てたもの。名前は武智光秀、小田春永と変えてある。
主君春永のためにつくす光秀だが、ことごとく春永の不興を買い、鉄扇でたたかれたり、馬の盥で酒を飲まされたりのいじめを受ける。ついに耐えかねて復讐に立ちあがる・・・というあらすじだが、屋敷の大広間での芝居ばかり、主役が演技しているときは、ずらりと並んだ脇役たちは何十分も微動だにしない。独特の台詞まわしは聞き取りにくい。
息子のためにイヤホンガイドを借りたが、それを聞きながらでも息子は「意味わかんない」と言う。
せめて視覚的に華やかな演目だったらよかったのだが、最後の河内山も、座敷に座ったままの台詞劇。真ん中のお祭りが踊り主体の楽しい舞台だった。
しかし、息子は劇場の雰囲気や、大向うから飛ぶ掛声なども含めて「結構面白かったよ」という感想だった。
お祭りが終わったら帰れば、と言っていたのに、最後まで見ていた。

春永役の富十郎は、足元もおぼつかなかった。それにしても、私が歌舞伎を見ていたころから30年近くたつというのに、当時出ていた俳優が未だずらりと名を連ねているのには驚いた。
お祭りの芸者は、芝かんが病気休演のため息子の福助が代役を務めたが。
辰之助の息子の松緑は、立派な俳優になっていた。丸顔のため、隈どりをしたら恐く見えなければいけないのに可愛くなってしまうところが父親に似ている。
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by pataponm | 2009-09-18 20:08 | 近場のおでかけ・旅行