<   2010年 05月 ( 13 )   > この月の画像一覧

 

地元の新緑  ~柳絮を見る~

休日、お弁当を持って北本市の自然観察公園へ行く。

◎広大な土地に植物や動物を自然のまま保護し観察している緑地帯。
お弁当を食べたベンチから見た景色。
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◎夫が「いのみだ」と言った。この木の実を、子供のころ「いのみでっぽう」の弾に使ったそうだ。ネットで調べると「ムクノキ」らしい。ある幼稚園で園庭の木に「ムクノキ」という名札を付けたら、大人になった卒園生たちから「いのみとして親しんできたのでその名も残してほしい」と要望があり、書き加えたという逸話が紹介されていた。正式な名称ではなく、子供たちの間の通称なのだろうか。
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◎野バラの一種でしょうか。
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◎近くの切り株にトカゲが日向ぼっこ。糸のように細い指がちょっと不気味。目玉を動かしてちゃんと私を見ている。
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◎造花のような草。触ると鱗のようにパリパリとはがれ落ちる。新芽ではなさそう。
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◎桑の木。子供のころ、兄が蚕を飼っていて、桑の葉を集める手伝いをしたものだ。
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◎実はまだ若い。熟すと甘いが、指に染み付いた濃い紫はなかなか落ちない。
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◎ななほしてんとう。
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◎この葉は・・・。病気なのですか、それともこういう種類なの?
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◎観察園入口近くにニセアカシアの木をみつけた。子供が小さかったころ、実家の両親と山歩きをしたときに初めてニセアカシアの芳香を知った。なんともいえない上品な香り、人工的に香水などにしたら台無しになりそうなくらい、はかない繊細な香り・・・。
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◎・・・と、記憶の中の香りだけが昇華していたのか、実際に嗅いだら「これだっけ」という香り。いい匂いだけど・・・。
でも花は終わりかけているので、これは本当の魅力を湛えた香りではないのかも・・・。
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◎大木の密集地? 広いのだから、もっと離れればいいのに。地面に落ちたどんぐりが、落ちこぼれることなくみんな木になったのかな? もっと大きくなったらどうするんだろう。
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◎緑地帯から少し道路に出て歩く。麦畑が広がる。向こうに見える家は売家だった。買える当てもないのに、窓から覗いたり裏に回ったり、さんざん見てしまった。
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◎エゴノキの花。ニセアカシアより遥かに強烈に甘い匂いを漂わせる。
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◎再び園内へ。池の水にも植物が。
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◎近くから見ると、こんな花だった。
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◎歩いていると、白い綿のようなものがふわふわ舞っていて、「これは何?」と話していたのだが、柳の木を見つけたとき、夫が「柳絮(りゅうじょ)だ!」と言った。柳の花らしい。
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◎微風が吹くたび、おびただしい柳絮が舞い上がる。
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◎手で受け止めると簡単にいくつもの柳絮が取れた。
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◎地面にも積もるほどに降り落ちる。
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柳絮は、中国の漢詩などによく出てくるが、どんなものなのかと、夫はずっと思っていたそうだ。
日本にも柳はあるが、柳絮の飛ぶ種は少ないらしい。今まで見たことがない。
中国には柳絮の舞う柳が多く、調べると北京ではこの季節、黄砂と同じくらい人々を悩ますものだという。
珍しいものを見た。

◎新緑の林。心を洗われる休日の散歩。
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by pataponm | 2010-05-30 11:44 | 近場のおでかけ・旅行  

今日のタビィ <タビィ1歳>

タビィは1歳になった。
うちに来てから10ケ月。子猫だと思っていたのに、あっという間に大人になってしまった。
530gだった体重も3.3㎏になった。でも、3.3㎏から増えない。体長は伸びているような気がするが体重が増えないので、抱くと腰骨に触れたりする。
ふつう、毎朝エサを新しくすれば飛んで来るはずなのに、タビィは関心を示さないのだ。寄って来ても匂いだけ嗅いで辺りを引っ掻いて隠すような仕草をして行ってしまう。隠しておいて「あとで食べるの」っていう意味?

◎体が長くなった。ちょっと痩せてるんじゃないかな。でも活発だからいいか。これがタビィの「完成形」? もうちょっと大きくなってほしい気もする。
1日に猫缶4分の1とカリカリを餌皿に2杯食べる。牛乳は50cc ほど飲む。
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◎うちに来たときは、こんなに小さかった。皿がでかい。
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◎生後4ケ月ごろ。
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◎大きさ比べのクマちゃんと並ぶと、大人の貫録がついたのが分かる。
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◎うちに来た次の日。不安そうな顔。
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◎すぐに大きくなってクマちゃんを見下ろすようになった。
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◎今やおんぶして「親気分」?
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by pataponm | 2010-05-25 11:33 | ペット  

新緑の軽井沢

連休中に人と車を見に行って終わった雪辱戦として、娘も加わって軽井沢にドライブ。

◎新緑を見るのが目的なので、何度も行った野鳥の森へ行く。入口付近に不気味なシダの群生地が。映画のジュラシックパークみたい。
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◎育ち過ぎたこごみかな、と思ったが、小さいうちからこのように不気味な姿らしい。
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◎少し歩くと、心も洗われるみずみずしい新緑の林が広がった。
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◎新芽は下を向いていたり・・・、
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◎上に向かっていたり・・・、
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◎両手を広げるように光を求めていたり、さまざまだ。
指でつまむとひんやりと冷たく、湿っている。赤ちゃんの肌みたい。いろいろな木の新芽を「あ、これもしっとり。」「どれどれ。」と、いちいち触って歩きその初々しさに感動した。娘が「私たち、新芽ソムリエだね」と言った。
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◎浅間山が一望できるポイントに出る。連休に来たとき薄いグレーのカーテンに遮られて何も見えなかった山がくっきりと見えた。ぷくん、と可愛らしい噴煙が上がっている。
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◎ランチは、連休に門前ですごすごと引き返した dolce に、前日から予約を入れて目的を達する。
連休に来たときからわずか10日しか経っていないというのに、見違えるほど緑が増えている。
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◎店内は家庭的な雰囲気。ピアノとハモンドオルガンが置いてある。どなたかが演奏されるのだろう。
つきあたりの壁に・・・、
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◎かわいい瀬戸物の西洋の指抜きコレクションが飾られていた。
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◎一日限定12食というランチ(1200円)をオーダーする。野菜の入った優しい味のコンソメスープ。
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◎楽しいランチプレート。天ぷらは、こごみとズッキーニ。鶏肉の野菜巻きは柔らかくてとても美味しかった。自家製らしいトマトソースも美味。
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◎テラス席にはワンちゃん連れのお客さんが来ていた。
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◎店の隣にある物置小屋までが楽しい。庭にもベンチやパーゴラがあしらわれていて、ゆっくり緑や花を楽しめるようになっている。
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美味しいランチに満足して、午後は旧三笠ホテルを見学した。
旧三笠ホテルは、1906年(明治39年)に開業し、何度か名義を変更しながら1970年(昭和45年)まで営業を続けた。開業に携わった実業家山本直良は作曲家山本直純の祖父にあたる。
日本人の設計による純西洋風建築で、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれていた。
高級ホテルとして、 多くの外国人をはじめ、渋沢栄一、団琢磨、住友吉左衛門、乃木希典、近衛文麿、有島武郎などの有名人が宿泊したという。
1980年(昭和55年)に国の重要文化財の指定を受けて保護されている。

◎旧三笠ホテル正面。
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◎客室。
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◎客室の中に洗面台が。ボーイが横でタオルを持って立っていたりしたのだろうか。
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◎客室の横に狭い風呂場がある。
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◎廊下側から見た風呂場。ここからボーイが湯を入れたそうだ。
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◎トイレ。木の便座のトイレもあって、娘と「座ってみたいね」と話した。でも、どこのトイレにも「トイレの設備は撤去されていますので、絶対に使用しないでください。」と赤い文字で大書された立て看板が。「ほかのものには『使用しないで』とか『触れないで』とか書いてあるだけなのに、トイレだけは『絶対に』って書いてあるね。『使用』されちゃったら大変だからね。必死だね。」と娘。
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◎サンルーム。窓ガラスはすべて明治の時代のもので、厚みが不均一のため風景がゆがんで見える。
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◎廊下。ランプはパイプ・ペンダント(吊り下げたランプの意味)と言い、金属の「金」で赤色を出している。現在あるのは複製。
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◎ホール前にあるこのランプだけが本物だそうだ。
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◎ホール。明治時代の有名人が集まって会談している写真が残っていた。写真右側にホテルのフロントがある。ルーム番号は漢数字で書かれていたそうだ。
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◎ホールには古いピアノと暖炉があった。
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◎帰りがけ、中軽井沢に最近できたというパン屋さん「ハルタ軽井沢」に寄る。外からはなかなかパン屋さんとは分からず、店の中が暗いのでドアから透かしてみても見えにくい。閉店しているようにも見えてしまう。
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◎ヨーロッパを旅行中に立ち寄ったパン屋さん、と錯覚してしまいそうな店内。パンの種類は、バゲットやハード系のパン。
いくつか買って帰って食べたら、びっくりするほどのおいしさ。同じような材料、製法で、どうしてこんなにおいしく作れるのだろう。留守番していた息子も、ツルヤで買ったパンなども並んでいる中でハルタのパンを「うまいね、これ」と驚いたように言って食べていた。
また買いに行きたい。控えめすぎて素通りしそうな店構えだけど、お客さんがたくさん来て繁盛してくれるよう祈りたい。
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締めはスーパーツルヤでの買い出し。保冷剤を仕込んだ大きな保冷箱持参して、日常の食料品までどっさり買い込んだ。野菜は新鮮、肉は味がよく、何より安い。
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by pataponm | 2010-05-19 14:30 | 軽井沢  

乙女植物園

乙女邸のベランダは、今花盛り。丹精して育てられた花々が咲き誇り、さながら「乙女植物園」だ。
otomemama に撮った写真を見せながら花の名前を聞いてメモしてきた。
名前が不明のものもいつくかあります。

◎バラ : ウエスタランド。
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◎左 バラ : ハウスビューティー。 右 クレマチス。
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◎ハゴロモジャスミン。
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◎バラ : ピエール・ド・ローサンヌ。
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◎ミニバラ。
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◎オダマキ。
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◎バラ・コクテル。
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◎左 スミレ。 右 バラ : 名前不明
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◎キイチゴ。
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◎バラ・アイスバーグ。
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◎ツルソバ。
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◎右 バーベナ。 左 ダリア。
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◎ハニーサックル(すいかずら)。
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◎ゼラニウム。
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◎左 パンジー。右 ネメシアメロー。
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◎ネム。
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◎ツツジ・オオムラサキ。
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◎ワスレナグサ。
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by pataponm | 2010-05-17 17:20 | 近場のおでかけ・旅行  

ある日の乙女ちゃん <乙女だって猫である>

乙女ちゃんは人に触られるのがあまり好きではない。でも、ピアニストのSさんにやさしくなでなでされると急に大人しくなって、心から気持ちよさそうにとろけてしまう。

◎Sさんは、「だいぶ肩が凝ってるね」なんて言いながら、独特の手の動きで乙女ちゃんを揉んであげている。猫も肩が凝るんだ~。
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◎ふと見ると、そんな乙女ちゃんがカラスと対面していた。
あっ、よく見てください。乙女ちゃんはカラスに向かって口を開けてなにやら威嚇している!
作り物のおもちゃの猫じゃらしには見向きもしない乙女ちゃんも、やっぱり猫だった。
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◎見上げる乙女。精一杯怖い顔している。
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◎平然と見下ろすカラス。
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◎カラスは逃げるでもなく、テラスの手摺をバサッ、バサッと重そうに飛び移り、乙女ちゃんはそれを目で追っている。
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◎悠々としているようで抜け目なく用心しているカラス。
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◎テラスの隅に、手摺が途切れて隙間ができているところに板がしっかりと紐でくくり付けられている。なぜかというと・・・、
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◎乙女邸に来て間もなくのころ、この隙間からすり抜けてビル5階のこんな縁に立ったのだそうだ。そのまま行こうとするのを、otomemama がすんでのところで乙女ちゃんのしっぽをつかみ、引き戻した。危機一髪! 
もしも足をすべらせていたら・・・、と思うとぞっとする。向こうまで行って果たしてUターンして戻って来れただろうか。
乙女ちゃん、しっぽの短い猫でなくてよかったね。
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そんなわけで今日は、大島弓子の「グーグーだって猫である」ではないが、「乙女だって猫である」と認識を新たにしたのだった。
地上数十メートルの壁の縁だって、案外ものともせずに行ったり来たりできるのかも知れない。
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by pataponm | 2010-05-16 11:36 | ペット  

映画「オーケストラ!」

音楽仲間4人で、渋谷の Bunkamura ル・シネマに映画「オーケストラ!」を見に行った。

ロシア・ボリショイ交響楽団で劇場清掃員として働いているアンドレ、彼はかつて天才指揮者ともてはやされたが政治的理由で楽団を解雇されたのだった。ある日、彼はパリから楽団への出演依頼FAXを目にする。今は救急車の運転手、場末のクラブの楽団員などになっているかつての仲間を集めニセのオーケストラを編成してアンドレはパリへ乗り込む・・・。

ロシアの映画かと思ったらフランス映画だった。
宣伝ちらしのあらすじから、アンドレが執念で仲間を集めてオーケストラを再生させる、という過程が中心の物語かと思っていたら、その部分のストーリー展開は早く、あっという間にパリへ乗り込んで、そこからはちょっと度を越したどたばた劇になった。
かつてはクラシック音楽の演奏家だった団員にプロ意識はないのか、リハすっぽかして30年ぶりにいきなり本番で弾いてあんな演奏ができるのか、等々、つっこみどころ満載だが、コメディタッチあり、感動場面ありでなかなか楽しめた。

◎映画のちらし。
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◎なにやら出生の秘密を持つフランス人バイオリニスト。謎めいた過去がこの映画のもう一つの軸となって最後まで引っ張る。
演じたメラニー・ロラの美しさが際立つ。
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◎映画と同じくらい楽しみなのがランチ。Bunkamura 近くのパスタ屋に入る。
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◎本日のパスタ。魚介と野菜入り、塩味でおいしかった。
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◎フォークのホルダーは猫だった。
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by pataponm | 2010-05-15 11:35 | 近場のおでかけ・旅行  

佐藤忠良展

川越で彫刻家の佐藤忠良(ちゅうりょう)展が開かれているので、彫刻を勉強している息子も誘って夫と3人で見に行った。
佐藤忠良は、1912年に宮城県に生まれた。東京美術学校(東京藝術大学)で彫刻を学び、数々の賞を受け、1981年にはフランスのロダン美術館で個展を開いた。東京造形大学の創設に深くかかわった人である。
川越美術館には、宮城県にある佐藤忠良記念館から借り受けた数十点の作品が展示されてあった。

◎美術館の隣にあるのは川越市立博物館。
「今日はどちらにお越しですか」と、アンケート用紙を手にした年輩の男性に声を掛けられた。
文化的施設を充実させ、観光客誘致に力を注ぎ、がんばっている川越市。
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◎川越市立美術館は2002年に開館したそうだ。
ポスターに使われている作品は一連の「帽子シリーズ」として有名だが、確か作者70歳を過ぎてからの作品だ。多くの首を作って「首狩り」と言われた若いころは「群馬の人」等、武骨な土の匂いのする男女を作っていた。歳を重ねれば重ねるほど、色気と抒情性が増して来たように感じる。
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◎美術館入り口。このポスターには子供の彫刻が使われている。自分の子や友人の子をよく作り、その時代は「小児科」と言われたそうだ。
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私の母は彫刻をやっていたので、佐藤忠良先生のところに出入りしていた。新制作展などの手伝いもよくしていたように思う。
私も母に連れられて、何度かお宅に伺ったことがある。母と師が語らっている間、アトリエにある中二階の書斎が珍しく、不作法にも窓からアトリエを見下ろしたりして遊んでいたのを思い出す。
「忠良先生は、ほっぺたの肉のない顔が好きなのよ。Mちゃん(私のこと)、ほっぺたに肉のない顔してる」
と母が言っていたことがあった。もしかしたら、私を作ってもらおうと思って連れて行っていたのかもしれない。
もし、佐藤忠良先生が私の首を作ってくれたいたら「Mちゃん」と題する彫刻が美術館に展示されていたろうか・・・などと夢想する。
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by pataponm | 2010-05-14 10:03 | 近場のおでかけ・旅行  

下のお名前様

美容院に予約を入れようと電話をしたら
「お名前様いただけますかー」と言われた。「Sです。」と言ったら
「下のお名前様いただけますかー」と言った。
何のことか分からず、一瞬考えて「S」は名字だからフルネームで言えということか、と理解できた。
それにしても、「下のお名前様」って・・・。
最近何にでも「様」を付けるようになって病院でも「患者様」と呼ぶようになったそうだ。「患者さん」でいいではないか、という投書が新聞に載っていた。
「お名前」に様をつけるのはもっとおかしい。「お名前様いただけますか」って、敬語のような形になっているが、日本語としては醜い。
「お名前を伺ってもよろしいでしょうか」と、普通に言えばいいのに。

話し方も、若い女性は平坦な抑揚で句読点もなく「にゃんにゃん」喋るのでとても聞きとりにくい。
「下のお名前様」を聞かれたあと、
「らんかーどーなさいますかー」と言われたときにはお手上げだった。しかも、聞き返すと何回でも「らんかーどーなさいますかー」と、おんなじ調子で言い続けるのだ。
「らんかー、ですか?」「はい。」と、らちが明かない。
「らんかーって何ですか」と聞くと、それまで歌うように喋っていた女性が急にしどろもどろになった。マニュアルにない展開になったのでどうすればいいのか分からなくなったようだった。
どうやら、美容師にスタイリストからフロアディレクターまで3段階までの格があって、それぞれ基本料金に500円ずつ上乗せされていくらしい。
「ランクはどうなさいますか?」と聞いていたのだった。

聞きとりにくいイントネーションはともかく、「様」をくっつければ敬語っぽくなるだろう、的な「安易な敬語テク」が横行して、日本語をずたずたにしているような気がしてならない。

相手の名前を聞くときに、
「何様ですか」と聞いた若い人がいたそうだ。

◎我が家のささやかな庭にも春がきた。テッセンの花が咲く。
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◎隣にはエニシダも。
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by pataponm | 2010-05-12 09:59 | 言葉  

今日のタビィ <侵入物に敏感>

家の中に新しく入って来たもの、宅配便の箱、袋に入っている買ったばかりの服、ケーキの箱・・・などにタビィは必ず近づいて行って丹念に匂いを嗅ぐ。鼻孔をひくひくひくと動かし、右の鼻の穴を擦り付けてひくひく、左の鼻の穴を押しつけてひくひくと嗅ぐ。
「タビィ、なに匂い嗅いでんの? あ、これ新しく持ち込んだものだ」とタビィのしぐさで気づくこともしばしば。

◎そしてそれが箱なら、迷わず入る。
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by pataponm | 2010-05-10 09:57 | ペット  

連休の軽井沢

連休の中日に日帰りで軽井沢に行った。

◎渋滞でのろのろ運転の高速道路を降りたら軽井沢はもっとすごい渋滞。
車中より。山がかすんで、屏風を2枚重ねたように平面的に見える。
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◎道を下って上って・・・、ずっと先まで車でぎっしり、身動きが取れない。
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◎混まない方向にある「軽井沢植物園」へ行く。
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◎入場料を払って入ったが、咲いている花がほとんどない。名札だけを見て歩く。
木の花はいくらか咲いていて、ハナズオウが幹にじかに花をつけているような独特な咲き方をしていた。
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◎サイカチという木は、鋭い棘をたくさん持っていた。バラが棘で身を守るのは分かるが、大きな木がこんなにとんがる必要があるのかしら。
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◎コウヤマキ。まだ若い木だ。新芽がきれい。
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◎アスナロ。あすは桧になろう、と頑張っているということで子供の文集の名前になったりするが、あすなろはあすなろ。成長してもけして桧になることはないのだ。
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◎ミズバショウ。どれも横に一つ必ず茶色く枯れたミズバショウがあっていい写真が撮れなかった。もう時期が終わりなのだろうか。
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◎小さな流れにメダカが泳いでいた。水底にメダカの影が映っている。
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◎これは? ビニールのチューブのような・・・
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◎カエルの卵がとぐろを巻いていたのでした。ちょっとぞくっときた。
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◎カタクリの花が咲いていた。実家にカタクリの群生地があったのを思い出す。少しうなだれているところが可憐だ。今の片栗粉はじゃがいもから作るが、昔はカタクリ粉はこの根からとった。
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◎アズマイチゲ。
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◎黄水仙。春最も早く咲く花ではないか、伊豆では2月ごろには咲いていたような気がする。
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◎植物園で目につく色のあるものは、このしだれ桜だけだった。
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植物園も、あと2週間もすれば数万株もあるというサクラソウが開花するらしい。

◎植物園に隣接して、長野冬季オリンピックが開催されたのを記念したオリンピック記念館がある。
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◎オリンピックでカーリングの試合が行われた体育館の前に、カーリングに使われる石を作る機械が展示されていた。向こう側の器具で石を削り、手前の器具で磨く。
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◎1964年東京オリンピックと1998年長野冬季オリンピック、二つのオリンピックの聖火台の模型が展示されていた。東京オリンピックでは馬術競技が、長野冬季オリンピックではカーリングが、軽井沢は二つのオリンピックの競技会場になった世界でただ一つの地なのだ。
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◎軽井沢在住の andantin さんのブログで紹介されていた dolce でランチを、と思って行ったら、ランチは予約でいっぱい、既にオーダーストップしていた。
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◎2軒ほど回ってみたが、店の外まで人があふれ、相当待つことになりそう、一度来たことのある追分の「鐵音(くろがね)茶房」へ行く。
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◎鉄のストーブやオブジェを作るアトリエもあり、店の椅子も一つずつデザインが違う。
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◎奥には服や布の小物を作る裁縫室があり、作品が販売されている。くつひも1本1000円。とても素敵。このひもで作ったストラップが200円で売っていたので一つ買った。
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◎ランチは1000円。真ん中のメインを2種類ある中から選ぶ。これはめかじきを柚胡椒で味付けして焼いたもの。左下は野沢菜の油炒め、右の真ん中はあんずの紅茶煮。器が全部違うのも楽しい。
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◎ランチのあとは、カフェ「Shaker」へ。林の中に見えてきた店は、アメリカのボストン近郊に住む義兄が以前住んでいた家に似ている。
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◎カフェ入口。
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◎シフォンケーキとカフェオレ。ボールに入ったカフェオレを両手で持って飲む。
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◎車から撮った浅間山。
花のない植物園をぶらぶら歩いた他は、渋滞の道を移動しては食べたり飲んだりの1日。浅間山と対面する時間もなかった。
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◎車中より。冬には遅く春には早い季節。芽吹き前の林が続く道。
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◎帰り際少し車を降りて浅間山を撮ろうとしたが逆光でうまくいかず、代わりに鼻曲がり山を撮る。
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「しょうもない1日だった。軽井沢は連休に来るもんじゃない」というのが今日の結論だが、それでも楽しい1日でした。ツルヤで買い物もできたしね。
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by pataponm | 2010-05-08 13:16 | 軽井沢