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ラ・メール弦楽四重奏団

地元の音楽仲間が集まって始まったラ・メール弦楽四重奏団。バイオリンのJさんの生徒さんの発表会で演奏をした。

今年の曲は、ドビュッシーの弦楽四重奏曲ト短調 op.10 より1、2楽章。難しい曲と分かってはいたが、いつかやりたいと思っていた憧れの気持ちだけを支えに挑戦した。
最後までテンポやハーモニー、曲の持って行き方が定まらず模索しながらの練習だった。本番は大きなミスもなく、練習よりいいものを出せた部分もあったように思う。でも、もうちょっと掘り下げたかったというのが本音。本番の日が設定されていると、その日までに出来あがっているものをステージに上げなければならない苦しさがある。かといって、本番を考えずに練習すると、どこで折り合いをつけるかで苦しむのだが。

◎結成以来、細々と10年以上続くラ・メール弦楽四重奏団。チェロだけは仕事の都合などで何度か交代し、今年は昨年に引き続き、発足当時のメンバーのTさんが弾いた。
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by pataponm | 2010-07-31 17:00 | 音楽  

「マネとモダン・パリ」展

丸の内にある三菱一号館美術館で開催されているマネ展を見に行った。
三菱一号館は1894年に竣工した丸の内最初のオフィスビルを復元したものだ。当時の煉瓦造りの建物を忠実に再現するため、使用した赤レンガ230万個は当時に近い製法で生産された。旧三菱一号館の保存部材も一部再利用されている。
2009年に竣工し、正式な開館は今年の4月、開館記念として「マネとモダン・パリ」展が開催された。

◎三菱一号館美術館。高層ビルが建ち並ぶ中、レトロな煉瓦造りの建物は目を引く。
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◎中庭は緑豊かに造園されていて、オフィス街の昼休みのくつろぎの場となっている。この中庭を囲む一帯がブリックスクエアと呼ばれている。
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◎ベンチにこんなオブジェが。カップルが記念に写真を撮る場合は両端に座るしかなく、オブジェに仲を裂かれた形になるではないか。
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b0134988_11283649.jpg◎大変な混雑と聞いていたので心配したが、切符を買う行列も館内の混雑も常識の範囲内で、見たい絵を見たいだけ見れるという環境だった。

マネ(1831-1883)は、印象派を始め後世の芸術家たちに大きな影響を与えた、近代絵画史上重要な画家の一人とされる。印象派と同時代だったにも関わらず、マネは印象派展には出品しようとせず、あくまでサロンに固執した。そのサロンで「草上の昼食(正装の男性と裸婦が草の上で昼食をとっている)」や「オランピア(裸婦といえばビーナスなど清純なものだった時代に娼婦を描いた)」などを発表したために上流階級の人々の反感を買ったとされる。

「マネとモダン・パリ」展では、約80点のマネの作品と、同時代の作家たちの作品も80点ほど展示されている。マネと親交が深かったドガの踊り子の絵も1点あった。

マネは「笛を吹く少年」や「オランピア」、黒服の女性の肖像ぐらいしか思い浮かぶ作品がなかった(最もよく知られた笛を吹く少年の絵は展示されていなかった)。
ポスター( ↑) にもなった黒服の女性「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」は、画集で見ると帽子もスカーフも上着も黒のべた塗りのように見えるが、実物は緑とも群青ともいえない独特の黒で陰影も感じられ、初めて胸元にすみれの花束があることに気付いた。

マネの絵は、粗いタッチで強い色を厚く塗っているように見える。素人の目に「これ、デッサン狂ってるんじゃない?」と見えてしまう作品もある。
「死せる闘牛士」という作品は、手前の死んだ闘牛士と遠景の人々のバランスがあまりに不自然で批判があったため、絵の上下を切り離し別々の絵にしたという。その闘牛士が倒れている絵も、足を画面の奥の方へ向けて頭が手前、斜めに倒れている構図だが、向こうにある足がちょっとでかい。
エミール・ゾラの肖像画は、組んだ足が浮いた感じになっているし、お尻がソファから半分落ちかけている・・・?
「遠近法や安定した構図を無視した・・・」などと、それが反逆であるかのように後の世では評価されているが・・・。

◎19世紀絵画とこの美術館とは、雰囲気がぴったり。忠実に再現された建物は、内部も100年の時を経ているように見える。
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◎美術館のショップ入口。
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◎中庭を横切って店舗の入っている棟へ行く。エレベーターの階表示は保存部材が使われているのだろうか。
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◎2階の地中海料理の店「アンティーブ」ヘ。
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◎ランチコースの前菜。まぐろとアボカドのたたきとサラダ。まぐろの上に乗っているつぶつぶは何でしょう。赤いマスタードの実?
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◎切り口が楕円形のロングパスタ、リングイネ、モッツァレラのトマトソース。
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◎きしめんみたいに幅広の生麺タリアラッレ、生ハムとブロッコリのアンチョビーチーズオイルソース。
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◎デザートはパッションフルーツのアイスクリーム。トッピングはピスタチオ。おいしかった。
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◎中庭に面していろいろな店がある。これは外国のアンティークを扱った店「PASS THE BATON」。ちょっとほしくなるレトロでアメリカンなグラス、値段を見たら4800円。
人から人へバトンを渡すように物を渡していく・・・という意味の店名だが、「リサイクル店」ではなく、「骨董店」だった。
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◎「ラ・ブティック・ドゥ・ジョエル・ロブション」という名のパン屋さん。三ツ星シェフの監修によるフランスのパティスリーが出店したものらしい。フランス語そのまんまの店名。アルファベットで綴られた店名にカタカナ表記もない。とうてい覚えられない。
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◎パンは1つ240円から500円以上のものまで。ケーキより高い。シンプルなのを3つ買った。朝食に家族で分け合って食べたあと写真を撮り忘れたことに気付いて撮ったので、これは3分の1の大きさ。確かに値段分のおいしさはある。
が・・・、日常食べる物であるはずのパンに、この価格は・・・。
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◎ショコラテリア「カカオ サンパカ」。貴金属店かと思うような店構え。店内は、ガラスケースの中に1枚80gぐらいの板チョコがびっくりするような値段で並んでいる。金の板に見えてくる。まさに貴金属店・・・?
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◎お店の人気商品、カカオソフトクリーム「ジャラッツ」。濃厚なカカオの香りたっぷりのソフトクリームだった。
1粒360円のトリュフチョコ、いったいどんなにおいしいんでしょう、と想像しながら店を出る。
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◎丸ビルへ続く通り。ヨーロッパのどこかの町のような通りには高級ブランド店が並ぶ。パン屋でもチョコレート屋でも、値段にばかり目が行って驚いている私は、こんなセレブな通りを歩いても、店に足を踏み入れることすらできないだろう。
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◎有楽町方面へ歩く。毎年5月に音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」が開催される東京国際フォーラム。
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ここの輸入雑貨屋さんをのぞいたり、有楽町駅前の交通会館内にある「北海道どさんこプラザ」や、東北地方の物産館「むらからまちから館」で買い物をし、足が棒になって無印良品のカフェでぐったり。気づけば5時過ぎだった。美術館見学だけでも足が疲れるものなのに、朝10時からランチを除いて歩き通し、疲れるわけだ。

◎美術館ショップで買った絵ハガキ類。レトロなポスターを図案にしている。猫関係のばかり選んで買った。
マネの猫は素描がいくつかあったが、首がろくろっくびのようにひょろ長い白猫など、やはりデッサンが狂っている・・・?。このメモ帳に使われた猫のデッサンは猫らしい姿態が気に入った。
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◎「北海道どさんこプラザ」で買ったもの。北海道でしか買えないと思っていた六花亭の商品が置いてあって感激(買わなかったが・・・)。
白花豆や金時豆の甘納豆が特売で158円だったので3袋も買ってしまった。煮豆みたいにやさしい甘さでとてもおいしかった。トマトキャラメル、ラズベリーキャラメルは面白半分で買う。
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◎「むらからまちから館」で買ったもの。セレブ街から来て、どれも安く見え、少し買いすぎてしまった。
左の黒棒は、今まで食べた黒棒の中で一番おいしかった。「ゆか里」は、あられにゆず風味の砂糖をコーティングしたもので、熱い湯を注いで飲む。子供のころに飲んだ記憶があり、懐かしくて買った。佐野名物桜あんぱんは、佐野に行ったときに買ったことがある。手に持つとずっしりと重く、これは買わなきゃソン、と思わせられる。
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by pataponm | 2010-07-27 10:34 | 近場のおでかけ・旅行  

実家のマロン <ちゃんとたっち>

実家に行く。今日も酷暑日。電車を降りたら湿気たっぷりのミストサウナに入ったような熱気に包まれた。駅から実家までの道は木陰一つないアスファルトの道でしかも登り下りが激しい。気温38度などと発表されるが、それは日陰で計った気温で、日向は40度を越えることもあるそうだ。舗装道路の地表は50度以上という。
歩いていると、地表で温められた空気がゆるい熱風となってときどきもわ~っと襲ってきて頭がくらくらする。

こんな日なのに、父は歯医者に歩いて行った。
実家に着いたら出かけた後で、当然タクシーで行ったものと思っていたら、昼近くなってなんと歩いて帰って来たのだ。「いや、今日は暑いね」と言いながらあごや鼻の先からぽたぽたと汗をたらしている。「どうしてタクシー呼ばないの!」と言ったら、歯医者は老人医療で治療費が200円くらいで済む。タクシーは片道700円。200円のためにそんなにお金を払うのも馬鹿らしい、と言うのだ。
歩けば往復30分。来年90歳になるというのに無理でしょう。
父は、自分の心配をするどころか、室内に入ったとたんに汗が噴き出すから治療している歯医者さんに気の毒でね、なんて呑気なことを言っている。
しかも、「せっかく来てくれたのに持って帰ってもらうものが何もない」と言って、駅前の売店で鮎の甘露煮、羊羹、豆の砂糖煮、クッキー等々買い物をして、ずっしりと重い大きな袋を提げて帰ってきた。おみやげ代でタクシーに乗ってくれればよかったのに。
おとうさん、お願いだから残りの通院は、ぜったいにタクシーを使ってね。お年寄りばかり100人もの人が熱中症で亡くなっているんですよ!

◎マロンは「たっち」が上手になった。ふらふらしていても「ちゃんとたっち」と言うとちゃんと立つ。父の手につかまっているように見えるが、「ちゃんとたっち」しているんです。
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by pataponm | 2010-07-24 11:20 | ペット  

軽井沢 <白糸の滝・レストラン「シュエット」> -2-

スーパー・ツルヤで信州産夏野菜やチーズなど心ゆくまで買い物をして6時に予約した「フランス郷土料理の店「ブラッスリー シュエット」ヘ。

◎鏡越しに見た店内。壁にはアルフォンス・ミュシャの絵が何枚も飾られている。堅苦しさのない、フランスの居酒屋風?(行ったことはないが)の雰囲気。
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◎3800円のAコースをオーダーする。
お通しの、チーズのシュー。
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前菜は、エスカルゴのソテー、フォアグラと信州りんごのソテーなど8品目の中から1品選べる。
二人で、田舎のパテ(アルザス地方)と信州根野菜のマルミットを頼んだ。

◎田舎のパテ(ポークとレバー)。
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◎信州根野菜のマルミット。マルミットとはフランス語で「鍋」のことを言い、煮込み料理全般をマルミットと言うらしい。
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スープは、「本日の野菜のクリームスープ」又は「お魚の旨みたっぷりのスープ」から1品。マルミットが野菜の煮込みだったので、二人とも魚のスープにした。

◎えぐいほどの「お魚の旨み」がたっぷり。創作ラーメン店の魚で何時間も出汁をとったというスープを思い出した。
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メインディッシュは、「牛サーロインステーキ赤ワインソース」「バスク豚と信州野菜のポテ」「本日入荷の鮮魚料理」「フランス産鴨胸肉のロティー」 他 ウサギ・子羊・信州牛・地養鶏 など全8種類より1品

◎夫はバスク豚。この豚肉が絶品だった。厚切りでややミディアム、炭火で焼いた香りがする。柔らかく、ジュワッとジューシーで旨みがある。豚肉がこんなにおいしいものか、と思った。
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◎私は「家でなかなか食べられない」という理由でサーロインステーキ。豚肉のおいしさに感動しすぎて、「これ、サーロイン? ふつうのもも肉?」という感想だった。少し冷めていたので焼いてから時間がたってしまったのかも知れない。でもソースや野菜のからみもよく、おいしかった。
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◎お店の人が大皿に大きな塊のままのチーズを何種類も乗せて、薦めてきたので、やぎの乳のチーズをためしてみることにした。奥でスライスして持ってくる。一皿700円。
「とてもクセが強くて、どうしても食べられないという方もいらっしゃいますから、お勧めしてお口に合わないと申し訳ないので」と、「お口直し」のソフトなチーズをサービスでつけてくれた。レーズン、マンゴー、イチジクのドライフルーツを添えて。やぎのチーズは「けものの臭い」がした。でも、ブルーチーズ、くさや、納豆などの「臭みの旨さ」を知っている私にはまったく問題なかった。
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◎デザートのマンゴーのケーキとチョコレートケーキ、アイスクリーム添え。
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帰りは渋滞がひどそうなので高速を使わずに下の道を走った。遅くなったけど、大満足の1日でした。
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by pataponm | 2010-07-23 13:53 | ランチ・ディナー  

軽井沢 <レクの森・白糸の滝・レストラン「シュエット」> -1-

猛暑の埼玉を逃れて軽井沢へ。しかし軽井沢も猛暑だった。30度を超す気温に強い日差し。意外に湿度が高い。「埼玉より7、8度は涼しいと思っていたのに」と文句を言ったが、「下界」はこの日38度の酷暑日だった。7、8度の差があることに間違いはない。

◎浅間山。午前中は赤茶けた「凄み」のある表情を見せるのだが、今回も車の中から、凄みの足りない山しか撮れなかった。
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◎今回のテーマは「歩く」と「少し贅沢なディナー」
まず「レクの森」へ行く。木漏れ日の道に入るとすーっと涼しくなる。木が、呼吸しているのを感じる。
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◎ぐるりを低い柵で囲まれた「白樺の広場」。丸い芝生を囲むようにベンチがいくつか置かれているが誰もいない。ドッグランにでもしたら犬は大喜びするだろうに。
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◎途中ツルヤで買ったお弁当を木陰で食べた。夫が一人で軽井沢に行くときはいつもこれを買って山歩きなどをするが、どこのコンビニ弁当よりおいしく、しかも安い、と絶賛していた。
本当においしかった。のり巻きにおいなりさん、それに山菜おこわとお赤飯のおにぎりという取り合わせがご機嫌。
ごぼうサラダがこれで99円とは。コンビニ弁当にありがちな、口に残る化学調味料のえぐみがなく、自然な味だった。
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◎広場から美しい浅間山が見えた。
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◎戸を開けて再び柵の外に出る。
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◎外には「熊出没注意」の看板が!広場は柵に囲まれて熊から守られていたが、すると今私たちは「熊さん側」に出たのだ。
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◎最近よく熊が出るので、この一帯でのキャンプは禁止になった。なのにテントがいくつも張られている。小さい子供のいる家族連れや若い人たちのグループがいっぱい。
夜は「森のくまさん」の歌でも合唱して、くまさんとお友達になってください。
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♪ ~ある日 森のなか くまさんに であった
花さく森のみち くまさんに であった
くまさんの いうことにゃ おじょうさん おにげなさい
スタコラ サッサッサのサ スタコラ サッサッサのサ

♪ ~ところが くまさんが あとから ついてくる
トコトコ トッコトッコと トコトコ トッコトッコと・・・

◎車で少し移動、白糸の滝を目指して信濃路自然歩道を歩く。清らかで激しい湯川沿いの道は変化に富んで楽しかった。昔歩いた十和田湖の奥入瀬渓流を思い出す。
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◎流れにせり出した大木は、緑のこけに覆われていた。
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◎幹一面にびっしりきのこが生えた木も。
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◎日本画の顔彩の色にありそうな青白いこけの生えた木も・・・。
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◎この実は何でしょう。
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白糸の滝まで2キロという標識を見て、20分も歩けば着くと思ったのだが40分歩いてもまだ着かない。2キロというのは地図上の距離なのだろうか、起伏あり迂回ありの道は時間が予測できない。人に全く会わないし、引き返そうかと話していたら前方から夫婦らしき二人が来たので聞くと、滝まであと15分くらいと言う。車を置いた場所まで同じ道を引き返すことを考えるとこの先15分はつらい、やはり引き返して車で白糸の滝入口まで移動した。

◎滝入口まで来たら突然駐車場完備の観光地になった。
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◎手摺のついた川沿いには、どこから湧いて出たのか観光客の大行列。
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◎10分ほどで滝に出た。
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◎記念写真を撮る人の順番を待つようにしてようやく近くに行き、滝の写真を撮ることができた。
ナイアガラの滝のように非常に幅の広い滝だが、ナイアガラはただの段差、白糸の滝はここが源泉、すぐ上の岩からの湧き水なのだ。
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近くの立て札に「湯川の水源にあるこの滝は、高さ3メートル、幅70メートルの岩肌より数百条の地下水が白糸の如くに落下・・・」という説明があった。
浅間山に降った雨が地下浸透し6年かかって湧き出たものだという。6年かかるって、どうやって計るのかなぁ・・・。

◎たっぷり2時間近く歩いたので、日頃歩かない私としては充分満足、中軽井沢のカフェ「Cottage 415」でコーヒータイム。シンプルなデザインで落ち着けるカフェだ。
軽井沢在住の陶芸家の作品などを販売するコーナーもある。
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◎気持ちがいいのでテラス席にする。手入れの行き届いた庭にオカトラノオの花が咲いていた。
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by pataponm | 2010-07-22 13:39 | 軽井沢  

今日のタビィ <鳩ハンター>

夜はゴキブリハンター、昼は鳩ハンターと、タビィもけっこう忙しい。
庭に作った鳥の餌台、作ってからしばらくの間は用心してか何も来なかったが、最近鳩が来るようになった。
タビィが、「きっ」と姿勢を低くし、耳を平らにすると、目線の先には鳩がいる。鳩は2、3羽で連れだって来て、すっかりくつろいで餌をついばんだり毛づくろいをしたり自転車のハンドルに乗って遊んだりしている。

◎タビィは「きっ」の姿勢のまま、あきれるほど長い間、微動だにしない。鋭い目つきは真剣そのもの。飛びかかれなくて残念ね。
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ホームセンターで買ってきたカボチャの種などを餌台にまいておくと、鳩たちはぺろりと平らげる。
こちらとしては、シジュウカラとかメジロとかを期待していたのに、鳩ばかり来ると「カネ出してドバトにエサ食わしてるのか~」という気分になってくる。
でも、もともとこの餌台はタビィの「目の保養」のために作ったもの、タビィにとっては「大物」の鳩の方が興奮するだろう。そのうちカラスが来るようになってタビィは大興奮、私たちは餌台を撤去・・・となったりして。
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by pataponm | 2010-07-21 17:26 | ペット  

ボンクレ合奏団

家族ぐるみの付き合いのつちままのお宅でアンサンブルをする。お互い忙しいけれど、せめて盆と暮れくらいはアンサンブルをして遊びましょう、ということから「ボンクレ合奏団」と戯れに名付けた(夫のクラリネットが入るのでボンクラという説もある)。

◎「サンダルばきの気楽な集い」よりもっと気楽な「スリッパばき」のアンサンブル。
あ、隣の部屋の奥中央に注目! たった一人の聴衆Mちゃんが、ちゃんとこっちを見て聴いている。
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◎Mちゃん、7ケ月になりました。バイオリンの音色を聞かせると、にっこりするそうだ。英才教育が既に始まっている?
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最近自己主張がはっきりしてきたらしいが、心配した大泣きもなく、ずっと私たちの演奏を聴いていたのは驚き。
しかしついに飽きたか、「わあぁぁ~~~おぉぅぅ~~」と大きな声で一泣き。始まった、と思ったら、天井を向いて叫んでいた顔がぱたっ、とふとんに落ちた。眠ったのだ。
Mちゃん、なんと聞きわけのよい・・・。感動した。

◎小粒だが感性豊かにすくすくと育つMちゃん。髪が生えそろったころにまた会おうね。
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◎羊毛作家でもあるつちままが、Mちゃん誕生後に最初に作った作品。このかごは、私の父の画集出版記念パーティに出たお弁当に入っていたものだ。私も周りの友人からいくつかもらって来たが、作品作りにぴったりの小さなかご、会場の参列者全員から回収したかった。
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遊んだ曲は、いつものモーツアルト、ブラームスの「クラ五祭り」。
変わり種として、モーツアルトの管楽セレナード第12番と弦楽五重奏曲第2番ハ短調K.406 の融合クインテットをやった。弦五は、管楽セレナードをモーツアルト自身が編曲したものだが、この弦五に少し手を加えて、つちぱぱがクラ五に直してくれた。

◎合奏終わってティータイム、パルが「今日のおやつはなんですか」と寄って来た。私のひざに片手をとん、と乗せてじっと見つめる。
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パルはパルのおもちゃで遊ぶ。けしてMちゃんのおもちゃには触れないそうだ。でも、Mちゃんは区別できずに何にでも手を伸ばす。
う~~ん、まだパルの知能の方が上か・・・?
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by pataponm | 2010-07-20 17:22 | 音楽  

今日のタビィ <夜行性動物>

タビィの日中の睡眠時間がずいぶん長くなった。連日の猛暑のせいで夏パテしているのだろうか。午前中はほとんど寝て暮らす。

◎惜しげもなく肉球を投げだして眠るタビィ。
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しかし、原因は猛暑だけではなかった。タビィは、夜中にゴキブリハントをしていたのだ。

◎深夜2時、ガタッ、という物音に目覚めて部屋の電気をつけたら、タビィがタンスのてっぺんに飛び乗ってこのような姿勢で固まっていた。緊張がピークに達したとき、タビィはミーアキャットになる。
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◎がば、といきなり段ボールに身を投げ出した。
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◎何かが逃げたらしく、そちらを目で追う。
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段ボールを降ろしたら、ゴキブリがへばりついていた。タビィが急いで飛び降りて寄って来るのを押しのけながら、ひーひーいってゴキブリを退治。
タビィは、真っ暗な部屋の中で小さな虫が飛ぶのやゴキブリがコソコソと出てきたのが見えるのだ。やはり猫は夜行性動物だった。
ある晩は、本棚の後ろでガタッとやったので電気をつけたら、なんと口に大きなゴキブリをくわえて得意そうに歩いているタビィがいた。広い場所へ持って行って生殺しにしたゴキブリを口から落としたり前足ではじいたりしていたぶっている。
このときもひーひー言いながら新聞紙でたたいて仕留めた。

というわけで、私もタビィも寝不足。でも私は昼間寝るわけにはいかない。
ゴキブリホイホイを仕掛けたいのだが、夜中に歩き回るタビィがかかってしまうのではないかと思うと仕掛けられない。ゴキホイの餌は煮干しの臭いだからね、前足突っ込んで粘着のりにつかまってパニックになったタビィが目にうかぶ。
すると、今年のゴキブリ退治はタビィにお任せ・・・?(汗)
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by pataponm | 2010-07-19 17:01 | ペット  

おじいさん語

子供のころ、おじいさんは「わしはのぅ、~なんじゃよ」と話すのものだと思っていた。自分の父親はそんな話し方はしていないけど、歳をとっておじいさんになれば「~してしもうたわい」などと話し始めるんだろう、と。
しかし、実際に「~じゃのう」なんて話し方をする年寄りはどこにもいない。少なくとも私はそういう老人に会ったことがない。

これは、日本の民話、児童文学、何が元になっているのか分からないが、とにかく何か架空の物の中で育てられてきた「おじいさん語」なのだ。本を読むのが好きだった子供時代の私はこれを真に受けて、誰でもおじいさんになれば、おじいさん語を話すようになるのだと信じていた。

「おじいさん語」は、現在も架空世界で生きている。テレビ東京で放送されている「空から日本を見てみよう」という番組は、「くもみ」という雲の女の子と「くもじい」という雲のおじいさんが日本の上空を飛んで散歩をするという設定。この「くもじい」が、典型的な「おじいさん語」を話すのである。
「おお、そうじゃ。大事なことを忘れておった」「ほんとじゃ、何か動物がおるぞ」「下へ降りてみるとするかの」「ついうっかり言うてしもうただけなんじゃよ」etc.etc...

現実世界にあり得ない「そうなんじゃ語」を延々と聞かされると、だんだんうっとうしくなってくる。
朝日新聞の「ニュースがわからん!」というコラムは、フクロウの「ホー先生」「アウルさん」「コブクロウ」の3人が交代で世の中で起こっているさまざまなことを質問し、回答者「A」が答えるという形式だが、私の記憶では、始まったばかりのころは「ホー先生」が回答者だったと思う。
しかし、質問文に対してホー先生が「義務づけられておるんじゃよ」のように、おじいさん語で答えるという形式では、分かりやすいようですんなり理解しにくい文になるので、途中から方針を変えたのではないか。
今は回答者は「~なんだよ」「~だね」という簡潔な文で答えている。「これはどういうことじゃ」とえらそうに質問しているホー先生に対して失礼な態度なんじゃない?と、とれなくもないが、少なくとも文章としては分かりやすい。もっともこの文も、学習教材など使われる典型的な「先生語」なのだが。

「こういう人はこうしゃべるはず(べき)」的固定観念が、日本語には根強いのだろうか。
以前はお相撲さんは自分のことを「わし」と言うことになっていた。テレビのインタビューでは「自分」とか「私」と言っているのに、翌日のスポーツ紙では「わし」と直されている。カッコいい横綱だった千代の富士が紙面で「わし」と言わされているのはあまりに不似合いだった。最近はスポーツ紙を読まないので分からないが、今でも「力士は、わしと言う」と決めているのだろうか。

何十年かたって、夫が突然「やい、ばあさんや」と言い出したらどうしよう。
「はいよ、なんですか、おじいさんや」と答えて川へせんたくに行こうか。

◎家の前の空。くもじいが「あの公園に降りてみるかの」と言っているかも。
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by pataponm | 2010-07-18 17:13 | 言葉  

第13回 ビオラの会

ビオラの会も今年で13回目になる。私は11回連続出場。
ビオラ弾きは、日頃室内楽やオーケストラのビオラパートを地味に弾くことに終始しがちだが、ビオラのソロ曲に限定したこの会があるおかげで1年に1曲くらいはビオラが主人公になった曲を仕上げてみようかという気にさせてもらえる。

◎今年の会場は、護国寺同仁キリスト教会礼拝堂。
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町の公民館かと思うような質素な建物だが、100年以上前にアメリカの宣教師が建設して以来の歴史をもつ教会らしい。(建物自体は100年経っているわけではなく、何度か建て直しているようだ)

会場に着いたら、何人かの出演者たちが「買えた」とか「買いに行く」とかなにやら話している。護国寺の駅前に、豆大福で有名な「群林堂」というお菓子屋があって、知っている人たちはリハーサル時間より早く来て行列して買ったのだそうだ。私が通りかかったときは行列はできていなかったと言うと、「じゃ、もう売れ切れたのよ」。え、まだお昼少し過ぎただけなのに?
私の共演者のドラ妃さんは諦めきれずに炎天下買いに行き、やはり手ぶらで帰って来た。
同情したNさんが、2個ずつ分けてくれた。「欲しいという人に分けてあげようと思って余分に買っておいた」という。菩薩のようなNさん、ありがとう!
家に帰ってから食べたら少し固くなっていた。これは本当の餅だからだ。普通の市販の大福なら何日でもふにゃふにゃに柔らかい。
豆が、これでもかと入っている。餡の「甘くなさ」が絶妙。早朝から行列してでも買おうという人気が納得できるおいしさだ。

◎礼拝堂。とてもよく響き、指がもつれても弓がバウンドしても隠してくれる。
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シューベルトの「アルペジオーネソナタ」第2、3楽章を演奏した。1楽章は何年か前に弾いたので、完結編だ。完璧編にはならなかったが。2楽章は思い切りゆっくりのアダージョで、3楽章は軽く、楽しく、チャーミングに弾きたいと心がけた。
演奏後はみなが誉めてくれた。だいたい褒め合うことしかしない発表会だけど、「ピアノとの息がぴったり」「こう弾いてほしいと思う通りに弾いてくれた」などの言葉が嬉しかった。

長年ビオラをやっていながら、ビオラの会のプログラムには未知の曲が必ずあって勉強になる。今年は、ライネッケの「ビオラとピアノのための3つの幻想曲 Drei Phantasiestucke op.43」という曲があることを知った。とてもロマンチックで美しい曲だ。
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by pataponm | 2010-07-15 16:58 | 音楽