<   2012年 03月 ( 10 )   > この月の画像一覧

 

実家のマロン <ついに決行、マロンの毛刈り>

娘の勤め先の中学校が春休みになったので、部活監督が終わった午後(相変わらず丸1日休める日はない)、息子も一緒に3人で実家に行った。
2週間ほど前に息子が一人で実家に行ってコンポストの作り替えなどの手伝いをして来たとき、「マロンの毛玉はヤバいよ。」と深刻そうに言っていたが、行きの車中で「今日はぜったいにマロンの毛を刈ろう」ということに皆の意見が一致した。

到着後すぐ、娘が祖父に相談なしでホームセンターに犬の口輪やペット用バリカンを買いに行く。
一方息子は、マロンをだっこしたり首輪をぐっと引き締めると大人しくなることを発見し、姉の帰りを待ち切れず、毛刈りをしたくてたまらなくなったようだ。

息子「おじいちゃん、ハサミある?」
祖父「何に使うの?」
息子「マロンの毛を切ろうと思って」
祖父「やめた方がいいよ。ハサミを見ただけで大声を出して暴れてすごいことになるんだ。おじいちゃんは血が出るほど噛まれたからね」
そのあと、もう何十回も繰り返して言っていることだが、Kちゃん(孫の一人)が無理にマロンを押さえつけて毛玉を切って以来、ハサミを異常に怖がるようになった。この上無理にやったら信頼関係が損なわれる。という話をまたひとしきりする。
息子「でも、うまくすれば出来そうな気もするんだけど」
祖父「いやあ、いいよ。もうこのままにしとこうよ。いいだろう?」
・・・(このまま? 一生? 足は8本、耳は6本、胸には巨大きのこのサルノコシカケをぶら下げたまま?)

もう、おじいちゃんに交渉しても埒が明かないと判断し、私も強行毛刈り団の一味となって一緒に母のアトリエを漁ってハサミを見つけ出した。
庭で、息子がマロンの視野にハサミが入らないように押さえつけ、私がハサミとカッターで片手いっぱいくらいの毛玉を切り取った。息子の押さえこみがうまい。やはりおじいちゃん一人ではできないことだろう。

そうこうしているうちに娘が帰って来る。何軒も回って見つけてきたという口輪やバリカンを取り出し、姉弟で本格的な毛刈り作戦が始まった。

◎「じっと目を見る作戦」
マロンの目をじっと見ると暴れなくなるのだそうだ。目をそらさずにじっと見ることで、力関係が息子の方が上だということを教え込むんだという。動きそうになるたびに息子が「マロン、待て」を繰り返し、その間にバリカンで毛玉を切り取る娘。この体勢で押さえこむのは、マロンに「武器」を見せない効果もある。
口輪も買って来たのだが、マロンが自分で取ってしまってどうしてもはめることができなかった。画面の左に転がっているのがその口輪だ。
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30分くらいの格闘で大量の毛玉をカットした。
でも一番毛玉のひどい耳は、最初にハサミで「これは絶対に毛玉」と思って切ったら「じょわ~っと血が出てきた」ので怖くなり、手をつけられなかったそうだ。「バリカン使えば安全だし大丈夫だと思う」今回は時間切れ、また来たときにやろうということになる。
帰りの車の中で、「う~、ゴールデンウィークまで待てないよ~。」と娘。バリカンで巨大なフェルト状毛玉を切り落とす快感にはまってしまったらしい。

ときどき「ヒーヒー」鳴いていたマロンだが、終わるとすぐに機嫌を直し、息子が「ご褒美」の散歩に連れ出したら「前より好きになったお兄ちゃん」みたいにまとわりついていた。
素晴らしい成果に、毛刈りに反対していた父も感激、大いに感謝してくれて、すべてめでたし。

でも、足やお腹はすっきりしたけど顔はまだ「耳6本の妖怪犬」のままなので、マロンのアフター写真公開は次回に。
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by pataponm | 2012-03-27 11:03 | ペット  

北京旅行-18-<こしのない麺>2010.12.28

天安門は紫禁城(故宮博物院)の正門だったところ。そのまま入って行けば宮殿の中へ入れるわけだが、時間はちょうどお昼どき、その前にちょっと腹ごしらえ、ということになる。

◎昼は麺類。「刀削麺」で有名なお店へ。
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◎店内。中央の円卓へ案内された。
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◎刀削麺の鑑賞実演のサービス付き。こねたうどん粉の塊のようなものを特殊な幅広刀で「シャッ、シャッ」と削いでいく。
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◎金盥のような容器に削ぎ落した麺が落ちていく。
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◎どんな麺料理になって出てくるのかしら~、と期待していたら、最初に出てきたのは刀で削いだ形跡のない丸い麺だった。
北京では料理の置き方が乱暴で、皿の上に皿を重ね(皿と皿の間に重ねて置く)ても平気と前に書いたが、なみなみと汁の入った麺の容器も「どんっ!」と置くので、汁が跳ねて取り箸がべちょべちょ。指が濡れるのを我慢して取り分ける。
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◎次に来たのも、ちょっと辛い丸い麺。こっちの取り箸も濡れてますよ~。
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◎いよいよ来ました、これが刀削麺でしょうか。
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3種類の麺を食べたが、どれも日本の麺でいう「こし」がない。茹で過ぎかと思うくらい柔らかく「ふにゃふにゃ」の歯ごたえだった。
こしがなければ麺じゃない、というくらい「こし」にこだわる日本だが、九州のうどんはこしがないと聞く。文化というか、好みの違いでしょうか。
つゆは、味はいいがかなり薄味で甘く、そしてぬるい!
この店だけ? と思って「中国の麺 こしがない」で検索してみたら、同じような感想が続々と出てきた。「ふにゃふにゃ麺」「薄味で甘いつゆ」「ぬるい」の3点は共通する特徴のようだ。

◎うどん以外にも次々とご馳走が出て来ました。麻婆豆腐は毎食食べているような気がする~。
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by pataponm | 2012-03-21 11:24 | 北京旅行  

今日のタビィ <毎日似てるね>

タビィがうちに来たばかりのころ、毎日が珍しくて、できなかったことができたり、新しい発見をしたり、いろいろなことに興奮したり、日々成長していくので、毎日のように「今日のタビィ」を書いていた。

今は大人になって、やんちゃではあるが毎日だいたい同じことの繰り返し。「今日のタビィ」も「今月のタビィ」に改名した方がいいくらいのペースになってきた。

糸井重里が主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞」が好きで毎日欠かさず見ているが、その中に「気まぐれカメら」というコーナーがあって、愛犬のブイヨンの日常を「日刊」どころか、日に2、3回の頻度で更新している。
なんでもない日常の風景からなんでもない話題をみつけて人の心に届く言葉に替えて語る、それを何年も、毎日、続けることができるのは、やはり才能なんだなぁ、と思う。

そんなブイヨンの日記の中で、下の書き込みが妙に気に入ってしまった。

「今日は、どんな日?
ん~っと、ちょっと晴れた日。
今日は、なにするの?
ボール投げとか、散歩とか?
今日はなにを食べるの?
アレルギーのこのカリカリ!
毎日、似てるね?
えっ? そうかなぁ。
<『ブイヨンの気持ち(不明)』より>」
2012/03/14 10:54

何が気に入ったって、「毎日、似てるね?」と言われて「えっ? そうかなぁ。」と答える「ブイヨンの気持ち」です。
タビィの生活も、毎日似てる。居間のサッシ越しに庭を見て、台所の窓から裏の家を見て、階段の上の窓からご近所の様子を見て、洗面所の窓から横の道路を見て、ベランダに出て鳥を見て、カリカリ食べて、うOとチーをして、1日1回ものすごく興奮して上の階と下の階をダーッと駆け巡ったりソファの裏にずぼっと飛び込んでずぼっと飛び出して来たり家族に遊んでもらったりして、あとは、寝る。
人間から見れば「毎日、似てるね?」と言いたくなるが、タビィにそう言ったらやっぱり「えっ? そうかなぁ。」と答えるだろう。

タビィにとって、毎日は、淡々として、でもけして同じではなく、飽きることのないものなんです。

◎好きなもの。かばん。紙袋。空いた段ボール。見つければ必ず飛び込む。
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◎嫌いなもの。クラリネットの音。夫が楽器を持って部屋に入って来ただけで上目使いで後ずさり。台所のテーブルの下に逃げ込んで、音が止むまでじっと耐えている。
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by pataponm | 2012-03-19 10:35 | ペット  

娘の結婚式

昨年秋に入籍して「結婚式はしなくていい」と言っていた娘が、形だけは残しておこうと思ったらしく、式を挙げた。披露宴は両親と兄弟を招待するだけの会食形式。
メイク、ヘア、衣装、挙式、披露宴、記念写真等々すべてがパッキングされていて、「その日行けばいい」という簡易結婚式だ。

◎会場は目黒雅叙園。一歩入ると見事に作り上げられた「非日常」の世界に目を見張る。水の流れに満開の桜、輿入れの篭あり、絢爛豪華な壁画あり・・・。
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◎しかし、なぜに花魁たちの壁画・・・?
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◎エスカレーターの上から。今日1日で何十組もの結婚披露宴があるらしく、ロビーを花嫁さんたちが行き交っていたが、あまりに広くて気にならない。右下の「シンデレラの階段」みたいなところでは新郎新婦が記念撮影のためのポーズをとっていた。
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階上からガラス越しに萱葺きで廻り廊下のある平安調の屋敷のような離れが見えた。座敷で宴会式の披露宴に使うのだろうか。
もっと上の階には、神前挙式を執り行う神社風式場や、教会風式場があるのだ。
なんでもあり、なんです。

◎ウェディングドレスや打ち掛け姿の花嫁さんが乗っても違和感がないように、エレベーターも豪華絢爛。付き添いさんが「1億円のエレベーター、1億円のトイレ」と言っていた。そう聞いて入ってみたトイレには、お太鼓橋がかかり小川が流れ、トイレの個室の上には屋根がせり出し、ドアは漆塗り風、貝の装飾が施されていた。
下の写真はエレベーターのドアで、貝細工で孔雀の姿が描かれている。広げた孔雀の羽の続きが隣りのエレベーターのドアにも描かれていて、その翼に守られるように雌の孔雀が描かれている。エレベーターに乗ると中は輿入れの篭の内部をイメージした装飾だった。
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◎[左]「式はしない」と言っていた娘だが、心から楽しそうに花嫁さんに成りきっていた。
[右]「シンデレラ城の階段」では付き添いさんの言うままこんなポーズもとらされて。(皆が写真を撮る間動けないので、夢見るポーズをとりながら、口では『まだっ?!』と言っている。)

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演出された世界と思いながら、神式の式場に二人が入場して来たのを見たときは胸に迫るものがあって涙が出そうになった。あとで夫に聞いたら、厳かに三三九度が交わされたときにちょっと「うるっ」となったそうだ。
「儀式」って、やっぱり大事ですね。
入籍した日に実家へ行って、行きがけにケーキ屋で買ってきたケーキに台所の包丁で「ケーキ入刀」をして祝ったのもよかったけれど、やはり、こういう形で娘とT君の晴れ姿を見て、幸せそうな様子を心に残すことができたのはよかったと思いました。
なにより、あとで子供に聞かれたときに「駆け落ちじゃなかったんだよ」って言えるしね(笑)。

当の娘は、うるうるどころか、嬉しくて楽しくてたまらなかったらしく、ウェディングドレスのまま臨んだ披露宴のフランス料理のコースも「完食した!」。
「かなり(腰を)きつく締めてありますから、ふつう食べられないんですけどね」と、付き添いさんに言われていた。
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by pataponm | 2012-03-17 11:01  

北京旅行-17-<天安門広場>2010.12.28

天壇公園で市民の憩う姿を見たあと、国家の中枢、天安門広場へ。

天安門広場は警戒が厳しく、広場に入るための検問がある。空港と同じように手荷物のX線検査などのセキュリティチェックを受ける。おかしな話だが、外国人より地方から来た自国民に対する審査の方が厳しいそうだ。

◎警察(軍隊?)が行進していた。広場全体に緊張した雰囲気が漂っている。
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◎中国の警察の車。有事に備えて常に待機しているのだろうか。
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◎広場中央には中国の国旗、五星紅旗が掲揚されている。その下の方に小さく見えるのは・・・、
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◎国旗を守る人民解放軍の兵士。防寒具に身を固め、透明の囲い(風よけ? 防弾・・・!?)の中にいるとはいえ、氷点下の気温で強風が吹きすさぶ広場での直立不動は辛いだろうなぁ~。
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◎厳めしい雰囲気の広場だが、こんな物売りの姿も。
串に刺したサンザシを売っている。糖葫芦(タンフール)という、サンザシの実に飴がけをしたものだ。
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糖葫芦は、中国映画「さらば、わが愛~覇王別姫」に、京劇の過酷な訓練に耐える子供がいつか腹いっぱい食べたいと憧れている菓子として出て来た。それを見て、私も中国に行く機会があれば食べてみたいと思っていたのだ。
しかし、公園の木や車の車体が白くなるほど埃っぽい北京で売られている飴がけサンザシ、衛生面でどうかなぁ~、と迷って結局買えなかった。1串1元(14円)くらいらしい。
同じものかどうかは分からないが、スーパーで1個ずつ袋に入っている飴がけサンザシを買って食べた。杏をもっと甘酸っぱくした味。とても好きな味だった。(で、でも、これを食べて奥歯の詰め物が取れてしまい、半年間も歯医者に通うことになりましたぁ~~)

◎天安門広場は、南北880m、東西500m。敷き石の数が50万、この敷き石1つに2人が立つ計算で100万人が収容可能だという。
広場を囲むように毛首席記念堂や国会議事堂にあたる人民大会堂など、いろいろな建物が建っている。写真は、中国国家博物館。
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◎テレビのニュースなどで「中国・・・」といえば必ず出てくるのが、この天安門。巨大な毛沢東の肖像。
娘に記念写真を撮ってもらおうとしたら「カメラの『顔認識』機能が、毛沢東にフォーカスするからお母さんがピンボケになる」と言われた。
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◎「天安門」とは、新しい国家の建立のために後ろの建物も含めて毛沢東が建設したものだと思っていたが、これは紫禁城(現故宮博物院)の正門だったのだ。
天安門の向こうには、中国代々の皇帝が暮らした世界最大の宮殿群、紫禁城が広がっている。
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by pataponm | 2012-03-16 11:57 | 北京旅行  

震災後1年

震災1年目の日の午後、買い物に出たら近所の農家の紅梅が見事に咲いていた。例年2月の初め、真っ先に咲く梅だ。早い年には1月末に咲くこともあった。今年は1ヶ月以上の遅れ。
この日が来るのを待って咲いた鎮魂の花のようにも見える。
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そのまま駅前のデパートへ。震災の起きた午後2時46分が近づくと黙とうを呼び掛ける館内アナウンスがあり、その時刻になったら音楽が止まり15秒間ブーという電子音が鳴った。店員も客もその場に佇んで頭を垂れた。

まだ風は冷たいが少しずつ暖かくなってきて、ときどき風に乗って花の香りがほのかに漂って来る・・・、そんな3月の匂いをかいでいると、昨年の3月の重苦しい自分の気持ちや世の中の雰囲気が、感覚的にふっと蘇えってくる。

◎一昨日、友人から近所に咲いた河津桜の写真が送られて来た。春先の「花が咲いた」という話題は心が癒される。
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しかし、震災1周年を待っていたかのように、昨日M6を越える地震が2度あった。
夕方の三陸沖の地震では津波注意報が出たため、7時のラジオニュースは30分間地震情報のみで終始した。夜9時のニュースでその地震の報道をしている最中に地震速報が入り、千葉で地震が起きた。これは埼玉でも震度4でかなり大きかった。それからしばらくはテレビ画面に額縁ができて交通情報や地震の規模情報が常時流れる状態。
春の空気の匂いに加えて「あのとき」の記憶がまた蘇える。
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by pataponm | 2012-03-14 12:52 | 東日本大震災  

軽井沢3.10 <春の雪>

埼玉は昨日は一日中雨、夜の間も止まずに降り続けていた。これが雪なら相当積もっているはず・・・。

◎チェーン規制で突然渋滞になる。すべての車が横川のサービスエリアに誘導されチェックを受ける。目視で点検してそのままスルー。ひっかかることが分かっている車はここを通る前に駐車場でチェーンをつけている。
まだ雨なんですけど・・・。すると向こうはやはり雪なんですね?
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◎今日こそは雨がいつ雪になるのか見届けようと、フロントガラスの雨つぶを目を凝らして見ていたら、打ちつける雨の勢いがなんだかふわふわしてきたかと思うと、もう雪になっていた。周りの山の高いところはすでに雪。
軽井沢に入ったらこの景色。またしても、境界線をはっきり目撃しないまま、雪の女王にかどわかされて雪の国に来てしまった。
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◎小屋へ行こうと思ったが昨夜一気に積もったらしく、除雪も不充分なのでこれは無理と諦める。町を走って、かわいらしいパン屋さんへ。
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◎高齢のお父さんとその息子さんがやっているらしい小さなパン工房「レイヨン ヴェール」。人気のパン屋さんで、午前11時ごろには完売するという噂だ。
「メロンパン、売り切れましたか!」と言っている女性客がいた。ん?メロンパン? メロンパンに目がない私としては、是非もう一度来なくては。
パンは、やわらかく、かみしめると滋味のあるとてもおいしいパンだった。
↓売り切れ寸前。わずかに残っている中から選んだ。11時ちょっと過ぎでした。
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◎ハルニレテラスへ行く。革工芸、木工、ガラス工芸、染色、織物等々、作家のクラフト作品が見られるので店を一回りするだけでも楽しい。
でも高い。木工作家の作った小さな木の箱が1万以上するのには納得する私も、羊毛作家の作ったモコモコの羊の人形が1万6000円とか羊毛ボールつなげただけのネックレスが5800円とかの価格設定には憤慨する。
さんざん時間をかけて見て回って、500円の木のスプーンを1つだけ買った。ヨーグルトやアイスなどのデザート用です。
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◎タリアセンは今の時期、入園無料、駐車場も無料となっている。
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ハルニレテラスには家族連れやカップルがいたのに、ここには誰もいない。なのに園内の施設はどこもOPEN だった。従業員の人たちが雪かきをしていた。

◎薄氷の張った湖面を水鳥が泳いでいた。1羽の雌に2羽の雄がすり寄ったりお尻を追いかけたり、カモたちは3羽いつも一緒。その後ろにいるのは・・・雁ではありませんか。
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◎カモより一回り大きく堂々としている。気品があるように感じるのは、首がカモより少し長く、喉の切れ上がりがきりっとしているからか。カモたちのオスとメスの戯れに全く我関せずの態度も気位高く見える。
雁さーん、かっこいいよー。
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◎湖越しに見える睡鳩荘・旧朝吹山荘。湖は凍り、その上に雪が積もっていた。
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◎足跡一つない雪を踏みしめて歩いた。ベンチの上を見ると、昨日1日で積もった雪の厚みが分かる。右側にある溝は、夫がカニ歩きで新雪を踏み固めて作ってくれた小径。
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◎睡鳩荘を裏から見る。この建物は、昭和6年(1931)にアメリカ人ヴォーリズの設計により建てられた。帝国生命や三越の社長をつとめた朝吹常吉の別荘で、常吉の長女でサガンの小説の翻訳者としても知られるフランス文学者の朝吹登美子もこの別荘で毎夏過ごした。この別荘は、登美子の希望で平成20年にタリアセンに移築された。
2年前に芥川賞を受賞した朝吹真理子は、常吉のひ孫にあたる。(登美子は、真理子の大伯母)
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◎細い細い枝に、薄く薄く雪が積もっているのです。風もなく、しぃんとした凍える夜に、ひとひらずつ静かにそーっと積もっていった様子を想像する。
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◎段々を少し登って、深沢紅子美術館へ。美術館もレストランもOPEN 。客は一人もなく、男性二人の従業員はとても暇そうだった。深沢紅子(1903年-1993年)は岩手県の出身の洋画家だが、1964年から20年以上にわたり毎夏旧軽井沢の堀辰雄山荘で過ごして野の草花を描いたという縁で、軽井沢に個人美術館が設立された。
魅力的なこの洋館は、1911年(明治44年)建築の「旧・軽井沢郵便局舎」を塩沢湖畔に移築したものだそうだ。
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◎ここはノルウェーの・・・、いえ、塩沢湖の湖畔です。
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◎建築家レイモンドの設計した別荘。ここへ移築して今はペイネ美術館になっている。
何度見ても、父の設計した実家の家に似てますぅ~。父に聞いたら、レイモンドのことは知らなかったので全くの偶然らしいが。
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◎一回りして戻って来たら、かまくらが出来あがっていた。さきほど雪かきしていた従業員の人が作ったらしい。中にベンチまで作ってある。暇だったんですねぇ。
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◎軽井沢文庫前で。満開の桜・・・のように見える雪の花。
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by pataponm | 2012-03-10 17:29 | 軽井沢  

さいたま市市民の森

梅の開花が1ヶ月近く遅れているという。
子供たちが小さいときに行ったことのある「さいたま市市民の森」へ、梅を探しに行く(桜は花見、梅は探梅というらしいし)。

◎市民の森には展示温室というのがあり、亜熱帯や熱帯の植物を展示している。
これはブラジル原産の「トケイソウ」。花期は5~6月と書かれていたのに立派に咲いていました。温室のおかげ? 
生垣などで見ることがあるトケイソウは、もっと小さくて可愛らしく、おしべめしべが長針短針に似たいかにも時計らしい花だったような。
この大ぶりなトケイソウ、用途はジュース、生食とありました。食べられるの?!
というか、こっちが食われそうな迫力なんですけど。
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◎コーヒーの木。この実がコーヒー豆になるんですね。
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◎ブーゲンビリア。花のように見えるのは「包葉」という葉で、花はその中に咲いている。誰かがいたずらで赤い花を差し込んだみたいで面白い。
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◎この花は?
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◎いろいろな種類のサボテンもある。びっしり生やした鋭い棘は、何から身を守るためにあるの? 棘のないサボテンや、木綿糸みたいに柔らかい棘を持ったサボテンもあった。柔らかい棘iに触ったら、桃の皮の産毛が口の周りについてピリピリするように、指先がいつまでもチクチクして参った。
やんわりと刺すけどいつまでももひりひりする。鋭いトゲより始末が悪い・・・(何かのたとえではありません・・・)。
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◎へんてこな木の幹。
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◎でも花はとても素敵。カリアンドラという豆科の花でメキシコ原産だそうだ。ねむの木に似ている。(ねむの木もマメ科)
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◎リスがいた! 檻の中でちょろちょろ走り回ってかわいい。どんぐり寄付箱があって、拾ってきたどんぐりを入れられるようになっている。人に慣れていて指を近づけたら金網のところまで寄って来た。
足の指がくっきり撮れているのに手の指がボケているのは、両手でどんぐりを目まぐるしく回しながら食べているから。タビィ、負けました! リスさん、羊毛ボール作って~。
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あー、かわいかった、と歩いていたら、なんと「りすの家」というのがあって、網に覆われた広い場所で自然に近い状態で300匹ものりすが放し飼いになっているというではないか。
入口は二重ドアになっていて、一つのドアが閉まらないと次のドアが開かないようになっている。

「りすは冬眠中です」と張り紙があったのに、歩いている足元を走ったり、目の前にちょろりと出て来たり、木の枝を自由自在に走り回ったり・・・。急に暖かくなったからかな?

◎餌台からどんぐりを一つ取って止まり木の先に行き、両手でくるくる回しながらカリカリかじって器用に殻をむく。白い実だけになると、どんぐりを縦にして口に押し込む。片側の頬にどんぐりを入れたまま餌台にもう一つ取りに行って定位置に戻り、同じようにカリカリ、今度は反対側のほっぺにぎゅっと押しこむ。
やはりカメラは、りすの指の素早い動きを捉えられず。
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◎また餌台に戻り、まさかのどんぐり3つめ。口の中には既に二つのどんぐりが入っているので両頬がぱんぱんに膨らんでいる。ほっぺが重いのか、今度は高いところへは移動せず、餌台で殻をむき始めた。ちょっとそれ、どーするつもりなの、もう入らないでしょ~、と思っていたら、むいたどんぐりを縦にして口の中に真っすぐ押しこんだ。むぎゅ~っ!
それにしても、細い細い指が器用にどんぐりを縦にしたり横にしたりくるくる回したり、その繊細な動き、いつまでも見ても飽きなかった。
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◎そうそう、梅を探しに来たんでした。
梅はきれいに咲いていた。やはり紅梅が先に咲き始めるらしい。白梅はまだ3分咲きといった感じ。でも、梅はこの辺りに数本見ただけだった。
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◎ロウバイの花も。
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by pataponm | 2012-03-04 11:53 | 近場のおでかけ・旅行  

北京旅行-16-<天壇公園>2010.12.28

北京動物園の次は天壇公園へ行く。
五穀豊穣を祈った聖地として世界遺産にもなっている建造物を見るのが目的だが、私は公園に集う市民たちの姿の方が印象に残った。
中国人のガイドさんにとってはそんなのは日常的な光景、早く世界遺産を見せようと、ほとんど駆け足のように通り過ぎるのが残念で、小走りでついて歩きながら片手で人々の写真を撮った。

◎屋根付きの長廊が続き、市民がたくさん集まっている。ほとんどが年輩者。
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◎長廊脇の手摺に座って、思い思いにトランプをしたり・・・、
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◎将棋に似たゲームなどをしている。その周りには見物人が取り巻いている。昔、日本にも縁台で将棋をする近所のおじさんたちの姿があったっけ。
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◎通路では羽つきの羽を大きくしたような物を足で蹴り合う遊びをしている人たちも。
どの人もとても上手で優雅な動作でいつまでもラリーを続けていた。さすが雑技団の国の人。
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◎何十人もの人が円になって歌を歌っている。毛沢東を讃える歌(紅歌)を歌っているそうだ。
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◎遠くの広場では、太極拳をする人たち。
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ガイドさんの話によると、中国では男は60歳、女は55歳で定年を迎え、「定職金」という年金が月に2800人民元(約4万円)がもらえるようになる。中国では充分暮らしていける額なので、暇を持て余した退職者たちが公園に集まり、ゲームや運動をして一日を過ごすのだという。決まった相手がいるわけではなく、そのとき居合わせた人同士で始めることが多いそうだ。

革命歌については、2011年1月6日の朝日新聞に「革命歌をもう一度 ~毛沢東時代回顧のキャンペーン重慶で~」という記事があった。中国経済の急激な発展に取り残された年輩世代の感情を利用して当局が保守回帰を狙っているというのだ。ただ、政府が強要するものではなく、自発的な集まりが多数、設立されているという。この新聞記事では、年金額は1万2千円ほどで、暮らしていけないと人々が憤っていると書かれていた。北京と地方とでは違うのだろうか。

◎市民の集う公園を抜けると、世界遺産の建造物を見ることができる。
明・清の皇帝が豊作を祈った「祈念殿」。
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◎祈念殿内部の装飾が素晴らしい。
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◎祈念殿を囲む建造物。
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by pataponm | 2012-03-02 22:12 | 北京旅行  

羊毛 新作3点

◎初めて「人形」を作りました。息子が2歳児だったころをイメージしたのですが、写真を見ながら作ったら鼻や口や・・・がどんどん「彫刻的」にリアルになって・・・。その顔は「クビ」にして(文字通り首ちょん切って)原点に戻り、ウォルドルフ人形を参考に単純化した顔にしました。
服も靴もくまちゃんも、布は使わずすべて羊毛を刺し固めて作ってあります。髪の毛は2㎝に切った羊毛を植毛しました。高さ21㎝。
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◎ぐっと小さな高さ8㎝の「あかちゃん」。先月甥夫妻に赤ちゃんが誕生したので、その子の名前の頭文字を刺しました。実家の父もとうとう「ひいおじいちゃん」です。
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◎もっと小さな高さ5㎝の「ミニマムベア」。ミニマムドッグはお座り型なので芯は作りませんが、ベアは動作の表情をつけたかったので小さいけれどワイヤーで芯を作りました。
小さいものを全く同じ大きさに作りたいときは0.1g単位で羊毛を量らないとできません。耳は0.08gです。電子量りが役に立ちました。
元の形は同じでも、色と動きで性格の違うくまさんに見えます・・・。
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by pataponm | 2012-03-02 11:44 | 羊毛ドッグ・クラフト