<   2012年 04月 ( 14 )   > この月の画像一覧

 

軽井沢4.30  <小鳥と花に囲まれて>

翌朝、鳥の餌台にヒマワリの種をまいたら、間もなく「チチチチ、チューイチューイ」とせわしなく鳴き交わす小鳥の声が聞こえ、ゴジュウカラが来た。「食べ物発見、今のところ危険はない模様」とでも発信しているのだろうか。

◎ずっと見ていると、小鳥たちの勢力関係図が見えてくる。ゴジュウカラ↓は一番大胆。こちらも大胆にガラス戸を開けてガン見したけど物怖じしない。
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◎今日は初めてヤマガラを見た。図体大きいのに気が小さく、餌台に入ってもゴジュウカラが来るとさっと逃げてしまう。2羽のスキを狙って体の小さなシジュウカラやヒガラが来て一瞬のうちに去って行く。
遠くで惚れ惚れするような歌声を聞かせているのはミソサザイだそうだ。
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◎小屋のベランダから下を見下ろすと、アブラチャンが黄色い花をつけている。
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◎昨日まで開いていなかったツツジの蕾もほころびはじめた。でも、今日は帰る日。開花を見ることはできない・・・。
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◎夫はベランダから見えるこの風景を・・・、
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◎絵に描きました。
・・・というのはウソ。これは夫がネットオークションで落札したイギリスの版画家のものです。
でも、風景、似てません?
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◎朝食後、帰り支度をして千ヶ滝に散歩に行く。
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◎まだ芽を吹かない木の枝に巨大な昆虫のさなぎ? があちこちに取り付いていた。かなりの数。
調べたら、去年の夏小屋に出現した手のひら大の巨大蛾、クスサンのものだと分かる。
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◎もう羽化したらしい空き家もあった。編み状の繭は、針金のように硬い。夏になったら、成長した彼らがまた小屋を訪問して来るんでしょうね~。
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◎千ヶ滝に来たのにわざわざ滝とは反対方向に行く。連休の軽井沢にいることを忘れる林の静けさ。
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◎残り物をかき集めておにぎりとサンドイッチをお弁当に作って来たので、セゾン美術館向かいの池の傍で食べる。セゾンの入り口や駐車場が見える。ここはさすがに人が多そう。
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◎でも、駐車場に背を向けて折りたたみ椅子を置けば、また自然に囲まれる。
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◎足元の花に目を向けながらお弁当を食べました。
これは、ニッコウネコノメという花らしい。どこが猫の目なんでしょうね。
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◎帰り道、高速で。来たのは深夜だったので気が付きませんでしたが・・・、
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◎下界?はもう新緑の瑞々しい緑に溢れかえっていました。軽井沢ももうすぐでしょう。
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by pataponm | 2012-04-30 15:42 | 軽井沢  

軽井沢4.29 (2) <旧軽本通り 犬猫巡り>

◎友人から最近開店したという犬猫のアクセサリー&グッズの店「カーサ・デル・ペロ」のことを聞いて、行ってみた。オーナーは、友人の「犬友の犬友」だそうだ。
旧軽、東雲交差点近く。「赤い屋根と本物のような犬の置物が目印」
赤い屋根と・・・、
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◎「本物のような犬の置物」はこれ!
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◎店頭にはたくさんの犬たちがお出迎え。
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◎下を見ると、いたずらしてる猫ちゃんも。
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アクセサリー作りが本業の方のようで、犬の形をした5㎜ほどの大きさのジュエリーが付いたピアスなど、見入ってしまうほど精巧に作られている。
ガラスケースの中のアクセサリーは高価だが、お手頃価格の犬猫グッズもいっぱい。犬種が豊富で、必ず飼っているのと同じ子に会えそう。

◎少し行くと今度はネコのお洋服屋さん「キャットプリン」。
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◎「本物のような猫・・・」かと思ったら、本物でした!
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◎二匹のスコティッシュフォールド。お店の看板猫としていつも店にいるらしい。もう一匹いるのだけど今日はお休みだそうです。
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◎ふと、さきほどの猫を見ると、別の衣装にお召し換えしてました~。一日中こうやっていい子にしているのでしょうか。タビィにはできないことです。だいたい、服を着せたらビューッとそこらを駆け回って暴れて服を無茶苦茶にして、脱ぎ捨ててしまうにちがいない。
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◎ここだけパリの裏路地に迷い込んだような(行ったことないが)、アンティークの店「Kino」。
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◎外観も内装もとっても素敵です。お気に入りの店の一つ。・・・といっても、ささやかな買い物しかしないのですが・・・。前回は小さなホウロウのやかんを買い、今回は1つ500円のホウロウのフォークとバターナイフを買った。
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◎反対側の歩道に渡って来た道をゆっくり戻り、東雲交差点を大賀ホールの方へ少し入ったところにあるカフェ「来美(KURUMI)」へ。
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◎隣りのギャラリーと店内でつながっている。軽井沢の生き物を取り続けている写真家の作品が展示されていた。
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◎このカフェにも「看板犬」がいました。シーズーの入ったミックス? 13歳の老犬で、もうほとんど目が見えないそうです。
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◎これから大賀ホールへ、諏訪内晶子のリサイタルを聴きに行くというお客さんがいた。連休中、オーケストラ・アンサンブル金沢&神尾真由子、東フィル&前橋汀子、N響&清水和音といったコンサートがいくつか開催されている。
軽井沢に来てゆっくり音楽鑑賞もいいなぁ・・・。
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by pataponm | 2012-04-29 15:09 | 軽井沢  

軽井沢4.28 (2) 4.29(1) <発地の林>

◎小諸からの帰り道、御代田の肉屋「カタヤマ」へ寄る。地元の酪農家から買い付けた肉や手作りハム・ソーセージを売る店。ウワサでは、某有名女優も買いに来るという。
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◎店内。今晩は和牛ステーキだ!と勢い込んだが、値段を見て気力がプシュ~としぼみ、ハム・ソーセージの中でも一番安い「パプリカリオナー」というハムを100g買う。100gは薄切りにして4枚でした・・・。
あとは卵(スーパーと同じ値段なのにとても美味しい)とほうれん草(農協価格)を買う。
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◎すぐ近くにパン屋「ココラデ」があったので寄って朝食用のパンを少し買う。どちらもおしゃれな店構え。
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◎氷がすっかり溶けて水量も増した山小屋近くの岩清水を汲んで・・・(放射線量は気にしないことにした)。
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◎小屋で美味しいコーヒーを淹れ、警察署近くのPETERS で買ったケーキでおやつにしました。(ここのケーキは本当に美味しい)
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◎明けて29日、朝の浅間山。気のせいか、昨日より残雪が減ったように見える。
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◎発地の林を散歩する。鮮やかな草の生えた道。
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◎気温は夏ほどには高くないのだが、日向は日差しが強く、肌がじりじりする。
木陰を歩きたいが開けたところに出た。強風の日に倒れたのか倒木が多く、少し荒れた感じ。
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◎畑は牧草でも植えてあるのだろうか。耕した形跡はない。木々に緑の芽吹きは見られず、梅や桜も見かけない。春爛漫の小諸から戻って、軽井沢はまだこんなにも「冬」だったのか?
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◎それでもフキノトウが出ていて、摘む人もないのか伸び放題。
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◎連休中で人が溢れかえっているはずなのに、ここではとうとう人っ子一人会わず。気持ちのいい散歩ではあったけど、私一人では歩けないなぁ・・・。来た道を戻れない方向音痴の私は、常に迷ったらどうしよう、という恐怖を抱えていて、私の見る「悪夢」といえば「道に迷う夢」なんだから・・・。それに引き換え、地理勘のある夫は、どこへでも一人で行けていいなぁ、と思っていたら、夫もこういうところは一人じゃ歩けないそうだ。ただし、理由は別のこと(蛇さん)だが。
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by pataponm | 2012-04-29 14:28 | 軽井沢  

軽井沢4.28 (2) <小諸城址「懐古園」>

長野牧場からさらに足を伸ばして、小諸城址「懐古園」へ。

◎小諸なる古城のO丁目・・・。いいなぁ、こんな住所に住めて。
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連休、桜、とあって、ものすごい人出。懐古園の駐車場へ向ったら数珠つなぎの車の列にはまって微動だにしなくなった。途中列から外れて小諸駅周辺を流したら「懐古園に一番近い駐車場」という看板を発見、そこに入ると小さな女の子が券を渡しに来て、お母さんが懐古園への道を教えてくれて、おばあちゃんが「いってらっしゃい」と声をかけてくれた。

◎三の門。小諸城の正門、大手門は線路の反対側に離れてあり、懐古園はこの三の門から始まる。
門の前で挙式を終えたらしい新婚のカップルが記念写真を撮っていた。このあと二人は人力車に乗って園内を走り、花見客たちの祝福を受けていた。
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◎巨大な岩を積みあげた城壁。さまざまな形の天然の岩が、見事にぴったりとはめ込まれている。
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◎藤村記念館の前にある島崎藤村像。私たちは散策券しか買わなかったので、園内の記念館、美術館、動物園などの施設には入場はできない(というか、散策するだけなのにお金取るのね~)。
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◎藤村詩碑。「千曲川旅情のうた」が、藤村の筆跡で彫られている。読めませんでした・・・。
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◎天守台の城壁の上に立つ人。
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◎水の手展望台。遥か千曲川の流れを見ることができる。
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◎馬場だったところは桜の名所となっていて、たくさんの花見客がいた。
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◎天守台へ登ると、馬場の桜を上から眺めることができる。へりを歩くのはちょっと怖かった。
前を行く女性が「後ろの人がつまづいてぶつかって来たら落ちるわね」などと話している。そんなこと、しませんて。
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◎それにしても、なんと美しい。満開の桜をこんなアングルで見下ろすなんてなかなかできることではありません。
私たちがここへ来られる日は、連休初日の今日しかなかった。そして今日は、例年より開花の遅れた桜がまさに満開、空は快晴、コバルトブルー、申し分のないお花見日和。なんて運がいいんでしょう。
埼玉では花見をしないうちに桜が終わってしまって残念に思っていたが、心ゆくまで満喫できました。
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◎城址を出てすぐのところに、のちに旧制中学になった私塾、小諸義塾があった。藤村も教鞭をとり、英語と国語を教えたそうだ。
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◎しなの鉄道の小諸駅。
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◎駅前ロータリー。
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◎そろそろ昼食をと思い、信州、小諸といえば蕎麦でしょう、と探したが見つからず、駅前の案内板を見てようやく一軒見つけた。
「手打ち」と書いてある。下から聞こえてくる蕎麦を打つリズミカルな音に誘われて階段を降りると、蕎麦を打っているのは機械でした・・・。
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◎ざる蕎麦。
これはもり蕎麦、海苔が乗っているのがざる蕎麦、と思っていたのだが、この辺では、これをざる蕎麦というのかな?
でも美味しかったです。
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by pataponm | 2012-04-28 15:18 | 軽井沢  

軽井沢4.28 (1) <長野牧場>

いよいよ連休、渋滞を避けて前夜から軽井沢入り。深夜の空は、息をのむ星空だった。こんな満天の星は何十年も前に新島へ旅行したときに見て以来か。
星くず」という言葉が浮かぶ。「屑」が入った語の中で最も美しい言葉。

山小屋も水出しをして、いよいよ宿泊可能となった。
翌朝は「ヒーヒーフィ~」という頼りない口笛のような小鳥の鳴き声で目覚める。快晴。

◎小諸方面へ行ってみることにする。途中、去年桜がきれいだった佐久の長野牧場へ。ちょうど満開だった。夜の花見のためにビニールシートが敷かれているところもあったが、ただ花を見て歩く人の方が多いように思われた。
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◎昨年感動した枝垂れ桜の巨木も満開。去年より花つきが悪いように見える。一部枝が枯れていた。
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◎ヤギがたくさんいた。足元の草をとってちょっと怖そうに金網の中に投げ入れ、おいしそうに食べるヤギさんを直立不動で眺めているボク。
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◎立派なあごひげを見てください。
それにしても、牧場といえば馬、牛、羊・・・。なのにこの牧場ではヤギしか見ない。
いつも思うのだが、ヤギって、家畜として飼育して何の役に立っているの?
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◎落ち葉の間をぴょんぴょん飛んで行くカエルを発見。カメラを構えてどこまでも追いかけ、やっと撮った1枚。どこにいるか分かりますか?
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◎小さな花たちも、豪華な桜に負けず春を謳う。
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◎「だれでもたんぽぽをすきです」と詩に書いたのは、まどみちおです。b0134988_1150516.jpg
タンポポ ~まど・みちお~
だれでも タンポポをすきです
どうぶつたちも 大すきです
でも どうぶつたちは
タンポポの ことを
タンポポとは いいません
めいめい こう よんでいます
イヌ     …ワンフォフォ
ウシ     …ターモーモ
ハト     …ポッポン
カラス    …ターター
デンデンムシ …タンタンポ
タニシ    …タンココ
カエル    …ポポタ
ナメクジ   …タヌーペ
テントウムシ …タンポンタン
ヘビ     …タン
チョウチョウ …ポポポポ


◎木々も初々しい新芽をふいている。
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◎足元を見れば、ついこの間までいた秋や冬の名残が。
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◎牧場らしい風景。
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◎遠くに蓼科山のてっぺんが丸く見える。まだ雪を頂いている。
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by pataponm | 2012-04-28 10:56 | 軽井沢  

今日のタビィ <猫手攻撃>

◎息子が食卓に座って父親と現代アートについて熱く語り合っています。音楽対美術で結構盛り上がっています。
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◎「ひょい、ひょい。」おや、テーブルの下から何か出て来ました。タビィの猫手です。
遊んでもらおうと思って、お兄ちゃんのひざの上からちょっかいを出しているのです。
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◎「ぱっ。」・・・・「たっ。」・・・、間をあけて猫手が出てきます。テーブルの下をそっと覗くと、まっくろ真ん丸になった目と目線が合ってしまいました。「・・・」の間も静かに興奮して機を狙っているのです。
「ぱたっ。」ほら、またねこ手が!
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by pataponm | 2012-04-23 11:42 | ペット  

フィルハーモニア・アンサンブル東京 

b0134988_10521183.jpg元ベルリンフィルのビオラ奏者、土屋邦雄さん指揮によるフィルハーモニア・アンサンブル東京のビオラメンバーとして演奏した。このような形になって3回目のコンサートだが、私は2度目の参加。

曲は、バッハ ブランデンブルク協奏曲 
       第3番・第5番
   ドヴォルザーク 弦楽セレナーデ

メンバーは、日頃いくつかのアマチュア音楽団体で活動している人たちがこの日のために集まって、ドイツ滞在の土屋さんが日本にいる1ヶ月の間に集中的に練習してきた。
この演奏会を、なんとあの小澤征爾さんが聴きに来てくださった!

そのことを、あとで娘に話したらびっくりぎょうてん。
「小澤征爾指揮のコンサート聴きに行くことだってすごいのに、お母さんの演奏を小澤征爾聴きに来たとっ??!!」
いや、小澤さんは旧知の土屋邦雄さんに会いにいらしたのであって、けして私たちの演奏を聴くためにいらしたのではアリマセン。

◎会場は今年も上野旧東京音楽学校奏楽堂。昨年は2月の寒い時期だったが、今年は八重桜が満開に。でも午後になって激しい雨が降り始め、肌寒いあいにくの天気だった。
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◎建物は、国の重要文化財に指定されている。
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◎去年も写真に撮ったけど、トイレの「便所」「女」が昭和を感じさせる。近くにいたチェロの男性に「べんじょ、って書いてありますよ!」と言ったら「あ、そうですね」とスルーされてしまった。
レトロですよね、と言いたかったのに・・・。
「べんじょ!」と叫んだまま取り残された私って・・・。
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◎舞台セッティング。全員で働いて譜面台を出し過ぎてしまい、また戻している。これも去年と同じ光景。本番では、演奏者はパイプオルガンの左横の小さなドアから登場する。楽屋から急な階段を昇ったどん詰まりがこのドアで、女性はドレスの裾を踏みそうになりながらよろよろと出て来るのだ。
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◎客席。固そうな椅子やカーテン、簡素なシャンデリアが時代を感じさせる。
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◎30分しかないステリハで、要点のみをチェックする土屋邦雄さん。
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◎楽屋。開演前に「小澤征爾さんいらしてます。もう席に座っていただきました」という情報が。にわかに緊張が走る。
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あとで聞いた話だが、小澤さんは一人で電車を乗り継いで、雨の中上野駅から歩いていらしたそうだ。そして、入口前の行列の最後尾で傘をさしながら待っていたという。お客様の一人が気付いて知らせてくれ、受け付けの人が中へ案内したそうだ。
開演前、土屋さんが小澤征爾さんを紹介し、小澤さんが立ってプログラムを振って挨拶すると客席が騒然となり大きな拍手が。(この日一番の拍手だった・・・汗)

休憩時間に楽屋へ降りると、客席側から来た小澤さんがにこやかに「ここまで降りて来るのたいへんだねぇ」などと私達に声を掛けて下さった。病気療養中と聞いていたがとてもお元気そうだった。そのまま指揮者楽屋へ入り、中から「おおぉ~」「いやいや」などと土屋さんと交わす声が聞こえてくる。小澤さんは、前半のみ聴いてそのまま帰られた。

今回も、全パート土屋さん自身が書き込んだポーインクとフィンガリング付きの楽譜を使用。
「楽譜に書いてないことはやらない」こだわりの奏法。でも「 p と書いてあっても自己主張したければ出ていい」「気持ちが高ぶれば(書いてなくても)クレッシェンドしていい」という感情重視の考えもある。(ただし、楽譜に書き込んではいけない。書き込むと本当の f やクレッシェンドになってしまうから、という微妙なところではある)
というわけで、全員が f で弾き続ける場面が多くなり、音価分伸ばす、減衰しないという音の出し方で力強さが増す。
土屋さんの理想とするこれらの奏法や表現方法を、私たちがもしパーフェクトに再現できれば、ベルリンフィルの音になるのかも知れない。
しかし・・・、結果は・・・、どうだったでしょうか・・・。

土屋さんは、練習の間、私たちが弾けないこと、思うような音を出せないことについて、けして厳しい言葉で批判されなかった。あくまでも辛抱強く指導してくださった。
ブランデンブルク5番で素晴らしいピアノソロを弾かれた奥様が心配して「大丈夫なの」と言ったときも、「まあ、見てなさい。最後の1週間で変わるから」と言われていたそうだ。
しかし、打ち上げで土屋さんは「ぼくは滅多なことでは泣かないけど、今度ばかりは・・・」と、初めて心情を明かした。心配したが本番はなんとかまとまった、という前向き発言ではあったが、最後に冗談めかして「だけどもうちょっとうまく弾けよな」と痛い一言。
小澤征爾さんからは、「(指揮者が)力むと音楽が固くなるよ」と言われたそうだ。でも、私たちが転んだりよろけたりズレそうになったりすれば、力まないわけにいかないだろう。
土屋さんのためにも、次回はもうちょっとうまく弾きたいものです。

◎女性は思い思いのカラードレスで演奏しました。
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by pataponm | 2012-04-22 14:42 | 音楽  

公民館まつり

市内の公民館で「公民館まつり」が開催された。この公民館で活動している市民サークルが日頃の成果を発表する催しだ。手品の会のパフォーマンス、水彩画の展示、手作り菓子の即売、いろいろある。メンバーは退職後の男性か子育てを終えた女性といった中高年の方々が中心。
私が所属する創作絵本の会「たんぽぽ会」も1室を借りて展示をした。
私は子供が小さいころに「たんぽぽ会」で活動していたが、音楽の方が忙しくなって休会し、昨年夏10年ぶりに復帰して今回が最初の展示会だ。

ところが、明日はコンサートの本番、今日はゲネプロなので、展示会の方は何も手伝えないことになってしまった。(音楽活動がヒマになったから再入会したわけじゃ、なかったんデスネー)
何とか作品だけはたった2日間ででっちあげ、練習に行く前に搬入する。

◎「たんぽぽ会」の展示場。今回は震災のこともあり、「生」をテーマにした作品を集めた。
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◎壁面には絵画などの展示、机には創作絵本。結構途切れなく人が来て、椅子に座って熱心に読んでくれる人も多い。
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◎これが駆け込み展示の私の作品。ブログの写真をそのままイラストにしたようなものになった。「生」といえば、私にとってはやはりタビィでしたね。
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「捨てられて~拾われて~貰われて~繋がった命  タビィの生い立ち」
(左上から時計回りに)「タビィは生まれてすぐ墓地に捨てられ、カラスの餌食になるところを保護団体の人に拾われました。」「一緒に拾われた兄弟たちと。左でへたれているのがタビィです。体重100g、頭の大きさは『肉だんご』くらい。」「1週間でずいぶん大きくなったけど、まだ目が明きません。」「2週目、目が見えるようになりました。はうようにしてよちよち歩きしています。短いしっぽをぴんと立てて一生けんめいです。」「5週目に我が家にもらわれて来ました。おびえて声もたてず、小さくなっていました。」「1年たって今ではもうすっかりくつろいで、自分が家族の中心、という顔をしています。」

◎「生」というテーマで思うことは同じか、他にも猫を題材にした人がいた。
Kさんの作品はいつも完成度が高い。きちんと勉強しているのでパステルなどの難しい画材も使いこなせる。
彼女の傍らにもいつも猫がいる。今までに見送った猫たちを偲んで描いたものらしい。
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「よろこびも 痛みも 出合いも 別れも/すべて 受け入れ 生きぬいた きみたち/静かに 旅立ち いってしまった/わたしも きみたちのように 生きて いこう」

◎こちらもKさん。「(絵本の会なのに)絵は描けません」と公言?するKさんだが、いつも心に沁み入るような素敵なエッセイを書く。
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「ねこのように生きる」というタイトルで、同じ猫シールの下に短い文章が。「おもしろいことがあれば全てを忘れて没頭する」「獲物が獲れたらほめてほしい」「興味のない人 関心のないことには こびへつらわない でも ちょっと ちょっかい出してみたりすることも ある」「我が道を 行く」「とりあえず 情報は 収集している」「食べさせてくれる人は 大切にする ちょっとは こびる 存在証明は しておく」など、猫の習性と人の生き方を重ねて読んでいくと、クスッとくるようなことが書かれている。
そして締めくくりには、「ねこに なりたいわけじゃない でも ねこのように 生きたい」

◎あ、この人もKさんですねー。絵は工事現場の標識にヒントを得て描いた(笑)そうだが、素敵な一文を添えて。
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◎なんとこの人もKさんでした。午前と午後、違う場所で働き、家事もこなしてその上毎日のジョギングは欠かさず、絵も描いて「たんぽぽ会」の副会長をして例会にはお菓子を焼いてくる・・・、ものすごくバイタリティに溢れた人。しかも、エアコンのない家に住んでいる! 夏は1日5回くらいシャワーを浴びるんだそうだ。
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「生きてるってたのしい!」というタイトルで日常の生活がいきいきと描かれている。段ボールをイラストボード代わりに、CDケースに入ったCDにイラストを描くという発想の面白さ。

◎立体作品を出品した人も。「何があっても どんな時でも しっかり食べられること。いただきまーす。」そのとおり。力強い。大きく明けた口とほっぺたのご飯粒がほんとうにおいしそうに食べているように見える。
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◎これは発想がユニーク。生花を額に貼り、時間と共に朽ち果てていくにまかせて「生」とは何かを考えさせる・・・、一種の現代アートです。
この人はSさん。今考えたら、たんぽぽ会にはKさんが8人もいました。会員数は14人。
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◎隣りの郷土料理研究会の部屋に行き・・・、
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◎菜の花と牛蒡のちらし寿司を食べ、午後からのアンサンブルの練習に急ぎました。
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by pataponm | 2012-04-21 11:40 | 創作童話  

護国寺の猫

友人たちとのランチのあと行った護国寺に、猫がたくさんいた。

◎ベンチに丸くなってひなたぼっこ。背中をなでても逃げない。野良猫でも世話をされているのか、人に慣れている。
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◎しっぽが曲がって変形している。野良らしい風格。
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◎「7人の侍」ならぬ「7人の地蔵」? 六地蔵の横に鎮座する猫。
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◎本人も7人目の地蔵を自覚しているのか、硬く目を閉じて瞑想にふけっている。何枚撮っても目を開けてくれなかった。
哲学的表情のつもりでいるのかもしれないが、目の上下の模様のせいで目に「バッテン」がついているように見える。
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写真には撮れなかったが、茂みに入っていく猫や水飲み場の方に行く猫など、他にも何匹かの猫を見た。

家に帰ってから、「護国寺の猫」って、なんか聞いたことある・・・と思って検索したらいろいろ出てきた。有名らしい。寺の境内だけでなく、近所の路地などにもたくさんの野良猫がいるようだ。
私が護国寺で出会った猫たちの写真もあった。「目がバッテン猫」は目を開けてました! かなり目つきが悪いということが分かる。「猫相悪し」って書かれてました・・・。
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by pataponm | 2012-04-17 11:27 | ペット  

椿山荘でランチ

カルテットの仲間と、「楽器は無しね」のランチに行った。

◎椿山荘。見事な椿が咲いている。バラと同じように椿も多様な種類があり、文学的な凝った名前がついている。八重の椿は珍しい?
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◎フォーシーズンズホテル内のレストラン「カジュアルダイニング シーズンズ・ビストロ 」へ。
「カジュアル」なので予約は受け付けないが、すいていた。
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◎シーズナルランチ。月替わりでメニューが変わる。
このクルミパンが絶品。オリーブオイルが添えてある。あまり美味しかったので、レストラン隣りにあったベーカリーで帰りに買ってしまった。
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◎コールドミートと新玉葱のマリネ ブロッコリーとマカロニのサラダ仕立て。
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◎春キャベツのクリームスープ。クリスピーベーコンとクルトンを浮かべて。
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◎鰆のポワレ。ポテトのガレットと春野菜を添えて。アンチョビ風味のバターソース。
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◎紅茶のシフォンケーキ。メイプルシャンティクリーム添え。
コーヒー、紅茶、又はハーブティー。
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◎この廊下の突き当たりにレストランがある。
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◎廊下の脇には足元から天井までの1枚ガラスの窓があり、庭園を鑑賞することができる。
あそこに見える三重の塔に行ってみましょう、ということになり・・・、
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◎庭園を巡って高台にある三重の塔へ。近くから撮りすぎてはみ出した。
「圓通閣(えんつうかく)」というこの塔は、平安時代に広島県の竹林寺に建立され、二度の修復を経て1925年、椿山荘に移築されたそうだ。
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◎ムラサキツツジ越しに見える椿山荘。
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◎庭園の中には人工の滝も作られている。
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◎滝の裏に回る通路があり、しぶきが飛んで来たりしてなかなかの趣。
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◎椿山荘を出て、近所をぶらぶらする。椿山荘の正門を出て目白通りを渡ると東京カテドラル聖マリア大聖堂。
聖堂も鐘塔もその巨大さに圧倒される。鐘塔は高さ61.68mあるそうだ。
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◎カテドラル構内にあるルルドの洞窟。今から約100年前、フランスのルルドという片田舎の洞窟にマリアがあらわれるという奇跡があり、その洞窟そっくりに作られた。100年前とは、ずいぶん最近の話ですね。
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◎10年以上前に目白台に住んでいたというTちゃんの「センチメンタルジャーニー」につきあって住んでいた辺りを歩く。
自宅の給湯器が故障していた間通っていたという銭湯「月の湯」。まだあったことに感激していた。修復中だったが、昭和6年創業の都内最古の銭湯だという。
「内風呂(自分の家にある風呂のことです。この言葉、死語!)」が当たり前になった現代、銭湯はほとんど絶滅寸前だ。
たまたま先週末に、昔下宿していた辺りでオーケストラの練習があったので少し歩いてみたが、アパートはまだあったけれど通った銭湯は駐車場になっていた。
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◎都心に残る古くからの住宅街の坂の多い入り組んだ路地を歩き、Tちゃんの住んでいたマンションがまだあったのを確認して、不忍通りを下って護国寺へ。キリスト教会と寺という節操のないツアー・・・。
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◎石段を登り切ると、目の前に満開の枝垂桜。ここでオートシャッターで記念写真を撮った。
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by pataponm | 2012-04-16 10:55 | ランチ・ディナー