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マロンやすらかに

正月元日、実家に家族が集った。
この6日に93歳になった父を中心に、兄一家、我が家一家に、結婚した子の連れ合いやその子供・・・、数えたら総勢13人。
まだ11人だったころ、「2人から始まった一家がこんなに増えた」と喜んでいた母は今はいないけれど・・・。

そしてもう一人(匹)、いないのが・・・、マロン。

マロンは、昨年の9月23日に原因不明の急病で死んだ。
父は私に何も言わず、「明日、行くよー」といういつもの電話をしたときに、「マロン、死んじゃったんだよね」と「事後報告」。
具合がおかしくなってわずか5日後に死んだという。

びっくりして、私一人で行く予定だったのを急遽家族みんなで実家に駆け付ける。
台所のカレンダーに、マロンの症状の経緯が綴られていた。
19日「マロン様子が変なり。朝庭でウンチが出ずに苦しむ」 20日「元気がない。マロン死ぬなよ」 21日「マロンいよいよ元気がない。だめかもしれない」 22日「マロン、ドッグフードもハムもソーセージも食べようとしない。やっぱり駄目か」 23日「マロン死ぬ。憐れなり」 25日「マロン庭に埋葬。マロンが来て8年。楽しかった。ありがとよ、マロン」

町内に動物病院はなく、父が自力でマロンを病院に連れて行くことはできなかったろう。
私たちに知らせることなく、ただ見守るだけだった父だが、このカレンダーのメモを見れば、どれだけマロンを大事に思っていたかが分かる。

◎ありし日のマロン。血統書名「バッターオブパラダイス」の名の通り、底抜けに明るい(能天気な)善良な犬だった。
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◎柿の木の向こうにマロンの墓がある。なんと、足腰がおぼつかない父が一人で穴を掘って、重たいマロンを運んで埋葬したそうだ。
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◎木の枝に掛けた首輪が墓標代わりに。「戦地で埋葬された兵隊の墓みたいだ」と息子。
この辺りはタヌキも出るし、おじいちゃんの掘った穴は浅いのではないかと夫が心配して、墓の上に石を乗せた。
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◎「憐れでねぇ。なるべく考えないようにしてるんだ」と父。
「マロンづくし」のケーキを買って行って、思い出させちゃったかな。
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by pataponm | 2014-01-13 16:12 | 実家  

お正月の日帰り散策 <佐倉城址~DIC川村記念美術館> 

正月4日、どこか近場に遊びに行こうということになって、千葉の佐倉に行った。
以前、栃木市に遊びに行ったとき、「小江戸」と言われる街がとても印象的だった。そのとき確か千葉の佐倉市も小江戸として有名なので、いつか行ってみたいと話していたのだ。

出かける前にネットでチェックしたら、すべての公共施設は今日までが正月休みだった。明日行けばいい話なのたが、翌日から仕事という正月休み最後の日に夫が出かけたがらないのは分かっていたので、町並みだけ楽しむつもりで行くことにした。

しかし、行ってみると栃木市のように保存された江戸の町並みのようなものはなく、江戸時代に佐倉城があったことから、歴史的な武家屋敷や城址、日本一という歴史博物館などが点在するだけだった。

で、今、ネットで調べて分かったのだが、栃木市と並ぶ「小江戸」は、千葉県佐倉市ではなく、千葉県佐原市でした~!! 
「武家屋敷」からの連想で、夫が勘違いしたものと思われます。

というわけで、「小江戸」と思いこんで歩き回った一日。
佐倉藩の城下町として、それなりに江戸の面影は残していましたが。


初めに佐倉城址公園へ行く。
本丸跡や出丸跡などの看板はあるが城はなく、広々とした芝生、うっそうとした樹林など、広大で気持ちのいい公園という印象。

◎「空堀」。水のない堀を空堀というそうだ。城を外敵から守るために掘られたというが、これじゃ、馬や人でもらくらく攻めて行けると思うんだけど・・・。
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◎園内には大木が多い。ここまで育つのにどれだけの苦難があったのだろう、と思わせるような曲がりくねった枝をからませる樹木。
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◎その木の下は土が流れてしまったのか、根が浮き上がっている。そしてこちらも苦悩の?表情。
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◎園内のトイレに入った夫が「風情のあるトイレだよ」と言って出て来た。見に行ってみると、すべて木で作られた、昭和のトイレみたい。赤ちゃんのおむつ替えのベッドも木枠のレトロベッドだった。
外観も風情がある。手を洗う手水場も、昭和ですね。
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◎公園の端から見た国立歴史民俗博物館。日本一の規模だという。
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◎今日まで休みでは行っても無駄なので、また園内散策に戻る。
もぐらの穴がぽこぽこぽこぽこ・・・。新春のダンスでも踊ったのか。
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◎猫がいれば必ずカメラを向けてしまう私。何人かの人がスマホを向けていたのに我関せず。私もぐっとカメラを近づけたが、眠っているわけでもないのに固く目を閉じたまま、薄目すら開けない。なんか、意地になってない?
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◎「姥が池」という標識が気になって(姥捨て山の池バージョンか、と心配になって)寄ってみた。江戸時代、家老の娘をおもりしていた姥があやまって娘を池に落としてしまい、自らも身を投げたことに由来しているそうだ。
とりあえず、姥を次々と投げ込んだ池でなかったのはよかった。
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◎お昼を食べる場所を探しているとき、通りから佐倉市立美術館が見えた。浅井忠らの作品を所蔵しているらしい。
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◎蕎麦屋で昼食。「00に行ったとき何を食べたか」「インド料理を食べたのはどこだったか」など、あとになってどうしても思い出せないことがあり、何日も悩んだり(笑)してしまうので、写真に撮っておきました。
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◎それから武家屋敷通りに行く。何軒かの武家屋敷が保存されていて、210円の料金を払えば見学できるらしい。通常は外観のみの公開だが、年に何回か内部も見れて、年に一度、5月5日には甲冑を無料で着せてもらえるイベントもあるそうだ。
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◎ここにも樹齢を重ねたらしい大木が。
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◎1月4日の今日はもちろん閉館日なので、塀の上からカメラを差し入れて屋敷を撮る。
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◎門だけを撮る。
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◎武家屋敷通りの脇道として「サムライの古径」というのがあった。細くてゆるい下り坂の小径。
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◎竹林は、日本画の願彩の色だ。
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場所を変えてDIC川村記念美術館へ。
こちらは市の公共施設ではないので、2日からやっていた。DIC株式会社(旧大日本インキ)が設立した美術館だ。

◎入るとすぐ、佐藤忠良の抒情的な女性像が出迎えてくれる。
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◎サイロのような形をした美術館は、美しく整備された庭園の中にある。敷地内には野外彫刻が点在している。
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美術館は大きく、所蔵作品は驚くほど充実していた。
戦後のアメリカの現代美術を多く収集しているということだったが、その他にもマネ、ルノアール、、マチス、カンディンスキー、ピカソ、それにレンブラントの有名な肖像画なども展示されていて見ごたえがあった。

◎人工湖には白鳥や雁がいた。
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◎湖に面して洒落たレストラン。
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◎眺めのいい席でコーヒーを。
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◎うっすらと夕焼けに色づいた東京の下町を横に見ながら帰路につく。カメラに、特殊撮影の「キャンドル」というモードがあるのに初めて気づいて撮ったら、夕方なのにこんなに綺麗に撮れた。
オートばかりに頼らないで、今年はもっとカメラの勉強しようっと。(キャンドルモードもオートか・・・)
スカイツリーの左にライトアップした東京タワーが小さく写っています。
東京の夜景、本当に綺麗だった。
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夜、テーブルの上にあったパンフレットを見て息子が
「あれっ、今日、川村美術館に行って来たの?」と聞いた。そうか、美大生なら誰でも知っている有名な美術館だったのね。息子も友達と行ったことがあるそうだ。
小江戸を訪ねるつもりが、思いがけない収穫でした。
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by pataponm | 2014-01-08 10:55 | 近場のおでかけ・旅行  

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

ブログの更新が滞ってしまい、申し訳ありません。
少しずつ遡って更新して行きたいと思っています。
多少(かなり)季節外れの記事もアップしていくかも知れませんが、よろしくお願いします。


◎小屋への道は雪が積もって、これからは小屋へ寄れない季節になります。
ウサギやイノシシやシカたちが小屋の周りで遊んでいるでしょうか。
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by pataponm | 2014-01-03 14:21