あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

いつも誰かが欠けている盆と正月だが、今年は久しぶりに父を中心とした親族が勢ぞろいした。
父から見て、子が2人、その連れ合い2人、孫が5人、その連れ合い2人、ひ孫が3人、総勢15人。

テーブルにつくと、こんな感じです。
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今、お膝や背中にいるひ孫たちが椅子に座るようになり、未婚の孫たちの連れ合いが増え(あと3人増員加)、ひ孫の数も増えたら、もうどこか料亭でも借りないと無理かもしれない。

夕食は、大量のカニ、兄の作った絶品スモークサーモンやライ麦パン、それに刺身が贅沢に乗ったちらし寿司等で饗宴となる。
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父は物忘れが激しくなってきていて、孫までの名前は定着しているが、ひ孫の名前はどうしても覚えられないらしい。まだ頭がはっきりしていた3年前に生まれた兄のところの孫だけは分かって、月に何度も行っている私の孫Sのことを「あれがAちゃん?」などと言う。

「庭の木の枝を切らないと隣の家に迷惑をかける」というのが父の固定観念のようになっているので、男手総出で枝の伐採をした。
「おじいちゃんにしっかり見せて記憶に残るようにしなきゃ」と、「みんなで枝切ってるから、ちょっと見てくれる?」と父を呼び出す。
つい10日前に娘と二人でソルダムの枝を切ったので「この木は、このあいだ切ったよね」と言うと、
「あぁ、そうだったね。これはTさんが切ってくれたんだな」
なんと、何年か前に夫が切ったときのことを覚えていて言う。
はたして今日のことは、父の記憶にどう残るのだろうか。

父は、前歯4本の差し歯が取れてしまい、急に老け込んだ顔になった。
「歯がないと年寄りに見えてイヤだよね」
と94歳が言うので皆笑った。

取れた歯は、どこにいったか分からないそうだ。
こんな風にいろいろ分からなくなっている父だが、いつも皆に感謝して、機嫌よく、人格が壊れていないのが凄いと思う。ケアマネの方が様子を見に来たときも「自らを律する心は失っていないつもりです」と言っていた。
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# by pataponm | 2016-01-06 10:39  

軽井沢11.14~15 <めがね橋・佐久近代美術館・アウトレット>

降水確率90パーセントの軽井沢へ。
夫は先週も先々週も一人で軽井沢へ行って、絢爛たる紅葉を満喫して来たのに私は土日多忙で行けず、「この日しか行ける日がないからぜったい行く!」と宣言したら、その日を狙って雨が降った。

もう諦めるしかありません。夫は、雲払いの魔術を使っているとしか思えないほどの晴れ男、私は頭の上に不運の雨雲を抱えている雨女なのですから。

夫の後ろにくっついて軽井沢へ行くときは、夫の力に導かれて晴れることが多いが、私が下手に「ぜったい行く!」なんて情念を露わにしたが最後、このように雨が降るのです。

「雨の紅葉もいいよね」などと負け惜しみを言いながら、標高が少しでも低い、まだ紅葉が見られるところということで、横川で高速を降りてめがね橋へ。

◎明治時代に作られたという煉瓦造りのアーチ橋、通称めがね橋。碓氷峠を越えるため、いくつものトンネルのあるこの路線をアプト式鉄道が走っていたが、今は廃線となり、遊歩道になっている。
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◎このトンネルは250メートルの長さがあった。
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◎遊歩道には落ち葉がいっぱい。濡れ落ち葉もいいものです。掃こうとしなければいいんです(他意はありません)。
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小屋でお昼を食べたあと、雨の日は箱ものの中、ということで、佐久の近代美術館へ行く。
現代アートの展示、分かるものもあり、首を90度に曲げて見てもよく分からないものもあり・・・。

中に、息子と同じ美大出身で年も一つしか違わない人の作品があったので、息子にメールで聞いてみたら、「いつも話してる、院に行った奴だよ。そういえば佐久の美術館に買い上げられたって言ってた」と返事が来た。
鉄で作られた巨大なイチジクのオブジェだった。
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早めに小屋へ戻り、私はフィギュアスケートのグランプリシリーズ、フランス大会をテレビ観戦、夫は後ろでクラリネットを吹く。

パリで起きた同時テロの影響はボルドーで開催されていたこの大会にもあり、翌日のフリーの競技が中止になった。
ショートプログラムで振るわず、フリーでの挽回を目指していた選手や、ファイナル進出がかかっていた選手などがいただろうに、皆一様に、自分のことより多数の死傷者を出したこの惨事に対しての鎮魂の思いを語っていた。フランスの選手やコーチたちは、涙しながらフランス国歌を歌った。

翌日も雨。
アウトレットへ行く。最大90パーセントオフの史上最大級のバーゲンが開催されているとかで、大変な車と人の数だった。
夫が、身なりに無頓着な私のために着るものを買ってくれるという。ズボンとシャツを買おうとしたら「3点お買い上げで20パーセントオフ」だというので、「500円のハンカチ1枚追加マジック」で約4000円安くなった。
するとそのお金で夫は靴まで買ってくれた。
仕事で立て替えてあった交通費などが戻って来て金が入ったからなんだそうだ。
えー、それって、「臨時収入」とはちょっと違うんじゃあ・・・。
でも、ありがとうねー。そういえば、靴、ちゃんと履けるのは一足しかないんだった・・・。

◎昼食後、早めに帰路につく。私が帰るので、少しずつ雨雲が晴れてきた。
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◎紅葉は、高速の上で楽しみました。
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# by pataponm | 2015-11-19 11:35 | 軽井沢  

軽井沢10.24~25<孫ラン・浅間牧場・千ヶ滝・天丼>

夫も私も9月は音楽活動で忙しく、それでも「軽井沢の秋を見逃すわけにはいかない」と、唯一スケジュールが一致した10月24日(土)、娘と孫同伴で軽井沢へ。

孫はとことこ元気に歩いたりちょっと走ったりできるようになって、小さな手をつないで一緒に歩くのはとても楽しい。でも、どっちに行くかは孫が決めるので、大人の都合で行先が決まっている場合は孫の意に沿わないとひっくり返って泣いたりして難儀する。
「自由に走れるドッグランみたいなところがあるよ」と夫が提案して、広場のあるキャンプ場「レクの森」へ行った。
「イヌと同じ扱いかぁ」と娘が言うので「S(孫の名前)ラン、Sラン」と言って孫を放した。

◎S の今のマイブームは、シャボン玉。虹色に光る大小さまざまのシャボン玉を吹いてやるとつかまえようとして走り回り、消えてしまうのが不思議できゃっきゃと喜ぶ。犬っころみたい。 ・・・・・・・やっぱりここ、ドッグランかなぁ?
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林の中でお弁当を広げ、最近好き嫌いの出てきた孫も、ぱくぱくとよく食べる。
紅葉を見ようと、白糸の滝の有料道路を走ったが、見ごろはもう過ぎているようだった。
北軽の浅間園へ行くことにする。溶岩ごろごろのワイルドな浅間園の展望を楽しみにしているところに浅間山の硫黄臭が漂ってきて、期待がさらに高まる。
と、そこに警備員らしき人が数名、やってくる車を止めては引き返させていた。
「噴火した?!」結構きつい硫黄臭もあり、最近浅間山の噴煙が多くなったようにも感じていたので、思わずそう言ってしまったが、モーターレースが開催されるとのことで通行止めになっていたのだった。

再び行先を変えて、結局何度も行ったことのある浅間牧場に行った。
大展望の目の下に広がる「紅葉の樹海」に、娘は大感激。孫も、この雄大さをどのくらい把握しているのかは不明だが、気持ちよさそうにしていた。

◎世界の中心で あ~~~っ!!! と叫ぶ。
孫は、少なくともこのっくらい広い世界の中心に自分がいると思っている。
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麦小屋でお茶をして、千ヶ滝温泉に入り、夕ご飯を食べて、娘と孫を横川の駅に送った。
埼玉の自宅まで、鈍行でも1時間半、乗り換え1回、ローカル線なので車両はがらがら、楽に座って帰れる。
「Sちゃん、ずーっと眠りっ放しで、うちに着いてそのままふとんに置いたよ!」と夜メールが来た。

◎翌25日朝、レイクガーデンは、湖面に色づいた木々が映って美しかった。
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◎しばらく収まっていた噴煙が最近また出て来たので、写真を撮りたいと思って浅間山絶景スポットをいくつか回った。
噴煙は、割と高く上がるが、「ぽわん、ぽわん」と思い出したように湧いて出て、のどかで可愛い感じだった。
「鼻提灯みたいだ」と夫が言った。
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千ヶ滝の遊歩道を歩く。道が整備されて、閉鎖されていた渓流沿いの遊歩道を歩けるようになっていた。豊かな水の流れをすぐ足元で感じることができる。
「クマに注意!」の看板に、10日ほど前にクマの目撃情報があったという注意書きが。
ひゃっ、今日もまた「丸腰」で来てしまった。
いつか浅間園で良い音のするクマ鈴を買って小屋に置いてあるのだが、毎回持って出るのを忘れるのだ。

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◎夫が行ってみたいところと言うので湯川ダムを見に行った。水害の防止、灌がい用水の補給などの目的で作られたそうだ。
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◎ランチは、あるブログで知った「菊屋」というお店に行く。
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とても分かりにくい細い道を入ったところにあり、人目につかない看板(看板と言えるのか? 道路脇、電柱の横にあるんですよ)、ふつうの家としか思えない店(店と言えるのか?)、ブログで知らなければけして来ることはなかったでしょう。
でも、 「おまかせ天丼」はびっくりするほどの美味しさだった。大きなエビ、新鮮な野菜をカラリと揚げてあってたれも美味しく、小鉢や味噌汁も付いていて、これがなんと850円。

休日の昼食どきだというのに、客は私達の他はなじみらしい夫婦一組だけ。陽気なご主人がこのご夫婦と隣近所のだれかれの噂話をずーーっとしていた。
会計のときにおかみさんが「どうしてここのお店を?」と驚いたように聞いてきた。

客が来たといってびっくりする店って、そうないと思う。

おかみさんの話だと、ご主人はボランティアに熱心で、お店は週の半分くらいが定休日らしい。営業日でも、急なボランティアが入って店を閉めちゃうことがあるから、次からは電話してから来てくれ、と。
そういうそばから、二階でスーツに着替えて来たご主人が忙しそうに出て行った。

へんなお店。でも、天丼、ほんとにおいしかったです。
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# by pataponm | 2015-10-30 11:50 | 軽井沢  

軽井沢6.20~6.21 <メロディハウス>

お天気に恵まれない週末が続くけれど、スケジュール上他の日は選べず、大雨の予報の中、軽井沢へ。
警戒レベル2に引き上げられた浅間山は、前日にも2度目の軽い噴火があったが、雲に覆われて山の姿は見えず、噴煙が上がっているのかどうかも分からない。
町の人の反応は落ち着いたもので、観光客も普段と変わらない。

◎お天気悪けりゃ旧軽へ。川上庵で昼食。有名なお店なので、軽井沢に行くお友達には勧めたりするのに私は初めてなんです。
写真は出たときに撮ったものだけど、入るときはもっと行列で、15分ほど待った。
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◎お店の中は、お蕎麦屋さんというよりはカフェのような雰囲気。
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◎ごまだれのざる蕎麦も美味でしたが・・・、
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◎軽く揚げた野菜に酢豚のようなたれをからめた一品も美味しかった。
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お店の看板は「Kawakami An」とアルファベットで書かれた上に「Soba Umazake Yoritauki Ryori」とある。
寄り付き料理って? 調べたら、昔酒造りの蔵人が食べていた料理のことで、 昔ながらの食を大切に、地域の食材を使った料理という意味らしい。

◎旧軽の雑貨店などをぶらぶら覗いてツルヤで食材を買って早めに小屋に戻る。
管理棟の周りは盛りのバラの縁飾りができていました。ハープのミニコンサートが開かれていた。
ガーデンも今がバラのシーズン。
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◎旧軽銀座の入口にある八百屋さんは、生の野沢菜とか珍しい野菜がよく並んでいる。
外国の小説によく出て来るスグリ。見たのは初めて。どんなものかと思って買ってみた。5ミリほどの小さな実から茎とガクを取るのが大変。生食では味らしきもの?をあまり感じなかったのに、ジャムにしたら強烈に酸っぱかった。
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◎いつも横目で見ながらずっと気になっていたケーキ屋「ル・レガラン」でケーキを買った。
旧軽ロータリーの近くにある、看板の文字や店構えに昭和の臭いのするお店です。(かなり高齢?シツレイ のご夫婦が二人だけでやっているようです)
バタークリームを使ったグルノーブルというケーキ(写真奥)に感動。美味しいバタークリームのケーキが食べたいと思って長い間探し求めていた味!
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◎翌朝、ベランダに裏返しになっているミヤマクワガタ(多分)を見つけた。
死んでいると思ったが、容器に入れたら足が少し動いたので起こしてやると・・・、
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◎上体を起こして両前足を広げ威嚇の態勢。断末魔の抵抗か。
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友好の気持ちを伝えたくて、広げた足の間にきゅうりの輪切りを置いたらつかんだ。でも口をつける様子はなく、ちょっと触るとまた威嚇のポーズ。
玄関を開けて容器をさかさにしたら、クワガタときゅうりはばらばらに落ちて行った。
生き延びられるのかな。もう寿命だったのかな。それにしてもどうしてベランダに?

◎吉村順三が設計したハーモニーハウスの一部がカフェになったというので行ってみた。
元食堂だったところを改装して入り口が大きなガラス張りになっていた。
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◎店内も窓を大きくとって、緑豊かな庭を眺めることができる。
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◎お店の人に建物のことをいろいろ聞いたら、女性が出て来て案内してくれた。
これがハーモニーハウスのホール入り口。
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◎2、3年前の夏に音大のマスタークラスを聴きに来たホール。左手に階段ではなくスロープがあり、上に行くと中二階、下に行くとカフェにつながっている(こちらからカフェには行けないけれど)。
奥には宿泊できる部屋が何部屋かあった。
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◎ハーモニーハウスの隣に建つカニングハムの別荘メロディハウスも見学させてもらった。こちらも吉村順三の設計だ。
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◎玄関脇のランプと表札。
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◎一階のリビングダイニングにグランドピアノが置かれている。障子の向こうはベランダ。
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◎ダイニング側。食器や調理具はないが、持ち込めば簡単な料理はできそう。
一階にベッド一つの小部屋、二階にベッド3つの部屋がある。ソファなどを使ってあと二人宿泊可能だそうだ。
二階は足元までスライドドアが開くので、子供がいたら心配。
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◎ベランダ。ここで朝食を食べたら気持ちよさそう。
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室内楽の合宿などに最適! 大いに心を動かされる。

◎お昼は鉄亭のランチ。小鉢いろいろの和定食。いつ来ても満足します。
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# by pataponm | 2015-07-02 10:53 | 軽井沢  

軽井沢5.16~5.17 <新緑>

さすがの軽井沢も、もう新緑の季節ではないけれど、2週間前に来たときにはまだ、淡い黄緑、明るい緑、さまざまな色調の緑を楽しむことができました。

◎ハルニレテラスでマルシェをやっていた。ドライフルーツやハーブティーなど、味見させてくれるのを端からのぞく。
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◎ハチミツは、花の種類で色も味も全然違う。アカシア、クローバー、みかんなど味見して、ついみかんのハチミツを買ってしまいました。200g1600円。高いなぁ。昔住んでいたアパートの近くにハチミツ屋さんがあって、みかんのハチミツが好きだったので懐かしくなり・・・。おんなじ味でした。
でも、どうして同じ花からだけ蜜を集めさせることができるの? 不思議です。
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◎野鳥の森の近くをぶらぶら歩いて若い緑の息吹を楽しむ。
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◎翌朝の朝食。朝の山小屋のベランダは、緑に囲まれた素敵なカフェにも負けない気持ちよさがあります。
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◎白糸の滝に近い自然歩道を歩く。すごく背の高いカラマツの林。金色の葉が散るころ、来てみたい。
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◎白い可憐な花。
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◎落ち葉に埋もれるようにして小さな小さなリンドウが咲いていた。春に咲くリンドウ?
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◎巨木の気肌が、クレーの絵のよう。
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# by pataponm | 2015-05-31 11:40 | 軽井沢