怒涛のオペラ週間

b0134988_14175286.jpg8月2日にモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」、5日に「ドン・ジョバンニ」の上演という怒涛のオペラ週間が終わった。

「フィガロの結婚」は、ヴィッラ・ディ・ムジカ室内管弦楽団の自主公演で、新国立劇場で活躍する歌手の方々との共演だった。音楽監督・指揮は、矢澤定明先生。会場は第一生命ホール。
チケット料金3000円で通しオペラが聴ける ! という触れ込みでチケットぴあなども通して積極的に集客をし、当日は売り切れ、満席だった。
半年近い練習を続けて来たが、なにしろ3時間以上かかる演目なので1回の練習で断片的に一部しかできず、歌い手も全員そろって衣裳もつけての通し稽古は、本番前日が初めてだった。
不安な箇所がいっぱいだったが、本番では矢澤先生の完璧な棒さばきを信頼して集中し、いい演奏ができたように思う。
歌手の方々は皆さんとても素晴らしく、特に伯爵夫人、スザンナ、ケルビーノのソプラノの方々の歌声には演奏しながら聴き惚れてしまい、歌の人たちとオペラができる幸せを感じた。

◎第一生命ホールへは、地下鉄大江戸線の勝どき駅から自動歩道のある通路で隅田川を渡って行く。浮世を離れて別世界へ芸術を楽しみに行く、という感覚を味わえる。
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◎リハが終わって。
オーケストラは舞台下のピットには入らず、演奏会形式で歌手は立って歌うだけという企画だったが、オケの後ろに高い雛壇を設置し、歌手は衣裳をつけて演技もするということになった。オケのメンバーの服装は自由、女性はドレスを着た。
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続く5日は、二期会の「オペラワークショップ研究会」による試演会で「ドン・ジョバンニ」を演奏した。こちらは、ピアノ+弦楽四重奏という形態での伴奏。
フィガロの本番間近にドン・ジョバンニの練習が何回か入り、フィガロの本番翌日から3日連続1日に8時間ドン・ジョバンニを弾くという、7月末からの10日間ほどは、過酷といっていいくらいのスケジュールだった。

若手の歌手たちの勉強会なので、ABCとチームが3組ある。伴奏の私たちは1組なので、その3組を相手に2時間半のオペラを毎日3回ずつ通すのだ。
左の腕を半回転ひねって楽器を持って前方に支えるというビオラを弾く姿勢が、こんなに不自然なものかと感じた。腕がだるくなり、レチタティーボ(セリフのような部分でオケはお休み)のところで腕を反対方向にひねってこわばりを治したり、痛くてひじが上がらなくなったので楽器をお腹のあたりまで下げて弾いたり・・・
しかし、3日で9回の通し演奏をして、通し1回だったフィガロよりある意味自分のものになったかも知れない。
組ごとにちがうメンバーの若手歌手たちの一生懸命でひたむきな気持ちに付き合えたのも楽しかった。

◎二期会会館
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by pataponm | 2009-08-08 16:30 | 音楽  

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