軽井沢の秋  1日目

いつも日帰りで行く軽井沢だが、紅葉を満喫しようと、今回は貸別荘を借りた。一棟25000円、家族4人で泊まれば高くはないが、娘も息子も用事があって行けず、夫と二人だけのちょっと贅沢な一泊旅行になってしまった。

◎最初の目的地レイクニュータウンの、近くにある押立茶房。テレビで何度も紹介されている有名な店だそうで、店の壁にはタレントや俳優のサイン、オーナーとのツーショットなどが張り出されている。日焼けして真白になっている写真もあり、昭和50年ごろのサインもあるので、この場所で30年以上続いている店のようだ。
b0134988_10534681.jpg


◎これが、「日本で一番おいしいソースカツ重」。煮詰めた感じの甘いたれがとても美味しかった。夫は「肉が硬い」と言っていたが、私はその硬い肉とシャリッとした衣にジュワッとたれがしみ込んでいるのがたまらなくおいしかった。
でも、ネットで見ると「肉はジューシーでした」という口こみ情報があり、柔らかそうなカツの写真が載っていた。シーズンオフでお客さんは私たちしかいなかったし、そんな季節には肉は硬くなるのかな・・・?
b0134988_1054054.jpg


◎別荘地レイクニュータウンの付属施設、レイクガーデン入口。白い蝶が群れているような花がきれいだった。入場料はシーズンには800円、今の時期は500円。
b0134988_10543140.jpg


◎人口の湖の周りに美しいイングリッシュガーデンが造られている。
久しぶりに見たガマの穂。大国主命が、皮を剥がれた因幡の白ウサギにガマの穂の上に寝るといいと教えて助けたという神話がある。すると白ウサギは茶色ウサギになったのか・・・と思っていたが、よく調べるとガマの花の花粉の上に寝るというのが正しく、ガマの花粉はもともと傷薬として使われていたのだそうだ。
でも、このガマの穂は、ビーバーとかおこじょのような動物の毛皮を連想させる。
b0134988_10544942.jpg


◎秋に咲くバラが何種類も庭園を彩っていた。
b0134988_1055116.jpg
b0134988_10552483.jpg


◎計画的に植えられた植物と、英国風を意識して建てられた建物がバランスよく作りだす風景は、人の手になるものとはいえ美しい。
b0134988_10553686.jpg


◎庭園内にあるホテル・ルゼ。全室スイートルームで一日5室しか貸さない。一室30000円~35000円でどの部屋からも庭園が一望できるらしい。
b0134988_10555020.jpg


◎イギリス庭園、レーキ、じょうろ・・・、あっ、ピーターラビットが走って来た?!
b0134988_10561335.jpg


◎庭園を後にし、軽井沢農協に寄る。新鮮な野菜を期待したが時間が遅かったからかあまり残っていなかったので、レタスとキャベツだけ買う。先週夫がここで買って来たレタスは、葉が厚く歯ごたえがあり甘かった。子供のころ食べた、畑で採れたレタスの味だった。
b0134988_10563099.jpg


◎店の前に巨大かぼちゃが。ハロウィーンが間近だからか。最近は日本でもハロウィーンのディスプレイを見かけるようになった。一番大きいのが800円だった。
b0134988_10564054.jpg


◎軽井沢図書館に本を返しに行く夫。月に何度も軽井沢に通い、図書館のカードも作った。今はやりの「○○検定」で軽井沢というのがあれば、余裕で合格すると思う。
b0134988_10565357.jpg


◎作家森村桂の店「アリスの丘」に寄る。店内は、森村桂さんの本が山積み、思い出の写真がたくさん飾られていて、遺影と線香立ての置かれたメモリアルコーナーもあった。身内か、よほどのファンでないとなんとなく入りにくい雰囲気だった。
b0134988_10571281.jpg


◎スーパーTSURUYAで明日の朝食べる物などを買い込み、予約していた別荘に行く。管理事務所に行って鍵と地図を受け取り、山道を数十分、道路の脇に押し込められたように建っているロッジ風建物だった。トレーラーハウスじゃないか、と夫が言った。
b0134988_10575335.jpg


◎中はきれいなホテルのよう。リビングにソファと、食事ができる丸テーブルがある。カラオケがあるのにテレビがなかった。
b0134988_1058543.jpg


◎キッチン。電子レンジ、オーブントースター、湯沸かしポット、一通りそろっている。部屋はこの他、ツインの寝室があり、階段を上るとロフトがあって寝具が二組。寝具を追加すれば何人でも泊まれるようだ。
b0134988_10582035.jpg


◎ベランダは広く、山の斜面の紅葉が楽しめる。小雨が降っているので出ることはできなかった。
b0134988_10583313.jpg


◎紅茶を入れて、「アリスの丘」で買ったケーキを食べる。15年くらい前に母が行って「家庭の主婦なら誰でも作れるケーキなのに高い」と酷評していたので、今まで敬遠していた。でも、「幻の粉」を使っているとか、バナナケーキは絶品、とかいうネット情報もあることを知り、「決着をつけよう」ということで買ったのだ。
食感は、見た目よりずっとふんわりした感じでそこはかとない香りがあり、甘さも上品、まあ美味しいといえばおいしい。でも、これで一切れ500円とはなぁ~・・・(写真は二種類のケーキを半分に切った)。母ではないが、これなら私にも焼けそう・・・と思うのはおこがましいのだろうか。
ネットの口こみ情報を見ると、「二度と行かない」という酷評と「分かる人には分かる味」という絶賛と両極端。支持派はだいたい森村ファンで「著作を読んでから行けばよさが分かる」というコメントも。
b0134988_10584887.jpg


◎夜また町に下りて、中軽井沢の「創作和食ダイニング・村民食堂」で夕食を食べる。隣には温泉浴場がある。
b0134988_1059222.jpg


◎客の一言ノートかと思ったらメニューだった。
b0134988_10591644.jpg


◎ハンバーグ定食を食べた。
b0134988_10593364.jpg


別荘への帰路、道路工事中だった道にあった柵の扉が閉められていて通行止めになっていた。もう道は分かっていると思って地図は持って来なかったので、うろ覚えの迂回路を行く。
真っ暗な山道を、合っているかどうかの確信もなく、ヘッドライトの明かりだけを頼りにどこまでも登って行く・・・。たとえ車の運転ができたとしても、私一人だけではできなかったろう。
もし行きつけなかったら、車中泊? という不安が頭をもたげ始めたころ、ようやく宿に着いた。
アルミの箱みたいな頼りなげな「別荘」だが、中に入れば暖かく、ほっとする。
[PR]

by pataponm | 2009-10-20 10:52 | 軽井沢  

<< 軽井沢の秋  2日目 歌舞伎 再び >>