歌劇「ドン・ジョバンニ」公演

b0134988_10444571.jpg私の所属するヴィッラ・ディ・ムジカ室内管弦楽団主催による歌劇「ドン・ジョバンニ」の公演(会場:第一生命ホール)が終わった。
指揮・音楽監督の矢澤定明氏と共に作り上げる「オペラプロジェクト」の第二弾として、昨年の「フィガロの結婚」に続いての公演だ。今年は演出にニューヨーク生まれ、メトロポリタン歌劇場で活躍する飯塚励生氏が加わった。
歌い手は、星野淳(ドン・ジョバンニ)、黒澤明子(ドンナ・アンナ)、渡辺玲美(エルヴィラ)、細岡雅哉(レポレッロ)、木幡雅志(オッターヴィオ)などの方々。
オーケストラが主催するオペラ公演なので、オーケストラはピットに入らず、ステージ上に弧を描くように配置された。その中心で歌手たちが演技をしながら歌う。オーケストラの団員の女性はカラードレスを着て演奏、ドン・ジョバンニの家来に誘惑されたり、人相書きを見せられて首を振ったり、ときどきストーリーの中に巻き込まれて演技する。

女性から女性へ渡り歩く色男ドン・ジョバンニは、多くの女性をたぶらかしては捨て、傷つけてきたが、最後には自分が殺した騎士長の亡霊にとりつかれて地獄へ落ちる。
主人公が悪役で人々に憎まれながら最後は滅びる・・・、オペラの内容は暗く重厚だ。しかも、ドン・ジョバンニに言い寄られた女性たちは、ジョバンニを憎みながらも深層では心を惹かれている。複雑な心理描写もあるのだ。

次々と美しいアリアが現れ、フィナーレではソリストたちの重唱で盛り上がる。素晴らしいステージだった。
「3500円で聞けるオペラ」という触れ込みで、客席はほぼ満席状態だった。

◎通しリハは前日行われ、当日は照明や舞台の立ち位置確認を中心に要点のみを練習した。
リハ終わり、カーテンコールの練習をする歌手の方々。
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◎1時開演だったので打ち上げが終わって外に出てもまだ明るかった。東京の空も夕焼けに染まっている。
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by pataponm | 2010-08-29 10:43 | 音楽  

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