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軽井沢2.18 <ニューイングランドのような>

雪の軽井沢、あと何回来られるか、との思いから明日本番を控えているのにまた来てしまった。

◎高速車中から。スケールの大きなちぎれ雲がぷかぷか。日本海側でさんざん雪を降らせたあとの「あまり」だそうだ。もう少しこっちで雲を引き受けてあげるから、あっち側にあんなに降らせないでよ、という殊勝な気持ちも湧いたが、青空が見えるのはやっぱりうれしい。
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◎軽井沢に入れば雪景色。でも今回は小屋まで行けた。車はやはり無理なので途中で降りて、ざくざくと雪道を登る。気温は氷点下6度。
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◎岩清水大氷柱は、氷の上に雪が被さって日本画のような風情。
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◎小屋の窓からも見える日暮山(にっくらやま)。年末に夫が一人で来たときに登った山だ。
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◎また面白い足跡が。「鳥が尾羽をひきずって歩いたんだろう」とは夫の推理。
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◎小屋に着き、水は出ないがガスは付くので持って来た水を沸かし、カップ麺を食べる。窓辺に大きな氷柱ができていた。どうしてこんな形に? ここからも日暮山が見えます。
小鳥の家の餌がなくなっていたので追加したが、今回は滞在中に来てくれなかった。
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小屋でゆっくりしたあと、ニューヨークで食べた「巨大シュークリームの皮だけ」みたいなポップオーバーが食べられる追分のカフェ「キャボット・コーブ」に行ったが営業時間2時までということで閉まっていた。ついでに御影用水のあたりに車を止めて散歩をする。

◎林に囲まれた小経。そぞろ歩きを誘われる。父の描く風景画の中にもよく道が描かれていたっけ。
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◎根元からぽっきり折れた木が横たわっていた。風か雪か、何者の仕業だろう。
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◎この辺りは、義兄の住んでいるマサチューセッツの風景によく似ている。
林の中の別荘を見ると、義兄の家を訪ねたときを思い出す。
キャボット・コーブのオーナーも、ニューイングランドの風景を思い出させるという理由でここにカフェを開いたそうだ。
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◎別荘地を出て国道18号に戻り「分去れ」と呼ばれる史跡から少し入ったところに、なぜかシャーロックホームズの像がある。
どうしてこんなところにホームズさんが? 像の脇の説明板によると、「シャーロックホームズを愛する有志一同」が、ホームズ登場100周年を記念して銅像を建てようということになり、翻訳家の延原謙が追分で全訳したことにちなんでこの地を選んだ」ということだった。
身長183㎝、なかなかのイケメンに作られている。
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◎また少し歩いてカフェ「御影茶屋」で一休み。夕刻からジャズのライブがあるので準備のためコーヒーしか出せないということだった。そういえば店内に流れている音楽もジャズだった。オーナーがお好きなのでしょうか。
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◎ガーデニング、建築、インテリア関係の本が多く、夫は気に入っている。私は外国の料理の本などを持って来て、作れるはずのない料理を楽しくながめました。
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by pataponm | 2012-02-18 12:46 | 軽井沢  

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