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実野里フェイバリットガーデンと伊奈バラ園

菖蒲町にある 実野里フェイバリットガーデン ヘ行った。
それほど広くはないが、バラを中心にさまざまな花を咲かせ、池やベンチ、パーゴラなどをあしらってイングリッシュ・ガーデンを作っている園芸店だ。英国直輸入のバラの苗や花の種子を販売している。トールペイントの可愛いスコップやブリキのじょうろなどの小物を売っているショップも楽しい。喫茶コーナーもある。ガーデンに隣接した広大な土地でイングリッシュローズの栽培をしている。ホームセンターなどに卸しているのだろうか。
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次に 伊奈町制施行記念公園 のバラ園へ。バラの時期だけ200円の入場料が必要だが、今が花の盛り、園内には色あざやかな大小のバラが咲き誇っていた。むせかえるようなバラの香り・・・と思ったが、ユリほどの強い芳香はなく、鼻を近づけるとなんとも言えない甘い香りが漂っているのが分かる。紅茶のような匂い、メープルシロップのような匂い、甘さよりもすっきりとした爽やかさを感じる匂い・・・、バラの種類によって香りが違うことに気付き、興味深かった。
バラには実に多くの品種があるらしい。実野里イングリッシュガーデンのカタログを見ると扱っているバラの品種は何十種類もある。「ゴールデンセレブレーション」「ア・シュロプシャー・ラッド」など、その名も長く、なんとなくセレブな雰囲気。白い小ぶりのバラに「アイスバーグ・クライマー」というのは、きりっとしてなかなかいい。「ウィリアム・モリス」「ウィリアム・シェイクスピア」など、英国ゆかりの人の名を冠したものもある。夭折したチェリスト、ジャクリーフ・デュ・プレの名を付けたものもあった。そういえば、埼京線の与野本町駅の駅前道路に200メートル以上はあろうかと思われるバラの花壇があるが、そこに「ニコロ・パガニーニ」という品種があった。どうしてこんなにたくさんの品種があるのだろうか。品種改良した人が他との差別化をするために次々と命名していくのかも知れない。伊奈バラ園には「プリンセス・ミチコ」というのがあった。これは日本人の品種改良家に作られたものだろうか。
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◎伊奈町制施行記念公園バラ園
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◎左・美しいバラにはトゲがあるっ・・・て、何もそこまでつけなくても・・・。
  右・バラを見る私・・・の影。

by pataponm | 2008-05-22 15:17 | 近場のおでかけ・旅行  

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