軽井沢八月祭
2008年 08月 18日
軽井沢大賀ホールで開催されている「軽井沢八月祭」に行った。
1週間の会期中に2日間行われたリサイタル・シリーズでは、1ステージ60分間が1700円という手軽さで10のコンサートを聴くことができる。
ハープ・デュオ、ギター・ソロ、二胡、ピアノトリオ、ハモニカとマリンバ、無伴奏バイオリンソロなど、一流の演奏家によるコンサートが朝から夜まで催されていた。 ◎大賀ホール。池の向こうに素敵なデザインのホールが見える。
◎水辺にはカモがいた。
◎開演前、屋外のカフェでコーヒーを飲みながらプログラムを見る。音楽記号をデザインした紙コップがかわいかったので、家に持ち帰ってしまった。
◎大賀ホールのステージ。生の演奏は、音響を考えて後ろの方で聴くより、奏者の息使いが感じられる所で聴く方が楽しいと思い、最前列に座った。
私たちが聴いたのは、佐藤俊介(バイオリン)、横坂源(チェロ)、菊地洋子(ピアノ)によるピアノトリオ。曲は、ハイドン:ピアノ三重奏曲第39番ト長調Hob.XV-25「ハンガリー風ロンド」、ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調op.8、メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op.49 の3曲だった。
ハイドンは古楽器を模したような奏法で、ショスタコーヴィチは現代風に、メンデルスゾーンはロマンチックに、と表現の幅も広く、三人の緩急の呼吸も信じ難いほどぴたりと合っていて、本当に素晴らしい演奏だった。
昼食は、仏料理レストラン「りんでんばーむ」へ。
◎木立の中、落ち着いた雰囲気のレストラン。
◎りんでんばーむ店内。古いヨーロッパ風家具があしらってある。
◎メイン料理にサラダ、パンのセットを注文する。 ◎パンは自家製。胡桃、胡麻、バジルなどが練りこんであるソフトフランスパンが日替わりで2種類出る。 ◎メインの肉料理。牛肉と茄子のグリルにデミグラスソースをかけたもの。肉はとろける柔らかさ、まろやかなソースの味も絶品だった。
食事のあとは、「軽井沢絵本の森美術館」と「エルツおもちゃ博物館・軽井沢」へ。二つの施設は隣接している。絵本の森美術館では「アンデルセン童話の絵本展」、おもちゃ博物館では「ドールハウス作家展」をやっていた。
アンデルセンの童話には、世界中の画家たちが挿絵を描いている。原画はどれも素晴らしかったが、アンデルセンの童話って、暗くて悲しくて残酷なものが多かったなあ、と改めて思った。
◎ドールハウスには、すっかり心を奪われてしまった。日本人作家の技術水準は、世界一ではないかと思う。特に鎌田隆志さんという作家の作品の前にはいつも人だかりがして皆が驚嘆の声を上げていた。日本人ならではの、屋台シリーズというのも素晴らしかったが、たった今まで家族団らんがあったかのような、コタツの部屋での鍋物とか、見入ってしまっていつまでもその場を動けないくらいだった。
作ってみたい。でも、これ以上趣味を広げたら破綻する。でも作りたい。と、うずうずする気持ちをこらえながら、会場を後にした。
自宅に戻り、留守番していた息子も加わって、近所で評判のカレー店へ。 ◎ラムじいさんのインドカレー。まるで一軒家のように見えるが、ビルの1階に、雰囲気ある店の玄関部分がはめ込まれているのだ。今まで入った本格的インドカレーの店の中で一番おいしくて感動した。
◎びっくりするほど巨大なナン。運ばれて来たときに思わず声をあげてしまった。厚みのあるところはもちもち、薄いところはパリパリ、とても美味しい。
1週間の会期中に2日間行われたリサイタル・シリーズでは、1ステージ60分間が1700円という手軽さで10のコンサートを聴くことができる。
ハープ・デュオ、ギター・ソロ、二胡、ピアノトリオ、ハモニカとマリンバ、無伴奏バイオリンソロなど、一流の演奏家によるコンサートが朝から夜まで催されていた。
私たちが聴いたのは、佐藤俊介(バイオリン)、横坂源(チェロ)、菊地洋子(ピアノ)によるピアノトリオ。曲は、ハイドン:ピアノ三重奏曲第39番ト長調Hob.XV-25「ハンガリー風ロンド」、ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調op.8、メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op.49 の3曲だった。
ハイドンは古楽器を模したような奏法で、ショスタコーヴィチは現代風に、メンデルスゾーンはロマンチックに、と表現の幅も広く、三人の緩急の呼吸も信じ難いほどぴたりと合っていて、本当に素晴らしい演奏だった。
昼食は、仏料理レストラン「りんでんばーむ」へ。
食事のあとは、「軽井沢絵本の森美術館」と「エルツおもちゃ博物館・軽井沢」へ。二つの施設は隣接している。絵本の森美術館では「アンデルセン童話の絵本展」、おもちゃ博物館では「ドールハウス作家展」をやっていた。
アンデルセンの童話には、世界中の画家たちが挿絵を描いている。原画はどれも素晴らしかったが、アンデルセンの童話って、暗くて悲しくて残酷なものが多かったなあ、と改めて思った。
作ってみたい。でも、これ以上趣味を広げたら破綻する。でも作りたい。と、うずうずする気持ちをこらえながら、会場を後にした。
自宅に戻り、留守番していた息子も加わって、近所で評判のカレー店へ。
by pataponm | 2008-08-18 14:59 | 音楽