2009年 09月 14日 ( 1 )

 

JAN2 室内楽コンサート

「JAN2カルテットがプロデュースする 室内楽コンサート」が終わった。

曲は、ハイドン 弦楽四重奏曲 変ホ長調 op.64-6
    ウェーバー クラリネット五重奏曲 変ロ長調 op.34
    モーツァルト 弦楽五重奏曲 ト短調 K.V.516

私はウェーバーのビオラ、モーツァルトの第一ビオラを弾いた。9ケ月も前から練習を開始した割には(だから、か)、いつまでもまとまらず、夏ごろになって少し焦りを感じた。でも、最終的にはかなりいいアンサンブルになったと思う。

◎会場の「クレア鴻巣 小ホール」は、客席が高く、スロープの一番下がステージになっているようなホールだ。
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◎客席からステージを見る。リハのあと、夫が泥縄練習をしていた。
お客様は10人程度で少し寂しかったが、人数に関わりなく、このような形で見られて(聞かれて)いるという状況が緊張を呼ぶ。
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◎楽屋のモニターに映った1曲目のハイドン演奏中の様子。順番を待つ間も緊張してくる。
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げんさんが書いたプログラムの解説によると、小林秀雄の「モオツァルトのかなさしさは疾走する。涙は追ひつけない。」という有名な言葉は、この弦楽五重奏曲 ト短調 を評して言ったことらしい。
短調の曲は悲しい。でも、モーツァルトのこのト短調は、憂鬱で深刻な暗い悲しさではない。たとえて言えば、夏の終わりごろ、急に秋の気配を感じる夕暮れ、空を眺めながら何という理由もなく胸を締め付ける切なさ、あの「哀しさ」だろうか。
私たちの演奏は、「疾走するかなしさ」を表現できたろうか。疾走ではなくて、どたどた走って「地団太踏んだ悲しさ」になってしまったのではないかしら・・・。

アンコールは、げんさんのアレンジによるモーツァルト「アヴェ ヴェルム コルプス ~クラリネット6重奏のための~」。アンコールの編曲はげんさんアレンジが恒例になった。前回のコンサートのアンコールは、ブラームスのピアノ曲「間奏曲」をメンバーの顔ぶれに合わせてアレンジしたもので、とても美しいアンサンブルに仕上がり、好評だった。「楽譜売れるね」と言う人もいたが、弦楽五重奏+クラリネットという、あり得ない編成がなんといってもネックになるだろう・・・。

打ち上げは J 家で仕出しや E さんが手早く作った料理などを肴に差し入れのビールで乾杯。一番の肴は、演奏中のビデオ映像だ。全プログラムを2度も流してあーでもない、こーでもないと大騒ぎ。

げんさんのブログ「登山道の管理人」に関連記事音源アップ(汗)などがあります。
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by pataponm | 2009-09-14 11:05 | 音楽