2013年 02月 23日 ( 1 )

 

実家のマロン <血まみれマロン>

家族四人全員で実家に行く。娘は掃除道具一式持参してせっせと拭き掃除、夫は庭の木の枝払い、私は料理担当で息子はマロンの散歩係、という役割分担。

マロンの毛玉駆除については娘はいつも「今度こそ」という戦闘モード、足やお腹の毛玉はなんとかパリカンで刈れるようになったので、途中のモールで犬の口輪を買い「今日こそは」耳の毛玉を切り落とそうと意気込んでいた。

◎見収めの「耳六本妖怪」。太い「耳状」のものが両脇に三本ずつぶら下がっている。
マロンはいつもここで「出せ出せ」「入れろ入れろ」とサッシを引っ掻いて大騒ぎするのでガラスはどろどろです。
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私と娘と息子三人がかりでマロンと格闘してなんとか口輪をはめ、息子がマロンに馬乗りになり、私が足を押さえて娘が刈る。
マロンの力と暴れる激しさは半端ないが、なんとか少しずつ耳の毛が取れて行った。しかし三本のうちどれが耳なのかは未だ判別できず。「これは毛玉」と判断してパリカンを垂直に入れたとき、マロンが「キャン」と叫び、毛皮にだ~っと血が滲んだ。
「きゃ~、マロンの耳、切っちゃった。バリカンは絶対安全と思ってたのにぃ~」と娘が激しくうろたえて急遽毛刈りは中止。
でも、ほとんど痛がらないので息子が「ごほうび」の散歩に連れ出したと思ったらすぐに戻って来た。見ると、耳から口から血を流してそれを拭こうとしたのか両前足も血だらけという凄惨な姿。
少し前から気になっていた唇のただれのようなものが、口輪をはめてもがいたために切れたらしい。
ついに諦めて、ネットで調べた獣医へ車で連れて行った。

◎3時間後、口の治療をし耳の毛も刈ってもらって、とても可愛くなって帰って来た。
・・・って、Autoさん、ケージのチェーンにピント合わせないで~。
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◎Autoでは、室内の動きの激しいものはつかまえられないらしい。マロンは特別動きの激しい犬です。
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◎何枚も撮ってやっとどうにか撮れたのがこれ。
それにしても、同じ場所でシャッター押してるだけなのに、撮るたびにマロンの毛色がちがうのはなぜ~?
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獣医さん(女医さん)は、私たちが悪戦苦闘してもできなかった毛刈りを、どんな手を使ってやっているのだろう。娘が切った耳の傷はそれほど大きくはなかったようで一安心。
マロンの耳ってこんなに小さかったんだ~、と改めて思う。子犬時代に戻ったみたい。
ずっしり重たいものが取れて、小人たちにこぶを取ってもらったこぶとりじいさんの心境じゃないですか~?マロン。
「抑えつけられて嫌な毛刈り = 軽くて気持ちのいい耳 +ごほうびのウィンナーと散歩」という図式がマロンの中でつながってくれないものかと思うのだが・・・。

◎実家の食器棚。母の趣味で集められた素敵な小物たち。
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◎おじいちゃんと孫の美術談義。おじいちゃんが熱心に話しているのにスマホいじりながら聞いて、けしからんな~と思っていたら、息子はおじいちゃんの話すことを動画で録画していた。
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「おじいちゃんは、ポロックをどう思う。」「抽象はどの辺まで受け入れられるの」等、インタビュー的な質問をしていたのはおじいちゃんの考えを記録するためだったのね。
抽象絵画には全く心を動かされないが、ピカソはちがう。ピカソは崩して描いているように見えるが人物などは対象そっくりに描いている。あれは抽象ではない等々、傍で聞いていても興味深い対話が交わされていた。
「もう具象はやらない」と宣言している息子だが、具象ひとすじの祖父への敬意は失わず、謙虚に話を聞こうとしている姿勢は立派。

でも、帰りの車の中で息子がひとこと。「おじいちゃんは、美術界のラストサムライだね」
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by pataponm | 2013-02-23 16:37 | ペット